北海道標茶町:町立病院の経営状況(最新・2024年度)
北海道標茶町が所管する病院事業「町立病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
町内唯一の病院として①へき地、過疎地域における一般診療の提供②救急・小児・婦人科等の不採算医療の提供③町内企業(職場)の産業医④町内の学校の学校医⑤介護保険主治医意見書及び介護認定審査会への委員派遣⑥予防医療のための各種検診、人間ドック、予防接種等の実施⑦リハビリ事業等の役割を果たしている。
経営の健全性・効率性について
①経常収支の黒字については、収支比率が105.9%と類似病院平均値を大きく上回ってはいるが、一般会計からの繰入金によるものであり、病院自体の経営としては②医業収支比率③修正医業収支比率ともに前年度よりも悪化している。患者1人当たりの収益の改善に努め、経営の改善を図っていく。⑦職員給与費対医業収益比率は94.4%と類似病院平均値と比較し13.5ポイントも高く、また、④病床利用率は38.2%と著しく低いことから厳しい財政運営となっている。地域医療構想に基づく病床削減も検討しながら、病床利用率の改善に努めていく。材料費については、後発医薬品等を積極的に利用するなど医薬品等の効率的な調達や管理を行うことで、⑧材料費対医業収益比率が14.1%と前年度より0.9ポイント上昇したが、平均値より0.7ポイント低く適正な管理を行うことができている。
老朽化の状況について
当院の建物は平成8年築のため、全体的に老朽化しており、抜本的な解決策としては大規模な修繕、更新を計画的に進める必要があるが、当院を取り巻く財政状況は、町の財政状況を含め依然として厳しく、改築や建て替えは困難であることから、修繕を図りながら、施設の長寿命化を図っていく必要がある。器械備品については耐用年数を超えた器械備品の更新をここ数年行っており、器械備品の更新が進んでいる状況である。ただし、③1床当たり有形固定資産が類似平均を大きく上回っていることから、更新の取捨選択を含め、機器の必要性を病院全体で検討し、これまで以上に経営面等を考慮しながら、有形固定資産の更新をしていく必要がある。
全体総括
令和6年度は新たに常勤医1名が着任し、内科医師3名体制となりました。また、前年度中に起きた看護師不足による救急外来の一時休止からの再開後も、採用代行事業者などを活用しながら看護師の確保に努め、救急外来の診療体制に支障をきたすことなく運営することができました。しかしながら、人口減少に伴う患者数の減少や、一般会計からの繰入れが困難になってくる背景に加え、物価の高騰、委託費を含めた人件費の上昇、老朽化した病院をどのように維持していくのかなど、課題は山積しております。引き続き業務の効率化、人員の適正配置、固定資産の計画的な更新などを進め、令和6年3月に策定した標茶町立病院経営強化プランに基づき、安定した経営基盤を確保するとともに、救急医療や小児医療などの不採算医療を継続しながら、地域に必要な診療体制を維持するためには、健全な病院経営が不可欠であることから、より一層の経営改善に取り組んでまいります。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
町立病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の標茶町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。