秋田県仙北市:田沢湖病院の経営状況(最新・2024年度)
秋田県仙北市が所管する病院事業「田沢湖病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
二次医療圏唯一の障がい者施設等一般病棟を有し、重度の肢体不自由者、医療行為の多い重度意識障害患者及び神経難病患者を受け入れ、慢性期医療を担い、地域の医療を支えており、障がい者施設等一般病棟の基準を満たした残りの病床は、一般病床として、診療所的な役割も担っている。また、既に始まっている超高齢化社会に見合った地域完結型多職種連携について、関係機関と連携し過疎地における在宅医療の充実に重要な役割を担っている。
経営の健全性・効率性について
令和6年度の経常収支比率は80.1%で、4年連続の赤字となった。その結果、累積欠損金比率は前年度より50.1%上昇し313.2%となった。これは、類似病院平均値(以下、平均値という。)の168.7%と比べ、大幅に高い比率であり、非常に厳しい経営状況が続いている。入院患者1人1日当たり収益は新たな診療報酬加算等の取得により前年度より169円上昇したものの、新規入院患者の確保が難航し、病床利用率が58.7%と低迷したことにより、入院収益は前年度比で31,559千円(9.3%)の減となった。外来患者1人1日当たり収益は7,170円で、前年度より172円(2.5%)の増となったものの、発熱外来患者数の減少等により、前年度比で1,706千円(0.9%)の減となった。これらの要因により、医業収益が前年度より30,686千円の減となったこと、物価の高騰や給与改定による職員給与費の増により医業費用が前年度より66,174千円の増となったことにより、医業収支比率、修正医業収支比率はそれぞれ58.6%、55.9%と平均値を下回り、職員給与費対医業収支比率は、100.7%と平均値を大きく上回った。
老朽化の状況について
病院建物は平成15年に建設されたものであり、有形固定資産償却率は類似病院平均値(以下、平均値という。)をわずかに下回っている。器械備品減価償却率は平成26年度からみなし償却制度を廃止したことより、償却累計額が上昇し、平均値を上回っているが、令和6年度に診断用X線撮影装置や特殊入浴装置の更新を行ったことにより87.6%となり、前年度から0.2%減となった。一方で1床当たり有形固定資産は、前年度より約10万円増加し、平均値を上回る状況が続いているが、病床数が60床と少ないことも要因となっている。
全体総括
現在の病床機能は、一定のニーズはあるものの診療単価は低く、単年度収支の黒字化には常に高い病床利用率と一般会計からの継続的な繰り入れが必要となっている。退院患者数が新規入院患者を上回る状況が続いており、年々入院患者数が減少している。令和6年度は入院・外来収益の減のほか一般会計からの繰入金の減、物価の高騰や給与改定による職員給与費の増により、純利益は△189,133千円となり、前年度より187,527千円悪化した。この結果、仙北市病院事業会計の資金不足比率が、地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第23条第1項に規定する経営健全化基準の20%を大きく上回る35.1%となり、同法第24条の規定に基づき経営健全化団体となったため、経営の健全化が図られるよう仙北市病院事業経営健全化計画を策定する。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
田沢湖病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の仙北市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。