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地方財政ダッシュボード

秋田県仙北市の財政状況(最新・2024年度)

秋田県仙北市の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2024年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2024年度)

財政力指数の分析欄

前年度から引き続き横ばいとなった。令和6年度は普通交付税が増加(前年度比86百万円)し、歳入総額に対し普通交付税の占める割合は約31.0%となっており、依然として地方交付税に依存した財政構造となっている。人口減少に伴い、今後も地方交付税の減額が想定されるため、歳出額についても段階的な縮減をすべきところ、現時点で充分な取り組みが行えていないことから、引き続き財政規模に見合った予算構造の実現に向け見直しを行っていく。

経常収支比率の分析欄

歳出については、病院事業会計補助金(前年度比-47百万円)や市内認定こども園を運営する社会福祉法人はなさき仙北への補助金(前年度比-238百万円)などにより比率の分子は前年度比400百万円の減となる11,499百万円となった。一方で、歳入面については、普通交付税の増(前年度比23百万円)や、臨時財政対策債の減(前年度比-26百万円)などにより、比率の分母は前年度比113百万円の増となる11,796百万円となり、経常収支比率は前年度比4.3ポイントの減少となった。人口減少に伴い税収や地方交付税の大幅な増加は期待できないことから、病院事業の経営改善による補助額の抑制や特定財源の活用により比率改善に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均値と比較し、人口1人当たりの金額が上回っている要因として、人件費と物件費の増加が主となっている。人件費については、本市は人口規模に対して面積が広大であり、支所・出張所を多数設置していることに加え、合併前の旧3町村ごとに市庁舎を配置する分庁舎方式を取っていることから類似団体と比較し、職員の人員配置が多くなっていることが挙げられる。物件費のうち委託料については近年、ふるさと納税による寄附金が好調で、寄附額増加に伴い寄附受入に要する運営委託料が前年度比228百万円の増となっている。結果として、人口1人あたりの人件費・物件費等の決算額は前年度比36,372円増加の309,738円となった。今後、削減可能な部分として、公共施設等総合管理計画など各種計画の見直しによる維持補修費の抑制や、住民サービスの低下を招かないよう留意しつつ人員配置や支所、庁舎配置の見直しなどのコスト削減を図る。

ラスパイレス指数の分析欄

前年度より0.7ポイント増の97.5となっており類似団体平均を上回っている。年齢階層の変動等により令和元年度以降増加基調となっているものの地域実情等を踏まえ推移しているところであり、引き続き人事委員会勧告に沿い適正な給与水準を維持していく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数は前年度7名減の338名(特別職等を除く)だったものの、令和7年1月1日現在の人口が前年比-584人と人口減少の加速により、人口1,000人当たり職員数は前年度比0.29人の増の15.01人となった。本市は人口規模に対して面積が広大であり、支所・出張所を多数設置していることに加え、合併前の旧3町村ごとに市庁舎を配置する分庁舎方式を取っていることから一定程度、類似団体平均値を上回るのはやむを得ないものと考える。今後は、市の人口減少も勘案し、定員適正化計画も踏まえた中長期的な採用者数管理や支所、庁舎配置の見直しなどを行うことで、適切な定員管理を実現する。

実質公債費比率の分析欄

分子について、臨時財政対策債の一部償還終了等に伴い、一般会計元利償還金が前年度比94百万円減少したが公債費の減に伴い、普通交付税の算定に用いる基準財政需要額も減少したことから、分子全体で6百万円の増となった。分母については、標準財政規模のうち普通交付税(臨時財政対策債発行可能額を含む)は給与改定費の再算定等に伴い、全体で205百万円の増となり、分子の減少要因が強いことから、単年度比率としては、前年度比約0.1ポイント減少し約9.0%となった。しかし、3か年平均で見る本指標においては、単年度比率が近年で最も低い令和3年度(約8.1%)が算定から外れたことにより結果的に前年度比0.3ポイント増の8.9%となった。今後は、大規模建設事業による地方債の元利償還金が増加する一方で人口減少等により標準財政規模は減少が見込まれ比率上昇が懸念される。引き続き地方債の新規発行抑制等により、比率改善に努める。

将来負担比率の分析欄

分子については、地方債償還額が発行額を上回り、地方債残高が前年度比765百万円減少するなど、全体で約2,013百万円減となった。分母となる標準財政規模のうち普通交付税(臨時財政対策債発行可能額を含む)は給与改定費の再算定などにより86百万円増加し、全体で205百万円の増となった。分子の減による減少要因が大きく、結果として前年度比23ポイント減少し、75.8%となった。今後も角館上野庁舎整備や学校施設の更新が見込まれており比率は増加すると予想されるため、事業計画や対象経費の精査により地方債の新規発行を抑制し、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)

人件費の分析欄

経常的人件費は給与改定及び会計年度任用職員への勤勉手当支給開始等に伴い+150百万円となった。分母についても普通交付税再算定における給与改定費等により増加しているものの、分子の増加が上回ったため、結果として比率は1ポイントの増加となった。近年は類似団体と比較して職員数の水準が高いために、経常収支比率の人件費分が高くなっている。今後は事務事業評価等を通じた真に必要な事業選定及び行政効率化を行い、人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

塵芥処理費及び小中学校教育コンピューター推進事業等に対する基金繰入金が増加したことにより、一般財源の負担が軽減され、比率も0.4ポイント減少した。昨年度同様、ふるさと仙北応援寄附金の財源活用等を行った結果、類似団体平均値を大きく下回る形となったが、将来の安定的な収入とは言い難く、ふるさと納税の制度改変についても注視が必要となる。引き続き、経常経費の抑制を図る。

扶助費の分析欄

障害者自立支援給付費負担金及び児童手当交付金等、国庫支出金が増加したことで一般財源への負担が軽減し、比率も0.6ポイント減少した。扶助費は今後の人口減少に伴い、緩やかな減少が見込まれているが、単独事業については住民のニーズや他施策との関連性を勘案の上、適宜見直しを行う。

その他の分析欄

繰出金について、介護施設の外壁工事終了及び介護施設建築事業に係る地方債の償還終了に伴う介護保険特別会計繰出金の減少により、0.9ポイントの減少となった。また、維持補修費について、昨年度に比べ積雪量が増加したことに伴い、除排雪経費に対する国庫補助金が増加したことによる影響も大きい。しかしながら、一般財源等の不足により公共施設の老朽化対策が不十分な状況にあるため、維持補修費が将来的な懸念と考えられる。公共施設等総合計画に基づき、統廃合や除却・長寿命化工事を行い、修繕費の抑制を図る。

補助費等の分析欄

病院事業会計補助金のうち基準外繰出の-255百万円、認定こども園運営法人への補助金に対する基金繰入金を増加させたことを要因として、比率は2.4ポイント減少した。病院事業会計補助金は減額となったものの、依然として補助費の大部分を占めており、類似団体平均値を大きく上回る数値となった。病院事業会計については令和6年度決算に係る資金不足比率が経営健全化判断基準の20%を超えるに至った。経営健全化計画に基づき経営改善を推進する他、事務事業の見直し等による政策的補助金の廃止・縮減に努める。

公債費の分析欄

旧合併特例債や臨時財政対策債等に係る元利償還金の一部終了に伴い比率は1ポイント減少し、類似団体平均値も下回っている。ただし、庁舎整備等に係る旧合併特例債の償還が開始となれば比率は増加するため、地方債の新規発行の抑制や交付税算入率の高い地方債を活用により、実質公債費の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

令和6年度については、歳入面において普通交付税再算定における給与改定費等基準財政需要額の増加により、前年度から+86百万円、地方消費税交付金及び株式等譲渡所得割交付金等により各種交付金が+26百万円となった影響で、比率は3.3ポイント減少した。しかし、依然として類似団体平均値を上回る数値となっているため、引き続き企業会計も含めた経費削減や特定財源の獲得・活用に取り組み、適切な水準の経常経費負担の実現に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)

分析欄

ふるさと仙北応援寄附金の財源活用等により財政調整基金の取崩し額は前年度比で492百万円減額し、残高は145百万円の増額となった。実質収支は給与改定費等基準財政需要額の増加に伴う普通交付税の増及び病院事業会計への補助金の減額等により前年度比222百万円増加し、実質単年度収支は844百万円改善した。今後は事務事業評価等を通じた真に必要な事業選定や行政効率化による人件費の抑制、関係団体等への各種補助金の見直しを行い、財政調整基金の確保に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)

分析欄

赤字額(資金不足額)の発生は前年度に引き続き病院事業会計のみであり、連結実質赤字は発生していない。○仙北市病院事業会計新型コロナウイルスの5類移行に伴う発熱外来患者数の減少により、外来収益が減少した。その他給与改定による職員給与費及び抗がん剤等高額薬品の使用増加に伴う材料費、令和5年度に実施した病院情報システム更新事業の減価償却費の増等により、事業費用が増加。その結果、資金不足額は608百万円増の1,327百万円となった。市立角館総合病院は「仙北ウェルビーイング地域医療・総合診療連携講座」による秋田大学との連携効果により、入院患者数が増加し医業収益は改善したものの、令和6年度決算に係る資金不足比率が経営健全化判断基準の20%を超え、35.1%となった。経営健全化計画に基づき、病院経営の規模や機能の見直しを伴う抜本的な改革による持続可能な地域医療体制の再構築に取り組む。

実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

単年度あたりの償還額の大きい地方債(臨時財政対策債)の一部償還終了等により元利償還金額が前年度比94百万円減の2,083百万円となった。算入公債費等については、臨時財政対策債や合併特例債に係る元利償還相当額が減少したことなどにより、前年度比105百万円減の2,032百万円となった。以上の要因から実質公債費率の分子は前年度比6百万円増の870百万円となった。一般会計における元利償還金は令和5年度にピークを迎え、地方債残高についても令和2年度をピークとして減少してきたが、令和6・7年度における旧角館病院解体および上野庁舎建設、令和8年度以降の学校再編に係る地方債が予定されているため、双方ともに後年度における増加が見込まれる。それに伴い実質公債費比率の分子も増加に転じる見込みであるため、基金等を活用した財源振り替えにより地方債の新規発行を抑制し比率の減少を図っていく。

将来負担比率(分子)の構造(2024年度)

分析欄

企業債現在高の減少等に伴う公営企業債等繰入見込額の減少に加え、一般会計では令和6年度から合併特例債等による庁舎再編事業が開始されたものの、臨時財政対策債の一部償還終了等により全体では地方債発行額が抑制され、一般会計起債現在高が前年度比765百万円の減少し、将来負担比率の分子も減少している。一般会計等に係る地方債の現在高は、令和2年度をピークに減少傾向で推移してきたが、令和6・7年度における旧角館病院解体および上野庁舎建設、令和8年度以降の学校再編に係る起債が予定されているため、再び増加に転じる見込である。起債にあたっては可能な限り交付税算入率の高いものを活用するなど、将来負担額の低減を図る。

基金残高に係る経年分析(2024年度)

基金全体

(増減理由)ふるさと納税に係る寄附金収入の大幅増収により、ふるさと仙北応援基金への積立額が増(+639百万円)となり、ふるさと仙北応援基金繰入金をふるさと納税関連事業以外の事業費へ充てたことにより、財政調整基金は積立額が増(+145百万円)となった。このことにより、基金全体の残高は前年度比で821百万円増の4,347百万円となった。(今後の方針)大きく積み上がったふるさと仙北応援基金については、過剰な残高とならないよう指定された使途に沿いながら適切に運用する。反面、その他特定目的基金への依存を抑制し長期的視野から安定した財政運営を確立させるためにも、一定規模の財政調整基金残高を常時確保することが必須と捉えている。この方針に基づき、税収確保や国県補助金等の有効活用を通じた歳入増や経常的経費を中心とした歳出の節減・適正化に向けた取組を徹底し、身の丈に合った財政規模へ転換させていく。

財政調整基金

(増減理由)・財源不足に伴う取崩し(-56百万円)・歳計剰余金の処分及び利息等の積立(+201百万円)(今後の方針)ふるさと仙北応援基金繰入金の増(+984百万円)により取崩減となった。将来における災害等緊急的事案にも柔軟に対応可能とするためにも、標準財政規模に対し15%~20%程度の財政調整基金残高確保を目標として、財政改革に取り組んでいく。

減債基金

(増減理由)・臨時財政対策債の償還に伴う取崩し(-23百万円)・利息分及びR6普通交付税再算定のうち臨時財政対策債償還基金費分の積立(+60百万円)(今後の方針)・臨時財政対策債の償還に係るもの以外で大規模な取崩について現状想定したいないが、引き続き一定の残高維持を図る。

その他特定目的基金

(基金の使途)・ふるさと仙北応援基金:市のまちづくりに賛同する人々の寄附金を財源として、豊かなふるさとづくりに資する事業に充てる・仙北市ふるさと振興基金:地域住民の連帯の強化及び地域振興のための事業に充てる・仙北市公共施設等総合管理基金:公共施設等の更新、統廃合及び長寿命化等に要する経費に充てる・仙北市森林環境譲与税基金:森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律(平成31年法律第3号)第1条の規定に基づく森林整備及びその促進に関する施策の財源に充てる・仙北市温泉事業施設整備基金:仙北市水道事業等の設置等に関する条例で定める温泉事業に必要な温泉ゆう出地の開発及び保全整備等要する経費に充てる(増減理由)ふるさと納税寄附金の増収に伴うふるさと仙北応援基金の増(+639百万円)等によりその他特定目的基金が前年度比+640百万となった。(今後の方針)ふるさと仙北応援基金のほか各基金について設置目的に即して活用していく。特に仙北市公共施設等総合管理基金については、過疎対策事業債等による積立を適宜行いながら、今後必要となる公共施設の除却や統廃合実施に備えて計画的な運用を図る。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

公共施設の大規模改修等を行わなかったため、減価償却率は昨年度比で0.5ポイント増加しており、依然として類似団体平均を大きく上回っている。仙北市公共施設等総合管理計画に基づき施設の統廃合を進め、除却も視野に入れた公共施設の適正配置の実現により限られた財源を適切に長寿命化改良へ活用していく。

債務償還比率の分析欄

充当可能財源が減となった一方で、庁舎建設事業等の大規模建設事業に係る市債発行額の上げ止まりなどにより将来負担額も減となったことで、債務償還比率の分子は前年度より減少している。しかし分母の算出に係る経常一般財源等(歳入)等の減、経常経費充当財源等の増により、結果として前年度比98.0ポイントの増加となった。令和6年度より角館上野庁舎建設事業が開始になることから、地方債残高の増加が見込まれており,それに合わせて今後比率が増加するものと考えられる。事務事業の見直しを行い経常経費の削減と投資的経費の精査を図る。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

新規の市債発行を抑制したことにより将来負担比率が減少したものの、類似団体内平均値と比較するとかなり大きく乖離している。また施設更新等に着手していないため有形固定資産減価償却率は増加していおり、こちらも類似団体内平均値と比較したとき大きく乖離していることから、当市の公共施設の老朽化が進行しているといえる。令和6年度より角館上野庁舎建設事業が開始することから今後地方債残高が増加する見込みであるため、他の建設事業等における地方債発行を可能な限り抑制しつつ、仙北市公共施設等総合管理計画に基づく適切な長寿命化改良を実施し両比率の抑制を図る。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率については、新規の市債発行を抑制したことにより前年度比4.2ポイントの減となっている。実質公債比率は前年度と変動はないものの、第三セクター経営改善支援貸付金にかかる起債の償還開始や利率見直しに伴う利子の増加等により分子が増額となったことと併せて、普通交付税交付額(臨財債含む)が地方財政対策の影響や需要費の減少により分母が減少したことから、単年度比率としては増加している。一般会計において元利償還額は令和5年度をピークに令和6年度で一度減少するものの、令和元年度からの庁舎整備事業に係る地方債償還が開始することから令和7年度から再び増加する見込みとなっている。また利率についても最近の見直しの際に大幅に上昇している傾向にあることから両比率の増加が想定される。今年度も庁舎整備に係る起債発行を行う予定をしており、その後も学校再編や公共施設の改修・解体に係る起債発行を見込んでいることから、向こう数年の比率の抑制は難しいものと考えている。そのため元利償還金の増額に対応するため予算見直しによる財源捻出を行う必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2023年度)

財務書類に関する情報②(2023年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

秋田県仙北市の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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