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地方財政ダッシュボード

秋田県仙北市の財政状況(2022年度)

秋田県仙北市の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

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収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2022年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

類似団体平均値と同様にほぼ横ばいとなった。令和4年度は普通交付税が減少(前年度比-353百万円)したものの、歳入総額に対し普通交付税の占める割合は約34.8%となっており、依然として地方交付税に依存した財政構造となっている。人口減少に伴い、今後も地方交付税の減額が想定されるため、歳出額についても段階的な縮減をすべきところ、現時点で充分な取り組みが行えていないことから、引き続き財政規模に見合った予算構造の実現に受けた見直しを行っていく。

経常収支比率の分析欄

歳出面については、近年の大規模改修等による地方債における据置期間終了に伴う元金償還金の増(前年比+82百万円)などにより、比率の分子は前年比17百万円の増となる11,552百万円となった。一方で、歳入面については、需要額の減少に伴う地方交付税の減(前年度比-353百万円)や、臨時財政対策債の減(前年度比-321百万円)などにより、比率の分母は前年度比648百万円の減となる11,736百万円となり、経常収支比率は前年度比5.2ポイントの増加となった。人口減少に伴い税収や地方交付税の大幅な増加は期待できないことから、経費節減や特定財源の活用により比率改善に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均値と比較し、人口1人当たりの金額が上回っている要因として、人件費と維持補修費が要因となっている。人件費については、本市は人口規模に対して面積が広大であり、支所・出張所を多数設置していることに加え、合併前の旧3町村ごとに市庁舎を配置する分庁舎方式を取っていることから類似団体と比較し、職員の人員配置が多くなっていることが挙げられる。維持補修費については、人口が分散していることで各地域ごとの施設維持が必要となり、コストが膨らんでいる。委託料については近年、ふるさと納税寄附金が好調であり寄附額増加に伴い委託料が前年度比約302百万円の増となっている。結果として、人口1人あたりの人件費・物件費等の決算額は前年度比19,820円増加の266,685円となった。今後、削減可能な部分については、定員適正化計画や公共施設等総合管理計画など各種計画の見直しを行い、住民サービスの低下を招かないことに留意しつつ、コストの削減を図る。

ラスパイレス指数の分析欄

前年度より0.1ポイント減の97.0となっており引き続き類似団体平均を下回っている。年齢階層の変動等により令和元年度以降増加基調となっているものの地域実情等を踏まえ推移しているところであり、引き続き人事委員会勧告に沿い適正な給与水準を維持していく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

前年度より職員数が2名増加したことや、令和5年1月1日現在の人口が前年比-640人と人口減少の加速化により、人口1,000人当たり職員数は0.45人の増となった。本市は人口に対して広大な面積を持ち、出張所を多数設置していることに加え、合併前の旧3町村ごとに市庁舎を配置する分庁舎方式を取っていることから、一定程度類似団体平均値を上回るのはやむを得ないものと考える。今後は、市の人口減少も勘案し、定員適正化計画も踏まえた中長期的な採用者数管理を行うことで、適切な定員管理を実現する。

実質公債費比率の分析欄

令和3年度では類似団体平均を上回っていたが、令和4年度では類似団体平均を0.3ポイント下回る8.6%となった。標準財政規模のうち需要額減少による普通交付税の減(前年度比約-353百万円)や地方財政対策による臨時財政対策債発行可能額の減(前年度比約-321百万円)により、単年度比率としては、前年度から約0.6ポイント増加の8.6%となった。しかし、3か年平均で見る本指標においては、単年度比率が高かった令和元年度(約10.6%)が算定から外れたことにより結果的に0.7ポイント改善の8.6%となった。今後は、地方債の元利償還金が増加する一方で人口減少等により標準財政規模は減少が見込まれ比率上昇が懸念される。引き続き地方債の新規発行抑制等により、比率改善に努める。

将来負担比率の分析欄

過去の大規模建設事業に係る地方債償還終了等により地方債償還額が発行額を上回り、地方債残高が前年度比約653百万円減少したものの、将来負担比率の分母となる標準財政規模のうち普通交付税(臨時財政対策債発行可能額を含む)は地方財政対策の影響等による追加交付があった前年度と比較すると大きく減少しており、結果として比率が3.4ポイント増加した。今後も公共施設の老朽化による補強修繕・更新等が見込まれており比率は増加すると予想される。事業計画や対象経費精査により地方債の新規発行を抑制し、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

経常的人件費は-193百万円、-5.9%と大きなマイナスであったにも関わらず、分母の普通交付税や臨時財政対策債が減少したことにより、比率としては前年度と同等の比率に留まった。ここ数年は職員数や手当の水準が類似団体と比較して高いために、経常収支比率の人件費分が高くなっていることから、改善を図っていく必要がある。具体的には、業務量調査による時間外業務の集計と分析の取組を通じて人件費の削減に努める。

物件費の分析欄

経常的物件費全体で前年比約100百万円の増となっている。要因としては、光熱水費高騰等に伴う支出が増加しており、小中学校一般管理費(前年度比約+16百万円)、給食センター管理運営費(前年度比約+9百万円)の増などにより比率としては、前年比0.9ポイント増加した。昨年度同様、ふるさと仙北応援寄附金の財源活用等を行った結果、類似団体内平均値を大きく下回る形となったが、将来の安定的な収入とは言い難い。引き続き、経常経費の抑制を図る。

扶助費の分析欄

令和4年度は保育料等軽減に要する経費として教育・保育施設給付費や子ども・子育て支援事業費の増などの影響もあり、0.4ポイント増加した。扶助費等については今後人口減少に伴い緩やかな減少が見込まれているが、単独事業については住民のニーズや他施策との関連性を勘案の上、適宜見直しを行っていく。

その他の分析欄

繰出金の療養給付費負担金増等に伴う後期高齢者医療広域連合負担金、経年劣化等による道路施設の補修要望に対応するための道路維持補修費の増などにより、1.1ポイント増加した。維持補修費については公共施設の老朽化に対応した修繕費の増加の影響が大きい。仙北市公共施設等総合管理計画に基づく統廃合や除却と併せて、適切な長寿命化工事を行い修繕費の抑制を図る。

補助費等の分析欄

病院事業会計補助金や幼保連携型認定こども園の法人移管に伴う社会福祉法人はなさき仙北補助金、大曲仙北広域市町村圏組合廃棄物処理費負担金の増加等により、1.4ポイント増加した。依然として市内2つの両病院に対する補助金を含む企業会計補助金等が大部分を占めており、類似団体平均値を大きく上回る数値となった。引き続き企業会計に係る経営改善等を推進し支出額の抑制や事務事業の見直しなどによる政策的補助金の廃止・縮減に努める。

公債費の分析欄

近年の大規模事業等で借入を行っていた事業の据置期間が終了したことに伴い元金の償還額が増加したこともあり、比率は1.6ポイント増加しているものの、類似団体平均は下回っている。元利償還額については令和5年度にピークを迎えるため、次年度の比率の上昇が懸念される。引き続き事業計画の精査による地方債の新規発行の抑制や交付税算入率の高い地方債の活用により実質公債費の抑制を図る。

公債費以外の分析欄

令和4年度については、歳入面において地方財政対策により普通交付税の減(-353百万円)、臨時財政対策債の減(-321百万円)等の影響が大きく、比率として3.6ポイントの増となった。昨年度はコロナ禍による交付金関係もあり、平時の財政状況とは言い難いことから今後、上昇の推移が懸念される。引き続き企業会計も含めた経費削減や特定財源の獲得・活用を図り適切な水準の経常経費負担の実現に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

ふるさと納税を原資とした基金の活用により財政調整基金の取崩額が抑えられ、財政調整基金残高は3百万円の減少でとどまった。実質収支額についてもおおよそ昨年度並みの数値となっているが、昨年度比で財政調整基金の取崩額が皆増したことに加えて積立額も大幅に減少したため、実質単年度収支赤字が442百万円悪化している。今後も庁舎整備事業等の実施に伴い発行した地方債に係る償還の開始や、施設の老朽化に伴う修繕など支出の増加が見込まれるため、ふるさと納税制度が活用できる間に歳入に見合った歳出予算を構築することが喫緊の課題となっている。そのため当市では令和7年度当初予算編成時の財政調整基金繰入額を0とすることを目標に、市民アンケートの結果を参考にした事業評価を行い、それを元に歳出の削減のための事業見直しを図っている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

赤字額(資金不足額)の発生は前年度に引き続き病院事業会計のみであり、連結実質赤字は発生していない。○仙北市病院事業会計人件費や光熱費の増加に加えて、物価高騰の影響により薬価差益が縮小したこと等により資金不足額が前年度比59百万円増の563百万円となった。当市では田沢湖と角館にそれぞれ病院を構えているが、両病院ともに収益向上のためにより多くの患者を受け入れが可能な医療体制の整備が必要となっている。体制整備の実現には医師をはじめとした医療スタッフの確保が課題となっているため、令和6年度から秋大医学部と連携した寄付講座を新たに開始するなど医師確保に向けて今以上の積極的な取り組みを行っていく。また収支計画に医療経営コンサルトの意見を取り込み、経営改善のための具体的な取り組み及び数値を明確化させることで、目標達成に向けた現実的な計画策定を行う。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

元利償還金については学校施設冷房整備等に係る単年度あたりの償還額の大きい地方債の償還が開始したことにより、地方債の償還が完了した分との差額がプラスとなり元利償還金が前年度比で69百万円増の2,153百万円となった。対して公営企業債の元利償還金に対する繰入金は病院事業会計が前年度比で105百万円の減となるなど減要素が大きく、前年度比で113百万円減の805百万円となった。実質公債費比率の分子は前年度とおおよそ同水準の823百万円となっており、分子の大きかった元年度の数値が平均から抜けたことにより、実質公債費比率も0.7%改善した8.6%となった。元利償還金額は令和5年度のピークを見込んでおり、実質公債費比率の分子は再び増加に転じる見込みである。ふるさと納税を原資とした基金の活用などにより地方債の新規発行を抑制し、償還終了と償還開始の金額のバランスをとる。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

昨年度に引き続き企業債現在高の減少等に伴う公営企業債等繰入見込額の減少に加え、過去の大規模建設事業に係る地方債の償還終了等により一般会計等の地方債残高が653百万円の減少となっており、将来負担比率の分子は前年度比で208百万円減の9,757百万円となった。一般会計等に係る地方債の現在高は、新角館庁舎建設事業が完了し地方債発行額が抑制されたことで令和2年度末をピークに減少傾向にあったが、現在令和7年度の供用開始を目指した新庁舎建設が計画されているため地方債残高が大きく増加する可能性がある。今後も地方債の新規発行を可能な限り抑制していくとともに、活用にあたっては交付税算入率等を考慮し将来負担額の低減を図っていく。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)ふるさと納税寄附金の増収に伴うふるさと仙北応援基金への積立額の増加が非常に大きく、基金全体の残高は前年度末比で142百万円増加の3,259百万円となった。ふるさと仙北応援基金を除く基金残高は前年度比で35百万円減少の2,428百万円となった。(今後の方針)基金全体の残高としてはふるさと納税寄附金の増収により増加したものの、寄附金収入は安定的なものとは捉え難い。また、ふるさと納税寄附金が使途を指定された収入であることを踏まえ当該基金については可能な限り早期に活用すべきと考える。引き続き予算の見直し等を行うことで財政調整基金に依存した予算構造から脱却し、突発的な自然災害や施策実施等に備え、全ての基金において一定規模の残高確保に努める。

財政調整基金

(増減理由)・財源不足に伴う取崩しによる皆減(-254万円)・歳計剰余金の処分及び利息等の積立による増(+249万円)(今後の方針)依然として財政調整基金の取崩しに依存した構造となっており、普通交付税の減による一般財源の減収が想定され先行きが不透明な状態となっているが、引き続き取崩し額の増加抑制に努める。今後は、更なる予算見直し等を推進することで標準財政規模の概ね10%程度の残高の確保を図る。

減債基金

(増減理由)利息のみ(3千円)の積立となる。(今後の方針)今後、大規模な取崩し・積立は想定していないが、引き続き標準財政規模の1%程度の残高推移を目指していく。

その他特定目的基金

(基金の使途)・ふるさと仙北応援基金:市のまちづくりに賛同する人々の寄附金を財源として、豊かなふるさとづくりに資する事業に充てる・仙北市ふるさと振興基金:地域住民の連帯の強化及び地域振興のための事業に充てる・仙北市公共施設等総合管理基金:公共施設等の更新、統廃合及び長寿命化等に要する経費に充てる・仙北市森林環境譲与税基金:森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律(平成31年法律第3号)第1条の規定に基づく森林整備及びその促進に関する施策の財源に充てる・仙北市温泉事業施設整備基金:仙北市水道事業等の設置等に関する条例で定める温泉事業に必要な温泉ゆう出地の開発及び保全整備等要する経費に充てる(増減理由)地方債を原資とした基金(ふるさと振興基金・公共施設等総合管理基金)残高が47万円減となった一方で、ふるさと納税寄附金を原資とした基金(ふるさと仙北応援基金)について176万円の残高を確保した。(今後の方針)ふるさと納税寄附金を原資とした基金(ふるさと仙北応援基金)について令和4年度末時点で前年度比176万円の残高を確保したが、原資が寄附金であることを鑑みて早期に活用していく方針だが、収入状況等を勘案し一定規模の残高は確保していく。仙北市公共施設等総合管理基金については今後は取崩しを抑制し、仙北市公共施設等総合管理計画等に基づく除却や統廃合の大規模実施に備え残高の増加を図る。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

類似団体内でも高い水準となっており、事業用資産よりもインフラ資産の方が高い水準となっている。当市としての課題は計画的な固定資産の更新ができておらず、老朽化が進行してしまっている点である。今後も仙北市公共施設等総合管理計画に基づき施設の統廃合を進め、除却も視野に入れた公共施設の適正配置の実現により限られた財源を適切に長寿命化改良へ活用していく。

債務償還比率の分析欄

主に地方債が該当する将来負担額が多く、充当可能財源が少ないことが要因である。住民一人当たりの負債額も類似団体平均よりも高く、充当可能基金残高や充当可能特定歳入が計画的に確保できていないことが起因している。また、当比率は類似団体内でも最も高い水準となっているので、計画的な地方債の借入と償還を実施し、減債基金等へ長期的に積んでいくバランスの確保が必要である。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

資産更新に伴う地方債借入は、償還額を下回りつつあるものの、将来負担比率は増加している。また、更新にかかった費用より、現存する資産の減価償却費が約2倍に上回っており、有形固定資産減価償却率は昨年同様上昇し、類似団体平均と比較し高水準となっている。今後も引き続き、地方債発行の抑制に努めるとともに仙北市公共施設等総合管理計画に基づく適切な長寿命化改良を実施し両比率を減少させていく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率については、分子では令和2年度までの庁舎建設事業等の大規模建設事業完了に伴い、地方債償還額が発行額を上回り地方債残高が前年度末比653,021千円減少し、分子全体で208,329千円減少した。分母では、地方財政対策の影響や需要額の減少により普通交付税(臨財債含む)が減少し、分母全体で524,083千円減少した。結果としては、分母の比率増加要因の影響が大きくなり前年度から3.4ポイント増加した103.0%となった。実質公債費比率については、分母である普通交付税(臨財債含む)が減少した影響が大きく単年度比率としては前年度から0.55057ポイント増加したものの、3か年平均では比率の高かった令和元年度数値が算入除外となった影響により0.7ポイント減少した8.6%となっている。両比率ともに分母である普通交付税額等の増加による比率減少は見込めないことや、令和6年度以降合併特例債を活用した庁舎移転事業を予定していることから比率は増加していくものと予想される。今後も比率増加を抑制するため、投資的経費の精査による地方債発行の抑制や予算見直しによる基金残高の確保を図る必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2022年度)

財務書類に関する情報②(2022年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

秋田県仙北市の2022年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。