北海道古平町の財政状況(最新・2024年度)
北海道古平町の財政状況について、2024年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2024年度)
財政比較分析表(2024年度)
財政力指数の分析欄
類似団体と比較して地方税の全体に占める割合が低く、交付税への依存率が高くなっており、財政基盤が弱いことから財政力指数が0.12となり類似団体の平均を下回っている。地方税は前年から12,000千円の減となっている。交付税への依存率が高い状態は現在も続いているため、今後も税の徴収強化や経済対策で歳入の確保に努める。
経常収支比率の分析欄
前年度と比較すると2.5%の減少となっている。要因としては地方税や交付税などの経常的な収入も減少傾向にあり分母が小さくなっていたが、それ以上にR6年度の公債費の償還が前年度から大幅に減少したため、経常的な経費が減少し分子が小さくなったため経常収支比率は減少したと考えられる。今後は起債の償還額の増加や公共施設の老朽化による修繕が必要となってくるため、引き続き歳出の抑制、町税等の収入向上に努める。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
昨年に引き続き類似団体の平均を上回っており、全国平均、北海道平均からも大きく上回っている。ふるさと納税にかかる物件費の増加や近年の物価高騰に伴う委託料の増加が要因と考えられる。今後も人件費・物件費等の増加が見込まれることから、その他の維持補修費等経費の抑制に努める。
ラスパイレス指数の分析欄
類似団体と同水準の95%となっている。今後も行政の質を維持しつつ、適正な給与水準の管理に努める。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
類似団体をやや上回る状況にある。平成27年度で第2次古平町行財政構造改革プランは計画期間を終えたが、今後も本プランに準じ、行財政サービスを維持しつつ、事務事業の見直しなどにより職員数の削減を図り、適正な定員管理に努める。
実質公債費比率の分析欄
類似団体より高い8.4%となっている。今後は複合庁舎や道の駅の建設で借り入れた起債の元金償還が開始することから、中長期的には今後も比率の増加が見込まれる。そのため建設事業の選定を行い公債費の抑制に努める。
将来負担比率の分析欄
昨年に続き、充当可能基金の増加により、将来負担比率に変化はない。今後は公共施設の改修等で地方債が増加する見込みである。そのため、計画的に事業を実施し、事業費の平準化を図るよう努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2024年度)
人件費の分析欄
類似団体、全国平均よりも低い18.6%となった。給与自体は増加傾向にあり、今後も人件費の適正化に努める。
物件費の分析欄
前年度よりも増加しているが、類似団体よりも低い14.6%となっている。増加した要因としては物価高騰に伴い人件費等が上昇したことにより委託料が大幅に増加したためであると考えられる。平成27年度で第2次古平町行財政改革プランは計画期間を終えたが、今後も本プランに準じ、経費の抑制に努める。
扶助費の分析欄
前年度よりも増加し4.2%となっている。類似団体と比較して高い水準となっている。町内にある障がい者福祉施設の利用者の割合が高く、その給付費が多額になっていることが主な要因である。
その他の分析欄
類似団体よりも3%高い11%となっており前年度に引き続き類似団体よりも比率が高くなっている。平成27年度で第2次古平町行財政改革プランは計画期間を終えたが、今後も引き続きその他の経費の抑制に努める。
補助費等の分析欄
前年度から0.2%増の12.4%となっているが類似団体よりも低い比率となっている。今後も補助金の交付基準の見直しを行い、補助費等の適正化に努める。
公債費の分析欄
前年度から3.5%減少して18%となっている。R6年度は減少しているが、今後は複合庁舎や道の駅の建設で借り入れた起債の償還が重なってくるため、公債費は増加する見込みである。今後も中長期的な財政状況を勘案したうえ、事業の選定を図り公債費の抑制費に努める。
公債費以外の分析欄
前年度から1%増加しているものの、引き続き類似団体よりも低い60.8%となっている。今後も事業の見直し、選定を行い、効率的な行政運営に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
目的別歳出の分析欄
民生費に含まれる扶助費が多額であり、北海道・全国平均と比較して高水準で推移していることがわかる。ふるさと納税の影響で商工費は類似団体よりも高くなっている。衛生費については廃棄物処理施設の基幹的改良工事に対する負担金が発生しており類似団体よりも高くなっている。公債費については昨年度と同様に類似団体よりも高い状態が続いている。今後は複合庁舎や道の駅建設の際に借り入れた起債の元金償還が開始するため、公債費の増加が見込まれる。事業の選定や見直しを行い経費の抑制に努める。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2024年度)
性質別歳出の分析欄
本町の特徴を示しているのは扶助費であり、類似団体内でも1位と高水準となっている。大きな要因は町内にある障がい者福祉施設の利用者の割合が人口に対して高く、利用料に対しての扶助費が多額となっている。普通建設事業費のうち更新整備は複合庁舎の本体建設が終了し大幅に減額したため昨年度に引き続き類似団体よりも低くなっている。一方で普通建設事業費のうち新規整備については道の駅の建設等が開始していることから類似団体を上回る結果となっている。維持補修費については近年類似団体よりも高くなっている。建設から20年以上経過している建物が増加してきており、大規模な改修が必要となることが予想されるため、今後も増加傾向となる可能性がある。そのため優先度をつけて計画的に実施し、事業費の平準化を図っていく。令和6年度から簡水と下水が公営企業会計に移行したことに伴い、繰出金が大幅に減少し、補助費の額が増加している。
実質収支比率等に係る経年分析(2024年度)
分析欄
財政調整基金については、中期的な見通しのもとに、決算剰余金を中心に積み立てるとともに、適切な財源の確保と歳出の精査により取り崩しを回避しており前年度よりも増加している。近年は実質収支額は黒字ではあるものの、減少傾向にあるため今後も事務事業等の見直しを行い健全な行財政運営に努めていく。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2024年度)
分析欄
各会計は、一般会計からの繰出し(赤字補填)を行うことで赤字額を解消しており、H28まで黒字額を維持していた介護保険サービス事業特別会計についてもサービス収入の減少等により一般会計からの繰出しを行っている。今後も各事業の歳入確保に努める。
実質公債費比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
平成23年度小学校建設事業に係る元金償還が平成27年度から開始したことで実質公債費比率の分子は近年増加傾向にあった。令和6年度は小学校建設事業に係る償還が終了したことに伴い元金償還が減少したため実質公債費比率の分子は減少している。今後は複合庁舎及び道の駅建設事業の元金償還が開始するため令和11年度まで元利償還金は年々増加する見込みである。
将来負担比率(分子)の構造(2024年度)
分析欄
将来負担額については財政調整基金の取り崩しの回避やふるさと納税等により充当可能基金が増加し減少傾向にある。令和3年度については複合庁舎建設に係る起債の借入により地方債の現在高が大幅に増加したことで将来負担比率の分子が増加した。近年は減少傾向にあるものの、公共施設の老朽化に伴う改修費にかかる地方債の増加や公債費の増加に伴い、基金の取り崩しを行う必要が発生した場合の充当可能基金の減少等により将来負担比率の分子は増加する可能性がある。そのためより一層の事業の選定・見直しを行う必要がある。
基金残高に係る経年分析(2024年度)
基金全体
(増減理由)決算状況等により、ふるさと応援基金を中心に全体的に基金を積み立てることができた。(今後の方針)今後、複合庁舎や道の駅の建設の際に借り入れた起債の元金償還が開始することから減債基金の取り崩しが増加する見込みである。ほかにも公共施設の老朽化に伴う改修費用等が発生し基金の取り崩しが行われる可能性があることから、長期的な視野に立ち、健全な財政運営を行うためにも、税収等の歳入の確保、事業の選定・見直しに努め、決算状況等により可能な範囲で積立を行う。
財政調整基金
(増減理由)決算状況により、繰越額の1/2を積み立てしたため増額となった。(今後の方針)近年頻発する災害の発生や緊急性の高い大規模建設事業など予期せぬ支出や財源不足の危険は年々高まっており、リスクへの備えと長期的な視野に立った計画的な財政運営のために、今後も決算状況等により可能な範囲で積立を行う。
減債基金
(増減理由)決算状況等により可能な範囲で積立を行ったため、増額となった。(今後の方針)財源不足や、償還額が多額となる年度等のリスクに備え、今後も決算状況により可能な範囲で積立を行う。
その他特定目的基金
(基金の使途)主な基金はふるさと応援基金と中心拠点誘導複合施設整備基金となっている。ふるさと応援基金は寄附金を積み立てており、教育・地域福祉・産業等の振興事業の財源として活用している。中心拠点誘導複合施設整備基金は建設費用の取り崩し額が発生したため、今後の設備修繕といった費用に充当できるよう条例改正を行い、必要財源を確保している。(増減理由)ふるさと納税によりふるさと応援基金の積立額が増加した。決算状況等により古平町中心拠点誘導複合施設整備基金に可能な範囲で積立を行ったため、増額となった。医療・福祉施設等事業運営基金は令和5年度以降取り崩しのみ行っており、令和8年度に0になる見込みである。(今後の方針)庁舎建設基金の取り崩しは終了したが、今後の修繕に備え、引き続き積立を行う。今後も長期的な視野に立った計画的な財政運営を行うため、決算状況等により可能な範囲で積立を行う。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2023年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
類似団体や全国平均と比較して有形固定資産減価償却率は低い傾向にある。これは旧庁舎を解体し複合施設等を建設したことが大きな要因となっている。R5以降は施設の使用を開始したため、有形固定資産減価償却率は年々上昇してく見込みである。
債務償還比率の分析欄
類似団体と比較すると約1.5倍下回る結果となっている。昨年度と比較すると比率は大幅に減少しており、改善していることがわかる。今後は道の駅の建設や漁協事務所の建設などにより借入額が増加するが、役場庁舎建設時に借り入れていた分の償還が開始するため今後も債務償還比率は減少していく見込みである。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
令和4年度、令和5年度には将来負担比率は算出されなかったが、令和3年度に将来負担比率が算出されてしまった要因として、人口減少が進む中で、複合庁舎の建設を行うために多額の地方債を借り入れたことが考えられる。今後も将来負担比率が算出されないよう、人口を増加させる取り組み、建設事業の圧縮及び地方債以外の財源を確保することで改善していけるように努める。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
類似団体と比較すると実質公債費比率は高くなっている。これは収入に対する公債費の償還額の割合を示しており、本町の公債費負担は高いことがわかる。今後は建設事業の圧縮及びふるさと納税等による収入の増加により財源を確保することで改善していけるように努める。
施設類型別ストック情報分析表①(2023年度)
施設情報の分析欄
学校施設や道路に関しては類似団体と比較して減価償却率は低く、比較的新しいといえる。しかし他の施設に関しては類似団体と比較すると減価償却率が高いものが多く、設備の修理や改修が必要となってきている状況であり、維持補修費が増加する見込みである。今後は施設ごとに今後の修繕計画を作成し、単年度に経費が集中しないよう、優先順位をつけて計画的に行っていくことで、維持補修費の平準化を図る予定である。
施設類型別ストック情報分析表②(2023年度)
施設情報の分析欄
図書館や庁舎については類似団体と比較すると減価償却率は大きく低い値となっている。これは旧庁舎及び文化会館を解体し複合庁舎等を建設したことが大きな要因となっている。消防施設については減価償却率が100%となっているものの大きな修繕を行う予定は今のところない。しかし、人材確保の観点から女性の消防隊員を募集することを検討しており、その体制を整えるための整備が必要となる可能性がある。体育館・プールについては類似団体と同水準であるが、設備が老朽化してきていることもあり、修繕及び改修が必要になってきている。R7年度には体育館の外壁を大規模改修する予定である。今後は補助金や地方債を活用しプールの修繕も行う予定である。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2023年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2023年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等について、資産総額が前年度から150百万円の減となった。道の駅が建設途中ということもあり減価償却による資産の減少の方が新規に取得する資産計上額よりも大きかった。令和6年度に道の駅の建設が完了予定であるため来年度以降は資産が増加する見込みである。負債に関しては令和3年度のピーク時からは減少傾向にあるものの道の駅建設等の影響で令和6年度は増加する見込みである。
2.行政コストの状況
令和5年度は令和4年度と比較し、純経常行政コストが92百万円、純行政コストが48百万円の増となった。町では建設から20年以上経過している建物が多くなってきており、維持補修にかかる経費が年々増加していくことが見込まれる。そのため単年度での負担が大きくなりすぎないように計画的に修繕を行っていく必要がある。
3.純資産変動の状況
一般会計等において、税収等の財源(3,601百万円)が純行政コスト(3,567百万円)を上回った。本年度差額は34百万円となり純資産残高は増加した。今後も徴収強化により税収等の増加に努めるとともに、事業を実施する上で国県等補助金を活用し、財源の確保に努める。
4.資金収支の状況
一般会計等において、業務活動収支は679百万円だった。業務収入は昨年度から大きく変化していないが業務支出が増加したことによって業務活動収支が減少している。投資活動収支は道の駅の建設を開始したことで▲459百万円となっった。また、財務活動収支は地方債の償還金が借入金を上回ったことで196百万円となった。今後も道の駅建設事業や漁協事務所の建設など大型建設事業が続くことから、それ以外の投資活動の圧縮や効率的な業務活動や財務活動によって資金不足にならないよう対応していく。
財務書類に関する情報②(2023年度)
1.資産の状況
住民一人当たりの資産額が類似団体と比較すると多くなっていることがわかる。これは複合庁舎の建設及び道の駅の建設が開始したことが要因である。有形固定資産減価償却率は59.1%で類似団体よりも5.4ポイント低い結果となっている。これは新庁舎が建設された令和3年度から類似団体の数値を大きく下回っているためその影響が大きいといえる。
2.資産と負債の比率
純資産比率については、令和2年度から純資産が増加傾向にあるため改善傾向であるものの、類似団体と比較すると、負債の割合が大きいことがわかる。道の駅建設以降は大きな建設事業を予定していないため、地方債の借入額は減少し、償還額は大きくなっていくため改善していく見込みである。将来世代負担比率は昨年度から微増となっている。令和6年度は道の駅の建設などの影響で地方債が増加する見込みであり、比率としては増加していくことが予想されるため、削減に向けた対策を行う必要がある。
3.行政コストの状況
住民一人当たりの行政コストは類似団体よりも大幅に大きくなっている。小さな町では人口が減少傾向にあるものの行政を運営するための固定費は必然的に発生するため一人当たりの行政コストは大きくなってしまう傾向がある。それでも類似団体より指標が大きくなってしまっているため、今後は維持補修費等の圧縮および、人口を増加させるための取り組みに力を入れ、数値の改善に努めていく。
4.負債の状況
住民一人当たりの負債額は類似団体を大きく上回る結果となった。人口減少が進む中で、複合庁舎の建設および道の駅の建設を行うために多額の地方債を借り入れたことが要因である。令和7年度以降は大きな建設事業を予定しておらず、借入額は減少し、償還額が増加していく見込みであるため指標としては減少していく見込みである。今後は他の建設事業の圧縮及び地方債以外の財源を確保することで、改善していけるように努める。
5.受益者負担の状況
経常収益がほぼ令和4年度と同額であったが、経常費用が増額したことにより受益者負担比率は減少している。類似団体と比較すると受益者負担比率は大きいがそこまで大きな差があるとはいえないため不適性な負担とはなっていないと考える。今後もこの指標が悪化しないよう、公営住宅の除却等を行い維持補修費の削減に努める。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
北海道古平町の2024年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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