北海道古平町の財政状況(2022年度)
北海道古平町の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。
収録データの年度
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概観
普通会計の構造(2022年度)
財政比較分析表(2022年度)
財政力指数の分析欄
類似団体と比較して地方税のウェイトが低く、財政基盤が弱いことから、交付税の依存率が高く、0.11となり類似団体の平均を下回っている。地方税は令和3年度から引続き2億1千万円を上回ったが、法人町民税が伸び悩み前年と比べ5百万円程度の減収となった。今後も税の徴収強化や経済対策で歳入の確保に努める。
経常収支比率の分析欄
前年と比較すると2.6%上回る結果となった。複合庁舎建設に伴う臨時的経費が減少したことに伴い、増加した。一部外構や道の駅建設関連経費があり、類似団体を上回ったままとなっている。今後は起債の償還や公共施設の老朽化から増加が見込まれるため、引続き歳出の抑制、町税等の収入向上に努める。
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
昨年に引き続き類似団体を上回っており、全国平均、北海道平均からも大きく上回っている。ふるさと納税の減収による物件費の減少が大きな要因となっている。今後は会計年度任用職員の勤勉手当支給開始など、人件費の増加が見込まれることから、その他の維持補修費等経費の抑制に努める。
ラスパイレス指数の分析欄
類似団体を上回る96%となっている。今後も行政の質を維持しつつ適正な給与水準の管理に努める。
人口1,000人当たり職員数の分析欄
類似団体をやや上回る状況にある。平成27年度で第2次古平町行財政構造改革プランは計画期間を終えたが、今後も本プランに準じ、行財政サービスを維持しつつ、事務事業の見直しなどにより職員数の削減を図り、適正な定員管理に努める。
実質公債費比率の分析欄
類似団体を上回る8.7%となっている。来年度は低くなる見込みだが、複合庁舎の建設に係る償還費や今後道の駅建設事業で借入を行うとから、中長期的には今後も増加が見込まれる。建設事業の選定を行い公債費の抑制に努める。
将来負担比率の分析欄
充当可能基金の増加により、将来負担比率は減少した。道の駅建設で地方債が大きく増加する見込みである。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)
人件費の分析欄
類似団体、全国平均を大きく下回る18.2%となった。給与自体は増加傾向にあり、今後も人件費の適正化に努める。
物件費の分析欄
類似団体をやや下回る14.4%となった。建設事業に含まれない複合庁舎関連の委託費等が減少したためと考えられる。平成27年度で第2次古平町行政改革プランは計画期間を終えたが、今後も本プランに準じ、経費の抑制に努める。
扶助費の分析欄
類似団体と比較して高い水準となっており、昨年と比較して0.7%増加している。町内にある障がい者福祉施設の利用者の割合が高く、その給付費が多額になっていることが主な要因である。
その他の分析欄
類似団体と比較してやや下回る状況にある。平成27年度で第2次古平町行財政改革プランは計画期間を終えたが、今後も引き続きその他の経費の抑制に努める。
補助費等の分析欄
類似団体を下回る11.9%となり、前年度からは0.3%増となった。補助金の交付基準の見直しを行い、補助費等の適正化に努める。
公債費の分析欄
類似団体と比較してやや高い水準にある。近年の公共道路や公共施設に係る過疎債の元利償還金によるものとなっている。今後も中長期的な財政状況を勘案したうえ、事業の選定を図り公債費の抑制に努める。
公債費以外の分析欄
前年度から減少し、引続き類似団体を下回る結果となった。今後も事業の見直し、選定を行い、効率的な行政運営に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)
目的別歳出の分析欄
民生費に含まれる扶助費が多額であり、北海道・全国平均と比べて高水準で推移している。複合庁舎の本体建設が終了し、総務費は大きく減少し、ふるさと納税の減収により商工費が類似団体を下回る結果となった。公債費が類似団体と比較し多くなっており、今後も複合庁舎や道の駅といった起債の増加要因が見込まれる。事業の選定や見直しを行い経費の抑制に努める。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)
性質別歳出の分析欄
本町の特徴を示しているのは扶助費であり、類似団体内でも1位と高水準となっている。大きな要因は町内にある障がい者福祉施設の利用者の割合が総人口にたいして高く、利用料に対しての扶助費が多額となっている。普通建設事業費のうち更新整備は複合庁舎の本体建設が終了し大幅に減額することとなったが、外構部分などの工事が引続き行われていたため類似団体の平均を上回っている。維持補修費も高水準で推移しており、公営住宅など耐用年須を過ぎた公共施設の老朽化に伴う修繕費が多額となっている。今後も中長期的な財政状況を勘案して事業の選定を図り、経費の抑制に努める。
実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)
分析欄
財政調整基金残高自体は積立により増加した。複合庁舎建設費の国庫補助金充当額が増加したことにより実質収支額が増加した。今後は道の駅建設事業が本格化するとめ、より計画的な財政運営に努める。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)
分析欄
各会計は、一般会計からの繰出し(赤字補填)を行うことで赤字額を解消しており、H28まで黒字額を維持していた介護保険サービス事業特別会計についてもサービス収入の減少等により一般会計からの繰出しを行っている。今後も各事業の歳入の確保に努める。
実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)
分析欄
平成23年度小学校建設事業に係る元金償還が平成27年度から始まったことから、実質公債費比率の分子は近年増加傾向にある。小学校建設事業に係る償還は令和5年度までのため、令和6年度に一旦減少に転じる予定である。しかし複合庁舎建設事業の償還が令和7年度から始まるため、再び増加する見込みである。
将来負担比率(分子)の構造(2022年度)
分析欄
将来負担額についてはふるさと納税等により充当可能基金が増加し減少傾向にあったが、複合庁舎建設基金の現在高が増えたことにより令和3年度は増加した。令和4年度に微減したが今後も道の駅建設に係る地方債の借入によって増加する見込みであり、より一層の事業の選定・見直しを行う必要がある。
基金残高に係る経年分析(2022年度)
基金全体
(増減理由)庁舎の建設基金の国費充当額が増えたことにより取崩額が減少したことや、ふるさと納税の増額により、ふるさと応援基金を中心に全体的に基金を積み立てることが出来た。(今後の方針)複合庁舎建設の地方債償還に合わせて減債基金の取り崩しを予定している。長期的な視野に立ち、健全な財政運営を行うためにも、税収等歳入の確保、事業の選定・見直しに努め、決算状況等により可能な範囲で積立を行う。
財政調整基金
(増減理由)決算状況により、繰越額の1/2を積み立てしたため増となった。(今後の方針)近年頻発する災害の発生や緊急性の高い大規模建設事業など予期せぬ支出や財源不足の危険は年々高まっており、リスクへの備えと長期的な視野に立った計画的な財政運営のために、今後も決算状況等により可能な範囲で積立を行う。
減債基金
(増減理由)決算状況等により可能な範囲で積立を行ったため、増となった。(今後の方針)財源不足や、償還額が多額となる年度等のリスクに備え、今後も決算状況等により可能な範囲で積立を行う。
その他特定目的基金
(基金の使途)主な基金はふるさと応援基金と中心拠点誘導複合施設建設基金となっている。ふるさと応援基金は寄付金を積み立てており、教育・地域福祉・産業等の振興事業の財源として活用している。中心拠点誘導複合施設建設基金は建設費用の取り崩し額が発生したため、今後の設備修繕といった費用に充当できるよう条例改正を行い、必要財源を確保している。(増減理由)ふるさと納税によりふるさと応援基金の積立額が増加した。医療・福祉施設等事業運営基金は令和4年度までは積立を行っているが、令和5年度以降は取崩のみとなる。(今後の方針)役場庁舎建設基金は取崩が終わったが、上記のとおり引続き積立を継続する。今後も、長期的な視野に立った計画的な財政運営を行うため、決算状況等により可能な範囲で積立を行う。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)
有形固定資産減価償却率の分析欄
類似団体や全国平均と比較して有形固定資産減価償却率は低い傾向にある。これは旧庁舎を解体し複合庁舎等を建設したことが大きな要因となっている。
債務償還比率の分析欄
類似団体と比較すると約3倍下回る結果となっている。今後は道の駅建設等の借り入れもあり、負債が増加傾向にあるため、建設事業を慎重に選定し、負債の抑制に努める。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
類似団体と比較し有形固定資産償却率は低いが将来負担比率は高くなっている。人口減少が進む中で、複合庁舎の建設および道の駅の建設を行うために多額の地方債を借り入れたことが要因である。今後は人口を増加させる取り組み、建設事業の圧縮及び地方債以外の財源を確保することで改善していけるように努める。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
類似団体と比較すると実質公債費率は高くなっている。これは収入に対する公債費の償還額の割合を示しており、本町の公債費負担は高いことがわかる。今後は建設事業の圧縮及びふるさと納税等による収入の増加により財源を確保することで改善していけるように努める。
施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)
施設情報の分析欄
類似団体や全国平均と比較して有形固定資産減価償却率は低い傾向にある。これは旧庁舎を解体し複合庁舎等を建設したことが大きな要因となっている。また学校施設も類似団体と比べると減価償却率は低く、比較的新しい建物であるといえる。しかしそれ以外の建物は建設から20年を経過しているものが多く、設備の修理や改修が必要となってきており、維持補修費が増加する見込みである。今後は施設ごとの修繕計画をもとに単年度に経費が集中しないよう、全体の状況を把握し計画的に修繕等を行う必要がある。
施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)
施設情報の分析欄
消防施設については減価償却率が100%となっているものの大きな修繕を行う予定は今のところない。しかし、人材確保の観点から女性の消防隊員を募集することも検討しており、その体制を整えるための整備が必要となる可能性がある。体育館・プールについては類似団体と同水準であるが、設備が老朽化してきていることもあり修繕及び改修が必要になってきている。R7年度には体育館の外壁を大規模改修する予定である。今後は補助金や地方債を活用しプールの修繕も行う予定である。
一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)
資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)
一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。
財務書類に関する情報①(2022年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等について、資産総額が前年度から1,001百万円の増となった。道の駅の建設が開始したことが主な要因となっている。今後も公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等の適正管理に努める。
2.行政コストの状況
令和4年度は令和3年度と比較し、純経常行政コストが522百万円、純行政コストが556百万円の増となった。令和3年度は複合庁舎建設という大型事業があり、通常の維持補修費等を削減した結果、大幅な減少となったため、例年と比較して行政コストを低く抑えることができていた。R4年度も同様に経費の削減に努め、R2年度の水準よりも行政コストを低く抑えることができた。今後、新庁舎や道の駅などの減価償却費等の増加が見込まれるため、公共施設の適正管理を図りながら、引き続き経費の削減に努める。
3.純資産変動の状況
一般会計等において、税収等の財源(3,687百万円)が純行政コスト(3,519百万円)を上回った。本年度差額は168百万円となり純資産残高は増加した。今後も徴収強化により税収等の増加に努めるとともに、事業を実施する上で国県等補助金を活用し、財源の確保に努める。
4.資金収支の状況
一般会計等において、業務活動収支は841百万円だった。投資活動収支は新庁舎の建設や道の駅の建設を開始したことで▲526百万円となっった。また、財務活動収支は地方債の償還金が借入金を上回ったことで▲245百万円となった。今後も道の駅建設事業など大型建設事業が続くことから、それ以外の投資活動の圧縮や効率的な業務活動や財務活動によって資金不足にならないよう対応していく。
財務書類に関する情報②(2022年度)
1.資産の状況
住民一人当たりの資産額が類似団体と比較すると多くなっていることがわかる。これは複合庁舎の建設及び道の駅の建設が開始したことが要因である。歳入額対資産比率は歳入総額が減少したものの、資産は増加したため類似団体平均値を上回る結果となり改善傾向にあるといえる。
2.資産と負債の比率
純資産比率については、資産の増加とともに純資産も同額程度増加したため昨年度よりは改善傾向にあるものの、類似団体と比較すると、負債の割合が大きいことがわかる。減価償却費よりも地方債の償還額が大きいため徐々に改善する見込みである。将来世代負担比率は昨年度より改善されたものの、道の駅の建設などでさらに地方債が増加するため、今後も増加する見込みであり、削減に向けた対策を行う必要がある。
3.行政コストの状況
住民一人当たりの行政コストは類似団体を上回る結果となった。今後は維持補修費等の圧縮および、人口を増加させるための取り組みに力を入れ、数値の改善に努めていく。
4.負債の状況
住民一人当たりの負債額は類似団体を大きく上回る結果となった。人口減少が進む中で、複合庁舎の建設および道の駅の建設を行うために多額の地方債を借り入れたことが要因である。今後数年間は道の駅の建設のための地方債を借り入れるためさらに増加する見込みである。今後は他の建設事業の圧縮及び地方債以外の財源を確保することで、改善していけるように努める。
5.受益者負担の状況
経常収益がR3年度から大幅に減少したため、受益者負担比率は類似団体と同程度の水準となった。経常費用は近年減少傾向にあるため引き続き、公営住宅等の解体を行うなど維持補修費の圧縮に努める。
出典:
財政状況資料集
,
統一的な基準による財務書類に関する情報
,
よくある質問
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データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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