秋田県仙北市:角館総合病院の経営状況(最新・2024年度)
秋田県仙北市が所管する病院事業「角館総合病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
民間医療機関の立地が困難な過疎地にありながら、災害拠点病院、市内唯一の救急告示病院として救急患者を受け入れ、地域の中核病院としての役割を担い、急性期医療のほか、在宅復帰を促進するための地域包括ケア病棟及び地域で不足している回復期リハビリテーション病棟を有し、幅広く地域に根差した医療を提供している。
経営の健全性・効率性について
令和6年度の経常収支比率は84.8%で、赤字が続いている。その結果、累積欠損金比率は前年度より13.6%上昇し188.2%となった。これは、類似病院平均値(以下、平均値という。)の114.5%と比べ、大幅に高い比率であり、非常に厳しい経営状況が続いている。医業収支比率、修正医業収支比率は、それぞれ81.0%、71.9%で、前年度よりそれぞれ1.2%、1.8%悪化した。これは、入院患者数増等により入院収益が増となったものの、給与改定による職員給与費の増、抗がん剤等の高額薬品使用増加に伴う材料費の増等により費用が大幅に増加したためである。入院患者1人1日当たり収益は加算算定率の向上等により前年度と比べ261円増加した。入院患者数の増により、入院収益は前年度比で97,708千円(5.6%)の増となった。外来患者1人1日当たり収益は9,599円で、前年度と比べ183円減少した。外来患者数の減により、外来収益は前年度比で33,393千円(3.4%)の減となった。職員給与費対医業収支比率、材料費対医業収益比率はそれぞれ66.9%、18.9%で、前年度よりそれぞれ1.2%、0.6%増加している。病床利用率は62.4%で前年度より3.1%増加したが、病床利用率の低迷は続いている。この病床利用率は休床している精神科病棟分を含むものであるが、稼働病床だけで見ても72.7%となっている。
老朽化の状況について
現在の病院は、平成29年2月に新病院が完成し(開院は4月)、有形固定資産減価償却率は全国平均・類似病院平均値(以下、平均値という。)を下回っている。器械備品減価償却率については66.4%で、前年度の65.5%から0.9%の増となった。1床当たり有形固定資産は、前年度より約115万円減少し、平均値を下回っているが、経常収益の改善と合わせ、今後も適切な更新投資を行っていく。
全体総括
令和6年度は、事業収益が3,535,706千円となり前年度より119,237千円の減となった。一般会計繰入金の減、新型コロナウイルス感染症関係補助金の終了による影響が大きい。一方事業費用は、給与改定による職員給与費の増、抗がん剤等の高額薬品使用増加に伴う材料費の増、令和5年度に実施した病院情報システム更新事業の減価償却費の増等により、前年度より156,368千円増の4,156,190千円となった。その結果、純利益は△620,484千円で、前年度より275,605千円悪化した。この結果、仙北市病院事業会計の資金不足比率が、地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第23条第1項に規定する経営健全化基準の20%を大きく上回る35.1%となり、同法第24条の規定に基づき経営健全化団体となったため、経営の健全化が図られるよう仙北市病院事業経営健全化計画を策定する。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
角館総合病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の仙北市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。