秋田県仙北市:角館総合病院の経営状況(2022年度)
秋田県仙北市が所管する病院事業「角館総合病院」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2022年度)
地域において担っている役割
民間医療機関の立地が困難な過疎地にありながら、災害拠点病院、市内唯一の救急告示病院として救急患者を受け入れ、地域の中核病院としての役割を担い、急性期医療のほか、在宅復帰を促進するための地域包括ケア病棟及び地域で不足している回復期リハビリテーション病棟を有し、幅広く地域に根差した医療を提供している。
経営の健全性・効率性について
令和4年度の経常収支比率は92.0%で、前年度とほぼ同値となり、赤字が続いている。その結果、累積欠損金比率は前年度より12.3%上昇し168.7%となった。これは、類似病院平均値(以下、平均値という。)の118.9%と比べ、大幅に高い比率であり、非常に厳しい経営状況が続いている。また、院内クラスターが発生したこともあり、医業収支比率、修正医業収支比率は、それぞれ78.0%、74.7%で前年度より1.7%ずつ悪化した。事業費用では、手術件数減少したことに伴い、手術診療材料を中心に診療材料費が減少し、材料費対医業収支比率は前年度より0.7%低下した。入院については、新型コロナウイルス感染症患者の受入病床を11床から17床に増やし、市内外の患者の受入れを行った。一方で、外科及び整形外科の2科で入院患者数が2,800人減少するなど、コロナ患者の受入れとの両立が課題となった。外来については、年間を通じて週5日の診療となった小児科や、発熱外来の診療科となっている総合診療科で患者が増加し、入院・外来ともに患者1人1日当たり収益は増加した。
老朽化の状況について
現在の病院は、平成29年2月に新病院が完成し(開院は4月)、有形固定資産減価償却率は全国平均・類似病院平均値(以下、平均値という。)を下回っている。器械備品減価償却率については、平均値を9.4%上回った。これは病院新築時に整備した器械備品が耐用年数を経過したことによるもので、以降、必要規模で計画的に更新しているところであり、今後も適切な管理に努める。1床当たり有形固定資産は、令和4年度から平均値を上回ったが、許可病床数を8床減床したためである。
全体総括
令和4年度は、事業収益では前年度並みを確保したが、病院本来の収益である医業収益は、37,354千円の減となり、新型コロナ関連の補助金など、医業外収益の比率が大きくなった。一方事業費用は、コロナ対応に伴う危険手当の増などで人件費が増加したほか、光熱単価の大幅な引上げにより、33,832千円の増となった。入院患者1人1日当たり収益は、本年度から類似区分が変更となり、類似病院平均値に近づいたが、病床利用率は59.4%と低い。今後、更なる事業費用の増加を補うには、急性期病床、地域包括ケア病床、回復期リハビリテーション病床の各病床数の最適化が必要であると考えており、経営の黒字化と持続可能な医療提供体制の構築に向けた将来ビジョンを策定している。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
角館総合病院の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の仙北市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。