千葉県南房総市:南房総市立富山国保病院の経営状況(最新・2024年度)
千葉県南房総市が所管する病院事業「南房総市立富山国保病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
中山間の公共交通が脆弱な地域に立地する医療機関として、通常診療、救急医療、在宅医療など、地域住民の生涯にわたる「かかりつけ医」としての役割を果たしています。また、近年は新型コロナウイルス感染症対応の重点医療機関として、入院専用病院としての運用により中等症までの患者の受け入れを行い、その役割は地域のみならず安房医療圏域を主体に広域的なものとなりました。
経営の健全性・効率性について
令和2年度以後は、新型コロナウイルス感染症の影響により、全床をコロナ専門病床に転換し、患者受け入れに伴う病床確保、一般入院制限や人間ドックの受け入れ中止などを行ったことから、病床利用率が大幅に減少し、これにより医業収益、医業収支比率を大きく減少させる結果となりましたが、コロナに対する病床確保補助金により経常損益は黒字となっていました。令和5年度に新型コロナウイルス感染症の感染症法の位置付けが5類に変更になって以後、一般入院を再開し感染症対応と通常医療提供の両立を目指し取り組みを進め、病床利用率は回復傾向にあり医業収益は改善しましたが、人件費、エネルギー価格及び物価高騰の影響による支出の増大により経常収支比率は減少する結果となっています。
老朽化の状況について
病院建物については築36年を経過しており、特に設備関係は老朽化が顕在化し修繕費用が増加してきていることから、大規模改修又は建て替えの検討が必要となってきています。併せて医療機器についても耐用年数を踏まえた計画的な更新の実施が必要となっています。なお、器械備品減価償却率が令和3年度から大きく減少しているのは、新型コロナウイルス感染症対策補助金の活用により、感染症対策や療養のための医療機器の整備を推進し、また、令和4年度から5年度において電子カルテシステムや医事会計システム等の医療情報システムの導入を実施したことが大きな要因であると考えられます。
全体総括
安定した経営基盤の確保に向けて経営改善を推し進めるとともに、人口減少下にあっても、今後において医療需要が増加することが見込まれる在宅医療サービスへの提供体制強化を図るとともに、地域包括ケアシステムの構築に向けて、医療・福祉・保健との連携を推進する必要があるほか、医療技術の向上に対応した医療機器の導入や、老朽化した施設や医療機器の更新を図る必要があります。さらには今後の医療従事者確保の困難性も踏まえ、医療DX化の推進により労働生産性の向上を図る必要があります。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
南房総市立富山国保病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の南房総市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。