千葉県南房総市:南房総市立富山国保病院の経営状況(2023年度)
千葉県南房総市が所管する病院事業「南房総市立富山国保病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
中山間の公共交通が脆弱な地域に立地する医療機関として、通常診療、救急医療、在宅医療など、地域住民の生涯にわたる「かかりつけ医」としての役割を果たしています。また、近年は新型コロナウイルス感染症対応の重点医療機関として、入院専用病院としての運用により中等症までの患者の受け入れを行い、その役割は地域のみならず安房医療圏域を主体に広域的なものとなりました。
経営の健全性・効率性について
平成27年度以後、経常収支比率は100%を下回っておりましたが、地域医療連携推進法人制度を活用し当該法人に参画する医療機関と機能分担を行う事により、当院は回復期の病床機能を担うことになり、入院診療単価の上昇による収益の確保に取り組んだことで令和元年度からは黒字計上となりました。しかし、令和2年度以後は、新型コロナウイルス感染症の影響により、患者受け入れに伴う病床確保、一般入院制限や人間ドックの受け入れ中止などを行ったことから、病床利用率が大幅に減少し、これにより医業収益、医業収支比率を大きく減少させる結果となりました。令和5年度においては感染症対応と通常医療提供の両立を目指し病床利用率等は向上しましたが、新型コロナウイルス感染症対策補助金の減少により、赤字計上となりました。
老朽化の状況について
病院建物については築35年を経過しており、特に設備関係は老朽化が顕在化してきていることから、大規模改修又は建て替えの検討が必要となってきています。併せて医療機器についても耐用年数を踏まえた計画的な更新の実施が必要となっています。なお、器械備品減価償却率が令和3年度から大きく減少しているのは、新型コロナウイルス感染症対策補助金の活用により、感染症対策や療養のための医療機器の整備を推進し、また、令和4年度から5年度においては、電子カルテシステムや医事会計システム等の医療情報システムの導入を実施したことが大きな要因であると考えられます。
全体総括
令和元年以降、新型コロナウイルス感染症に対し、当院も公立病院の責務として、また感染症重点医療機関として、医療圏域での役割を果たすため、管内保健所、他の医療機関と連携し、患者受入体制の整備、強化を図ってきました。5年度は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが変更されたことに伴い、感染症対応と通常医療提供の両立に向け、体制の構築を図りました。6年度以降は、5年度末に策定した南房総市立富山国保病院経営強化ブランに掲げる地域医療を担う病院としての役割を確実に果たしていくとともに、医療の質の向上と経営基盤の強化に向けた一層の取り組みを行い、安定かつ良質な医療を継続して提供できる体制の整備に努めます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
南房総市立富山国保病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の南房総市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。