宮崎県日之影町:国保病院の経営状況(最新・2023年度)
宮崎県日之影町が所管する病院事業「国保病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
2023年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度
経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
山間へき地にある当院は、町内唯一の病院であり救急指定医療機関でもある。これまでも地域における「かかり付け医院」として役割を担ってきたところであり、この役割を継続するとともに、さらに身近な医療機関として、へき地医療や救急医療など地域医療を支えるほか、地域包括医療・ケアの拠点として活動を行うなど町民が健康で安心して暮らせるよう保健・医療・福祉の包括的視点での取組みを推進する。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率について、100%に達しており、累積欠損金は発生していないが、医業収支比率は75.3%で医業収益を医業費用で賄えておらず一般会計からの繰入金に依存する経営状況となっている。病床利用率は、令和5年度は74.1%と昨年度より向上しており、類似病院平均値及び全国平均より数値が高い。なお、病床利用率が上がったものの令和5年度より回復期一般病棟から慢性期療養病棟へ機能転換したため入院患者1人1日当たり収益は前年度より微減あった。主に入院収益の向上により医業収益が増え、職員給与費対医業収益比率は前年度より改善され類似病院平均値より低い数値となっている。材料費対医業収益比率について、昨年度より微減ではあるが、類似病院平均値や全国平均値に比べ数値が高い状況となっている。これは、当院がジェネリック薬品の使用割合が低いためである。
老朽化の状況について
器械備品の減価償却率は、類似病院平均値及び全国平均より低い状況である。法定耐用年数を経過している器械について、医療需要の変化などを踏まえ、長期的な視点で計画的に適正な規模の機器の導入や更新を行う。1床あたりの有形固定資産について、電子カルテを導入したことで、金額が昨年度より増えているが類似病院平均値及び全国平均よりは低い状況である。
全体総括
医業収益を確保することが難しいなか、病床機能の見直しや経費の削減に取組むことで健全な病院経営を図っている。当地域での将来の人口予測は、人口減少の一途を辿り患者数の減少が予測され、それに応じて医業収益の減少が見込まれる。このような状況の中、当院の病床機能では入院収益を増やすことが難しいため、令和4年8月に一般病床50床のうち10床を地域包括ケア病床に転換、令和5年4月に一般病床40床を療養病床に転換した。この病床機能の変更により、病床利用率の向上と入院収益が増えている。令和6年4月に西臼杵3町(高千穂町・日之影町・五ヶ瀬町)の公立病院を一部事務組合の組織として経営統合し、一体的な経営により3病院間の連携強化を行い「長期的に持続可能な医療提供体制の仕組み」を構築している。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の日之影町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。