岩手県葛巻町:国保葛巻病院の経営状況(最新・2024年度)
岩手県葛巻町が所管する病院事業「国保葛巻病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
当院は、山間部に位置する町内唯一の医療機関であるため、住民のかかりつけ医的な病院となっている。また、救急告示病院として救急患者の受け入れをおこなっていることから、24時間365日町民のみならず隣接市町村の住民の命と健康を守る重要な役割を担っている。本年度より一般病床60床とし、うち27床を地域包括ケア病床として運用している。また、在宅ケア室を設置し、既存の訪問診療、訪問看護に加え、R6.11より訪問リハビリを開始し、在宅医療の更なる充実に取り組んでいる。
経営の健全性・効率性について
人口減少や長期処方の継続による患者数の減少が要因となり、入院、外来ともに患者数が減少し病床利用率が4.3ポイント減少した。医業収益では、患者数の減及び介護療養病床廃止に伴う収入の減、医業外収益では、新型コロナウイルス感染症入院施設等確保事業による県補助金の皆減等により、経常収支比率は5.1ポイント、医業収支比率は3.4ポイント、修正医業収支比率は3.4ポイントいずれも減少している。職員給与費対医業収益比率については、平均値を下回っているものの、医業収益の減少に対して国に準拠した大幅な給与改定による人件費の増により、7.3ポイント増加した。材料費対収益比率については、新型コロナワクチンに係る費用が病院負担となったことによる診療材料費の増加が影響し、微増となっている。一方、点数の高い包括ケア病床の入院患者数が昨年度より増加したため、入院患者1人1日当たり収益は昨年度より約2,000円改善している。
老朽化の状況について
平成29年に病院の改築を行っているため、建物部分により有形固定資産は全国や類似病院の平均値を大きく下回っている。器械備品減価償却率についても、医療機器の新規導入等により、前年度比9.4ポイント減となり、平均値も下回る結果となっている。1床当たり有形固定資産を見ると、いずれも平均より上回っていることから減価償却費として収益的支出が増大となっているめ、今後とも計画的な医療機器等の更新の検討が必要である。
全体総括
人口減少に伴い、患者数は外来・入院共に減少の一途を辿っており、医業収益の増加が見込めない状況にある。そのような中、国に準拠した大幅な給与改定による人件費の増等により、医業費用が増加している。加えて、本院は平成29年に開院し、その際に購入した医療機器やネットワーク機器類が多数更新時期を迎えており、順次更新を行っている状況で、多額の費用がかかる。人材確保については、特に資格職の職員の確保が難しく、希望採用数を確保出来ずにいる。職員(特に会計年度任用職員)の平均年齢も高くなり、夜勤・宿直等業務があることも踏まえると、毎年安定的な人材確保が望まれる。厳しい経営状況下ではあるが、町の基幹病院として当院への住民の期待は大きく、経営強化プランに基づき当院の役割を果たすべく、これまで以上に効果的な経営の検討を行っている。特に収益の向上については、患者確保を最優先に連携病院や地域の介護福祉施設等との連携を強化し、ベッドコントロールによる入院患者1人当たりの単価の向上に継続して努める。また、医師と看護師のみならずコメディカル等計画的な人材確保と働き方改革へ取り組んでいく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保葛巻病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の葛巻町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。