山口県周防大島町:周防大島町立大島病院の経営状況(最新・2024年度)
山口県周防大島町が所管する病院事業「周防大島町立大島病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
周防大島町立大島病院は、少子高齢化の進展する周防大島町の西部地域において地域医療を担い、救急患者等時間外患者受け入れの役割も果たしている。病床は一般病棟39床と療養病棟60床を有し、平成30年に療養病床のうち21床を地域包括ケア病床に転換、従来の一部急性期から慢性期の入院医療に加え、回復期入院医療の提供も担っている。また、他医療機関等の協力により特殊診療科の診療も行い、一定水準の医療を地域住民へ提供している。平成29年12月には透析部門について、周防大島町立東和病院との統合を当院へ集約する形で行い、合理化を図った。今後も地域の医療需要に応じた医療提供体制の維持・確保に努めていく。
経営の健全性・効率性について
人口減少に伴う患者数の減少に加え、物価高騰による光熱水費や材料費等の経費増加、人事院勧告等に伴う人件費の増加など、経営環境は依然として厳しい状況にある。令和6年度決算においては、病床利用率は前年度と同水準を維持し、入院単価は上昇したものの、外来単価の減少や、職員給与費対医業収益比率が前年度の70.3%から74.6%へ大きく上昇したことなどが影響し、経常収支比率、医業収支比率ともに前年度より悪化している。今後は、更なる経費の節減に努めるとともに、事業規模に見合った適正な人員配置や病床機能の有効活用による収益確保に向けた取り組みを推進し、経営の健全化を図っていく必要がある。
老朽化の状況について
平成22年度に病院を新築移転したため、有形固定資産減価償却率は47.0%と類似病院平均値を大きく下回っている。器械備品減価償却率については73.9%となり、前年度(81.0%)と比較して低下し類似病院平均値(72.4%)と同程度となったものの、依然として更新時期を迎える機器への対応が必要な状況である。1床当たり有形固定資産は、地域住民へ一定水準の医療を提供するためMRI等の高額な医療機器を整備しているほか、人工透析に要する機器整備も行っていることから、平均値を上回っている。今後の設備投資については、地域の医療需要や経営状況を十分に勘案し、計画的かつ効率的な更新に努めていく。
全体総括
周防大島町立大島病院は、東西に広い周防大島町の西部地区において地域医療の確保に欠かすことのできない病院である。町内の人口減少が続く中、患者数は減少傾向にあり、令和6年度決算においては、人件費の高騰や物価上昇の影響を強く受け、医業収益に対する費用負担が増大し、経常収支比率等の経営指標が悪化する結果となった。今後は、「周防大島町病院事業経営強化プラン」および「周防大島町病院事業局第2期再編計画」に基づき、周防大島町立東和病院との機能分化・連携強化、さらには施設の統廃合を含めた抜本的な改革を進めることで、当地域の将来を見据えた持続可能な医療提供体制を構築していく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
周防大島町立大島病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の周防大島町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。