山口県周防大島町:周防大島町立大島病院の経営状況(2022年度)
山口県周防大島町が所管する病院事業「周防大島町立大島病院」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2022年度)
地域において担っている役割
周防大島町立大島病院は、少子高齢化の進展する周防大島町の西部地域において地域医療を担い、救急患者等時間外患者受け入れの役割も果たしている。病床は一般病棟39床と療養病棟60床を有し、平成30年に療養病床のうち21床を地域包括ケア病床に転換、従来の一部急性期から慢性期の入院医療に加え、回復期入院医療の提供も担うこととなった。また、他医療機関等の協力により特殊診療科の診療も行い、一定水準の医療を地域住民へ提供している。平成29年12月には透析部門について、周防大島町立東和病院との統合を当院へ集約する形で行い、合理化を図った。
経営の健全性・効率性について
令和4年度も新型コロナウイルス感染症の影響が継続しており、当院では新型コロナウイルス感染症院内クラスターが2度発生。その際入院・外来の通常診療を一時制限した影響で、患者数が前年度から更に減少し病床利用率も低下、医業収益が減少した。そのため修正医業収支比率、医業収支比率は大きく低下し経常収支比率も悪化したが、かろうじて黒字は維持し4年度連続経常収支黒字となった。入院患者1人1日当たり収益は、前述の院内クラスター発生により一時新規入院、退院の制限や、手術の中止するなどしたため前年度に比べ減少した。職員給与費対医業収益比率については、医業収益の悪化による上昇はあるものの、類似病院平均値を下回る水準を維持している。外来患者1人1日当たり収益、材料費対医業収益比率は、院内処方を行っているため類似病院平均値を上回る値となっている。
老朽化の状況について
平成22年度に病院を新築移転したため、有形固定資産減価償却率は類似病院平均値を大きく下回っている。しかし、その際更新整備した機器の老朽化が進展してきており、器械備品減価償却率は平均値を上回っている。設備投資については病院事業特別会計の経営状況に鑑みて抑制する方針であり、今後は更に老朽化が進んで行くことが考えられる。1床当たり有形固定資産は、地域住民へ一定水準の医療を提供するためMRI等の高額な医療機器を整備しているほか、人工透析に要する機器整備も行っていることから、平均値を上回っていると考える。今後の設備投資については地域の医療需要情報等の分析を行うなどし、過大な投資とならないよう留意する。
全体総括
周防大島町立大島病院は東西に広い周防大島町の西部地区において地域医療の確保に欠かすことのとできない病院である。近年周防大島町の人口が徐々に減少していく状況の中、患者数は減少傾向にあるが令和元年12月地域包括ケア病床の入院管理料類上げ、眼科手術の充実、透析部門統合などにより医業収益は増加した。令和4年度は院内クラスターの発生などにより医業収益が減少したが、経常収支は何とか黒字を維持し、4年度連続で経常収支黒字を達成することができた。今後は令和5年度中に策定予定の経営強化プランにより、地域の医療需要や周辺環境を分析し、限りある医療資源を最大限活用できる効率的な運営方針を見定め、持続可能な医療提供体制の構築を目指す。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
周防大島町立大島病院の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の周防大島町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。