長崎県平戸市:平戸市立生月病院の経営状況(最新・2024年度)
長崎県平戸市が所管する病院事業「平戸市立生月病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
平戸市立生月病院は、昭和55年11月に長崎県離島医療圏組合生月病院として、現在地に移転開設した。生月町において、唯一の医療機関であり、救急告示病院として、一次救急医療のほとんどを担っている。また、訪問診療のほか、訪問看護、訪問リハビリテーションの介護保険サービスを実施すると共に特定健診や事業所健診など保健事業の推進を図り、保健・医療・福祉が一体となった地域医療を提供している。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は平成30年度から患者数の減少により100%を割り込んでいたが、令和3~5年度は100%を上回った。要因としては、令和3・4年度は、新型コロナウイルス感染症関連補助金及び人件費の減少によるものであるが、令和5年度は入院収益の増も要因として考えられる。令和6年度は入院・外来とも患者数の減少や人件費増及び物価高騰により100%を割り込んでいる。これまでの経常収支比率に対する医業収支比率から見ても、他会計からの繰入金に依存しており厳しい経営状況である。病床利用率が類似病院平均値と比較してほぼ同水準であるのに対して入院患者1人1日当たり収益が類似病院平均値を下まわっているのは、現在の医療体制では、手術等が実施出来ず診療単価が増えない状況のためである。そのような中、令和4年度に地域包括ケア病床へ10床転換し、令和6年度においても引き続き活用できており、一定の収益は増加している。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率については、建築から築44年を経過していることから施設全体の老朽化が進み、安全性、快適性に欠けた医療施設になってきており、修繕が増加している。器械備品減価償却率については、令和4年度まで類似病院平均値と乖離していたが、令和6年度は全国平均と同規模である。施設や医療機器の老朽化は進行しており、地域における病院の役割についても検討事項となっていることから、それに応じた施設や医療機器の更新を検討していく必要がある。1床当たり有形固定資産は、全国平均から大きく乖離しており、過剰投資を行っていない状況が読み取れる。
全体総括
経常収支比率は、令和3~5年度は新型コロナウイルス感染症関連補助金により改善が見られたものの、これは一時的なものである。経常収支比率は、令和元年度及び令和2年度まで患者数の減少により全国平均を下回っている。令和5年度は入院収益が増えたが、令和6年度は人口減少もあり入院外来収益ともに減少し、厳しい状況である。医師数が少ない状況が続いており経営状況に影響していることから地域が必要とする診療科の医師を確保することにより、患者数の増加及び患者1人当たりの収益増が見込め経営の安定化につながっていくと考えられる。令和4年7月には一部病床を地域包括ケア病床に転換して、この運用を適切に行うとともに策定している新改革プランに沿って地域に必要とされる医療等の経営改善策に取り組み、経営の健全化を図っていく。また、地域における病院の役割についても検討事項となっていることから、それに応じて必要な対策を講じていく必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
平戸市立生月病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の平戸市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。