北海道士幌町:国保病院の経営状況(最新・2024年度)
北海道士幌町が所管する病院事業「国保病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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簡易水道事業
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
町内唯一の医療機関として、地域住民のかかりつけ医や訪問診療、訪問看護などの在宅医療を提供し、更には救急対応も行うことで地域に密着した病院としての重要な役割を担っています。今後、人口減少と高齢化が進む中において、地域医療の重要性が益々高まることが予想されます。そのため、病院としての役割を再認識し、近隣の中核病院や福祉施設等との連携を一層強化していきます。そして、持続可能な地域医療提供体制の確保に努めます。
経営の健全性・効率性について
前年度と比較すると、外来患者1人1日当たり収益は増加しましたが、入院患者1人1日当たり収益は減少しました。また、昨今の物価高騰や人事院勧告に基づく賃上げによる給与改定が影響し、医業費用の増加した結果、医業収支比率は悪化したところです。一般会計からの繰入金については、町の財政状況を考慮すると、従来以上の増額は見込めず、依然として厳しい経営環境が続いています。今後も収支の改善を図るために収益を増加させるべく、健診などの患者数を増やすことを目指すとともに、類似団体と比較して高水準にある職員給与費の抑制に向けて、民間委託などの選択肢を検討しつつ、職員の適正配置にも努めます。
老朽化の状況について
当院は平成13年2月の改築以後、20年以上が経過しました。当時の改築に伴い、機械設備の大幅な更新も行われましたが、近年ではライフラインに関連する設備(水道や暖房)の老朽化が著しく進んでいます。また、高度な医療等機器についても耐用年数が周期的に訪れるため、更新費用や維持費用の確保が大きな課題となっています。定期的な資産の導入や更新は必要不可欠ですが、修繕などで対応可能な施設や設備については、できる限り延命を優先する方針です。そのためには、それぞれの資産の必要性や優先順位、費用対効果について、院内及び病院設置者(町長)との十分な協議が必要です。個別施設計画も考慮しつつ、資産の適正な更新・確保と導入後の適切な管理に努めます。
全体総括
当院は今後の少子高齢化に対応するため、地域に密着した医療機関としての役割を果たすことが求められています。加えて、救急医療などの不採算部門も担っていく必要があり、現状の運営形態では大幅な収支改善が見込めない厳しい状況です。病院事業のみでの運営においては、営業収支で採算を取ることが難しく、また施設設備の維持や更新には必要な投資的経費も考慮しなければなりません。そのため、今後の地域医療構想に基づいた収支改善に努める必要があります。資金面では、一般会計からの資金繰入を十分に考慮した計画的な事業運営を心掛けるとともに、事業規模や民間的経営手法の導入など、事業形態の見直しについても検討しながら、課題解決に向けて院内外の各関係機関と協議・検討を進めていきます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の士幌町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。