北海道士幌町:国保病院の経営状況(2022年度)
北海道士幌町が所管する病院事業「国保病院」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
士幌町
簡易水道事業
簡易水道事業
国保病院
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度
経営比較分析表(2022年度)
地域において担っている役割
当院の地域における役割は、地域密着型病院として主に高齢者の対応と、一次救急対応などを重視した不採算部門の医療サービスを担っています。今後、高齢化に伴う地域医療の必要性が益々高まっていく中、当院での地域医療の役割を再認識しながら、帯広圏の地域中核病院や近郊の福祉施設等との連携強化を図り、地域の安全確保に努めるとともに、今後の病院運営を図ることが必要なものと考えています。
経営の健全性・効率性について
本年度は、入院患者1日あたりの収益は減少し、外来患者1日当たりの収益が昨年度と比較して増加したが、総じて病院収益は赤字決算の状態であります。これらに伴い、病院事業のみの収支、経営は依然に厳しい傾向であり、一般会計からの繰入金も頂いているものの、町全体の財政状況を考慮すると、現状、またはこれ以上の繰入金増は望める状況になく、病院事業の収支改善を望む地域の声は益々高まっています。今後、収支改善を図る上で、健診等を含む患者数の利用増で収入の増加を目指すと共に、併せて、職員の給与費が類似団体と比較し、当院は高い傾向にあるため、電子カルテの導入や一部業務の民間委託等により、職員の適正な配置を進め、経費の費用抑制を図っています。こうした状況の中、累積欠損金も増加傾向にあり、資金不足も懸念される状況下のため、一般会計との綿密な連携、協議(繰入金の金額等)を図ると共に、病院事業の経営改善を目指しながら、単年度欠損金の削減に努めていきたいと考えます。
老朽化の状況について
当施設は平成13年2月に現在の形で改築し、築20年以上が経過していています。高度な医療等機器等は耐用年数が周期的に訪れるため計画的に資産の導入・更新を行っていますが、建物設備については、収支の状況を踏まえ、修繕等で対応し延命することを優先している状況です。しかし建物の老朽化が近年著しいこと、また1床あたりの有形固定資産の数値が全国平均値や類似病院平均値を大きく上回っていることを鑑み、資産の必要性、優先順位、費用対効果を踏まえた今後の機器更新及び建物設備の更新について十分な協議検討を行い、計画的に進めていく必要があると考えます。
全体総括
当院の現状の役割として、今後の少子高齢化の対応など地域に密着した医療機関としての役割を果たすこと、一次救急などの不採算部門の運営を行っていくこと等が今後も必要である中、現状の運営形態では大幅な経営改善を見込むことは、困難な状況となっています。病院事業のみの運営(収支、資金面で)は、営業収支では採算が見込めない厳しい状況であること、施設設備の維持・更新等で投資的経費も考慮しなければならない厳しい財政環境の中、今後、地域医療構想等に沿った収支改善に努めなければなりません。特に資金面では一般会計からの資金繰入等を十分に考慮した計画的な事業運営を図ることが必要と考えます。また、経営改善を行っていく上で、事業規模、事業形態の見直しや、民間的経営手法の導入の検討など、院内、院外の関係機関と様々な課題を協議、検討していくことが今後の重要な課題と考えます。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保病院の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の士幌町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。