宮城県美里町:美里町立南郷病院の経営状況(最新・2024年度)
宮城県美里町が所管する病院事業「美里町立南郷病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度
経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
当院は、旧小牛田町と旧南郷町の合併により、平成18年から美里町立南郷病院と名称を改め、南郷地域(旧南郷町)唯一の医療機関(歯科診療所を除く)として、救急告示病院の役割も担っている。不採算地区病院の要件第2種を満たす状況にあるが、慢性疾患を抱える高齢者の定期受診や町民を対象とした人間ドック、二次救急までの対応など、地域で必要とされる医療を提供しており、地域の中核病院等と連携しながら地域医療を担っている。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は92.0%(経営強化プラン目標値:97.0%)、修正医業収支比率は、59.4%(経営強化プラン目標値:62.7%)となり目標値を下回った。入院患者数や外来患者数について前年同水準を維持していることから、人件費を中心とした費用部分の増加が原因であると考える。具体的には、給与費(職員給与改定や会計年度任用職員への勤勉手当の支給)で約1,700万円、材料費(注射薬の増加)で約800万円、経費(委託料等の価格高騰)で約700万円、合計で3,200万円程度の増となっている。医業収入の要である診療報酬単価が今般の価格高騰に見合うものではない現状では、一般会計からの繰入金が健全な経営を行うためには必要不可欠と考えている。
老朽化の状況について
令和6年8月に美里町立南郷病院施設維持管理計画(個別施設計画)を策定した。実施計画に基づき、令和6年度は職員トイレの改修を行った。現在使用している建物本体は建設から30年以上経過しているため老朽化が進んでいる。同様に、医療機器設備においても経年劣化による突発的な故障が多発している。病院事業は医療機器の整備が必然であることから、建物本体の改築費用の捻出が非常に困難な状況となっている。そのため、施設全体を作り替える更新等よりも工事費が安価となる修繕工事を基本として、施設の長寿命化を図ることとする。なお、令和7年度は実施予定年度を変更し病院内の照明のLED化を行うこととしている。
全体総括
令和5年10月に、大崎地域の1市4町において、相互の役割分担・連携強化を行い大崎地域における持続可能な医療提供体制の実現の実効性を確保するために連携協約を締結し、令和6年3月には美里町立南郷病院経営強化プランを策定し、持続可能な医療体制を構築するための指針としたところだが、診療圏域内の人口減少により、町立南郷病院の経営環境は一層厳しさを増している。救急医療や広域医療体制の整備が進む中、今後も地域の「身近なかかりつけ医」であり続けるために、持続可能な運営体制を確立し、地域住民に信頼される医療の提供に努める。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
美里町立南郷病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の美里町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。