宮城県美里町:美里町立南郷病院の経営状況(2021年度)
宮城県美里町が所管する病院事業「美里町立南郷病院」について、2021年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2021年度)
地域において担っている役割
当院は、旧小牛田町と旧南郷町の合併により、平成18年から美里町立南郷病院と名称を改め、南郷地域(旧南郷町)唯一の医療機関(歯科診療所を除く)として、救急告示病院の役割も担っている。不採算地区病院の要件第2種を満たす状況にあるが、慢性疾患を抱える高齢者の定期受診や町民を対象とした人間ドック、二次救急までの対応など、地域で必要とされる医療を提供しており、地域の中核病院等と連携しながら地域医療を担っている。また、新型コロナウイルス感染症が全国的に流行したことから、地域で数少ない診療・検査医療機関として発熱外来を設置し、新型コロナウイルス感染患者の入院病床も確保している。
経営の健全性・効率性について
医業収益のすべてで前年度より増加している。年延患者数は、前年度と比較して入院患者で増加、外来患者で若干の減少という状況である。また、患者一人一日当たりの診療収入は大きな変動はない。患者数の増加については、新型コロナウイルス感染症が比較的落ち着いた状況にあり、受診控えしていた患者が回復してきたことが要因として考えている。しかしながら、人口減少など地域の実情もあり、不採算地区病院を対象とした一般会計からの繰入金が必要不可欠となっている。なお、令和3年度の収益的収支における一般会計からの繰入金は、前年度より1,500万円増の2億1,500万円となっている。経常収支比率は、新型コロナウイルス関連の国県補助金により、15.9ポイント上昇した。
老朽化の状況について
病院本体の建設が平成7年であり、開設から27年が経過している状況となっている。器械備品減価償却率は、昨年同様に類似病院の平均値を大きく超えており、更新が進んでいない状況となっている。病院本体を建設した際の企業債償還が令和6年度までとなっており、資本的収支において、資金減少が大きく続く状況となっている。病院本体の企業債の償還が終了する令和6年度以降に老朽化した医療機器の更新を進めることとしている。
全体総括
令和3年度については、医業収益及び医業外収益共に大幅に増加した。主な要因は、新型コロナウイルス感染症による受診控えが回復し、患者数が増加したこと。また、新型コロナウイルス関連の国県補助金による収益の増が大きな要因となっている。しかしながら、診療圏域の人口減少が進んでおり、不採算地区病院としての環境がさらに厳しくなっている状況にある。補助金等により医業収支比率が上昇することは望ましいが、不採算地区病院の要件第2種を満たす状況にあって、収入で支出が賄えず、不足する金額に対しては、一般会計からの繰入金が欠かせない状況である。当院が置かれている大崎医療圏での医療連携を進め、住民が安心できる医療提供体制の構築を図る必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
美里町立南郷病院の2021年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の美里町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。