地方独立行政法人川崎町立病院
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地域において担っている役割高齢化する地域の現状を踏まえ、現状の病床機能（急性期機能・回復期機能・慢性期機能）を維持しつつ、高齢者救急・近隣の急性期医療機関の後方支援の役割、診療所や高齢者福祉施設などと連携を深め地域における公的医療機関としての役割を担っている。また、救急医療については高齢者のみではなく、田川地区病院群輪番制における内科二次当番を円滑に行い、救急告示病院としての役割を担っている。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者１人１日当たり収益外来患者１人１日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について川崎町役場からの財政支援を受け、前年度から6月までの期間で経営コンサルタントによる訪問型実行支援による経営改善を進めた。地域連携強化、病床管理の最適化による入院患者数の増加、年々減少傾向にある外来収益を維持・増加させるため月1回経営改善計画実行委員会を実施している。結果として、前年度に続き入院収益は上昇したものの、外来収益は減少・コロナ関連の補助金給付の縮小もあり2期連続の黒字には達しなかった。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率１床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について平成5年に新築した建物が老朽化し、外壁の全面打診検査は平成26年3月実施後、10年経過している。局所的な補修工事は都度行っているものの近々に全面打診検査および大規模補修工事を行わなければならない状況にある。 |
全体総括前年度に続き、外来患者数の減少により経営指標は低下しているが令和5年度も経営改善に向けた取組みを実践し入院収益は増加できた。さらに経営改善を強化し入院収益の更なる改善、外来収益の維持・改善に努め、地域により求められる病院づくり、医療需要の変化に即した柔軟な対応や計画が必要である。また、老朽化する建物に対する措置を計画・実践していかなければならないと考える。 |
出典：
経営比較分析表
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