末端給水事業
公共下水道
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収益的収支比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について【収益的収支比率】地方債償還費が増加していく中、使用料収入等も増加傾向に有るため、H24・R04・R05年度を除き毎年度100%以上で賄えていることから、健全な黒字運営が出来ていると言えます。今後は、一般会計からの繰入金を減らすため、更なる費用削減等の検討を行う必要があります。【企業債残高対事業規模比率】営業収益に対する企業債残高を示す数値で、H30年度以外は平均値に比べ低い数値で推移しています。R5年度は、使用料収入や一般会計負担金の増額により残高0となっています。【経費回収率】下水道使用料金収入で回収すべき経費をどの程度賄えているかを示した指標です。経費回収率改善のため、汚水処理に要する費用削減等の検討を行う必要があります。【汚水処理原価】有収水量1ｍ3あたりの汚水処理に要した費用であり、類似団体と比較すると、低く推移しているため、下水の処理を効率的に行いながら事業が行えていると言えます。【施設利用率】施設・設備が1日に対応可能な処理能力に対する、1日平均処理水量の割合であり、管渠の新設に伴い利用率・接続率が増え、利用率も概ね増加傾向です。施設の利用状況が適正規模に近づき過大なスペックは無くなってきていることを示しています。【水洗化率】昨年度よりも水洗化率は増加しているが、供用開始区域内人口が減少していることが、類似団体平均値試算を下回る要因である。今後も供用開始区域内の未接続者へ下水道の接続促進を行い、水洗化率の向上に努めていきます。 |
管渠改善率 |
老朽化の状況について【管渠改善率】管渠延長に対する当該年度に更新した管渠延長の割合を示しており、管渠の更新ペースや状況を表します。管渠の新設工事を精力的に行っており、R5年度は類似団体の平均値を0.15％上回る数値となっています。【管渠・処理場の状況】管渠については、H16年に供用開始し、年数が経過していないため、老朽化している管渠はありません。処理場については、経年劣化により機械の故障が多くなりつつあり、早期のメンテナンスや部品交換等を実施し、最小の修繕費で維持管理できるよう努めます。 |
全体総括今後も地方債償還、総費用共に増大していく状況にありますが、現時点におきましては使用料収入や一般会計繰入金で賄っています。令和6年度から公営企業会計へ移行し、更なる経営の合理化を図っていきます。【歳出】経年劣化による処理場の費用増大が懸念されますが、点検・メンテナンスを早期に行い、深刻な故障等を未然に防ぐことで、修繕費を抑えていけるよう努力する必要があります。【歳入】管渠の更新とともに水洗化人口が増加していく見込みのため、使用料収入は増加する見込みです。 |
出典：
経営比較分析表
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