事業・施設概要
| 都道府県 | 京都府 | 経営主体 | 南丹市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Cc2 |
| 行政区域内人口 | 29,327人 | 現在処理区域内人口 | 16,609人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 15,576人 | 現在処理区域面積 | 619ha |
| 晴天時現在処理能力 | 10,500m³/日 | 下水管布設延長 | 169km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率、⑤経費回収率経常収支比率は100%を上回っており、経費回収率も100%に近い数値であるが、今後は使用料収入等の減少や、施設の老朽化等に伴う経費の増加により経営の悪化が見込まれるため、汚水処理費の削減努力を行ったうえで、適正な料金水準になるよう料金改定を行い、経営の安定化を図る。③流動比率流動比率は105.07%となっており、短期的な債務に対する支払能力は現時点では問題ないと判断できる。④企業債残高対事業規模比率類似団体平均を下回ってはいるものの、今後の投資規模や料金水準等について検討する必要がある。⑥汚水処理原価類似団体平均を下回っているものの、前年度よりも6.03円増加しており、物価高騰等により汚水処理経費は今後も上昇が見込まれるため、経費の削減等に努める必要がある。⑦施設利用率施設利用率は類似団体平均を上回っているが、水洗化率が90%を超えているにもかかわらず低い状況である。人口増加を前提とした事業計画に基づいて施設が整備されているものの、人口減少や各家庭の機器が節水型となってきていることなどが施設利用率が低い要因となっている。⑧水洗化率類似団体平均を上回っているものの、未接続世帯も一定残っているため、今後も未接続者への下水道加入促進を行い、適正な使用料収入の確保に努める必要がある。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率公営企業会計移行後5年度目であるため、有形固定資産減価償却率は低い状況となっているが、供用開始の平成11年から25年が経過しており、実際には老朽化が進んでいる。機械装置などは耐用年数を超えているものもあるため、長寿命化や更新の検討を進めているところである。②管渠老朽化率、③管渠改善率法定耐用年数を超過したものがないため、管渠老朽化率は0%となっており、老朽管渠の更新や改良も実施していないことから、管渠改善率も0%となっている。ただし、数値はゼロであるが施設の老朽化は進んでいる点には留意する必要がある。
全体総括
経常収支は黒字であり累積欠損金は発生していないものの、今後は人口減少による使用料収入の減少や施設の老朽化に伴う経費の増加等により経営の悪化が見込まれる。本市は、人口に対して処理区域が広く地形の起伏も多いことに加え、近年の物価高騰の影響により維持管理経費が増加しやすく、厳しい財政運営を余儀なくされている。今後も使用料収入が大幅に増加する見込みもないため、適正な料金水準になるよう料金改定を行い、経営の安定化を図る。また、処理場及び管渠施設が更新の時期に差し掛かりつつあり、計画的な事業運営が求められる。これらの課題を踏まえて、将来にわたって安定的に事業を継続していくために今後の経営方針や事業計画の見直しを行い、状況の変化に対応した持続可能な経営に取り組んでいく。
経営状況
収支構造
総額14.7億円
総額13.5億円