事業・施設概要
| 都道府県 | 福岡県 | 経営主体 | 朝倉市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Cc2 |
| 行政区域内人口 | 49,752人 | 現在処理区域内人口 | 24,503人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 19,622人 | 現在処理区域面積 | 608ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 186km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
・経常収支比率は100%を超えているものの、経費回収率は100%を下回っており、汚水処理原価を使用料で回収できていない状況です。また、汚水処理原価は、流域下水道の高度処理を行っていることや物価上昇に伴う維持管理費の増加から毎年増加しており、類似団体平均値よりも高い水準となっています。安定した事業継続のために、収益増加や費用削減などの経営改善や使用料改定等を検討する必要があります。・企業債残高対事業規模比率は類似団体平均よりも低い水準にあり、収益規模と比べて企業債残高が少ないことを示しています。ただし、比率は増加傾向にあり、今後も一定の新規投資及び更新投資が見込まれるため、より計画的な更新が必要となります。流動比率については、建設改良及び企業債償還に係る支出を一般会計からの繰入金に依存していることなどにより100%を大きく下回り、類似団体平均値に比べても低い状況にあるため、支払能力を高めるための経営改善を図っていく必要があります。・水洗化率は増加傾向にあり、令和6年度には類似団体平均値を若干上回る80%となっています。今後も「汚水処理構想」に基づき、未整備区域への下水道整備を進め、水洗化率の更なる向上を図ります。
老朽化の状況について
・平成16年度に一部供用を開始した比較的新しい施設であるため、類似団体平均値に比べて有形固定資産減価償却率は低く、管渠及び施設の老朽化の度合いは低い水準にあります。・管渠老朽化率はゼロで、老朽化はさほど進行していないため、当面は管渠更新の予定はありません。
全体総括
・経常収支は現時点において黒字ですが、将来的には人口減少により使用料収入の増加が見込めない一方、物価上昇等により汚水処理に係る費用は増加することが見込まれ、中長期的に収益的収支の赤字が危惧されますので、適正な使用料となるよう使用料改定について検討します。・現状、管渠については老朽化が進んでいないために経営の負担とはなっていないものの、マンホールポンプ等の設備は耐用年数を経過している資産も少なくないことから、計画的な設備の更新が必要となります。将来にわたり下水道サービスの提供を安定的に継続するため、改築(更新・長寿命化)費用増加が重要課題となることが見込まれており、中長期的な視野で事業運営に努めます。
経営状況
収支構造
総額10.7億円
総額9.4億円