事業・施設概要
| 都道府県 | 福岡県 | 経営主体 | 朝倉市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 49,752人 |
| 現在給水人口 | 25,145人 | 給水区域面積 | 1,544ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
・令和6年度においては、人件費及び委託料等の給水原価の増加に伴い、経常収支比率が事業の目安となる100%を下回ることとなり、経常費用を経常収益で賄えていない赤字の状況です。また、料金回収率についても望ましい水準とされる100%を下回る状況が継続しています。安定した事業継続のために、収益増加や費用削減などの経営改善や料金改定等を検討する必要があります。・流動比率は、災害等で収益が十分に得られない年においても事業を継続するための目安とされる200%を大きく上回っており、健全な状態です。企業債残高対給水収益比率についても、企業債残高は給水収益の約3倍と類似団体平均値より低い水準にあり、収益規模と比べて企業債残高が少ないことを示しています。しかし、今後は、給水収益が漸減傾向にあることや、更新工事の進捗に伴う企業債の発行により企業債残高の増加が見込まれるため、中長期的な財政試算に基づき、適正な借り入れを行っていくこととしています。・施設利用率及び有収率は、類似団体平均値を上回っています。今後の水需要予測を基に施設のダウンサイジングを検討し、施設利用率の将来的な上昇を見込んでいます。また、令和6年度に改定したアセットマネジメント計画に基づく修繕・更新投資により有収率の向上を図ります。
老朽化の状況について
・有形固定資産減却率は、年々増加しており、類似団体と比べても施設の老朽化度合いが高くなっています。また、管路経年化率も、昭和45年から整備した管の老朽化が年々進行し、令和3年度以降は管路の1/4以上が法定耐用年数である「40年」を超えており、類似団体平均値を上回っています。・管路更新率は、類似団体平均値を大きく下回っており、更新が必要な管路が多く存在しています。・今後、令和6年度に改定したアセットマネジメント計画に基づき、優先度の高い未実施の管路の更新、各種機械・設備等にかかる更新投資を計画しています。具体的な数値目標として管路更新率:6.3%・基幹管路耐震適合率:100%を掲げ、施設の強靭化を図ります。
全体総括
・今後も給水人口減少に伴う料金収入の減少や物価高騰の影響による維持管理費の増加が見込まれており、中長期的に経常収支は悪化すると考えられます。また、老朽化した施設の更新や管路等の耐震化などによる事業費の増加も見込まれており、財政負担の増加が予想されます。今後は、広域化などを検討し、効率的な事業運営に努めるとともに、料金改定の検討など収入の増加を図ります。
経営状況
収支構造
総額6.0億円
総額6.1億円