簡易水道事業(法適用) 簡易水道事業(法適用) 漁業集落排水施設 町立太良病院
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町税は固定資産税などの増加により、令和2年度は前年度に比べて10.6%増加した。当町の財政は依然として地方交付税に依存しており、財政力指数は0.26と類似団体平均を下回っている。物件費、補助費等の削減と行財政改革プランに沿った施策の重点化に努めるとともに、町税の徴収強化、使用料の見直し等歳入確保策を検討しながら、財政基盤の強化に努める。
経常収支比率が前年度より1.8ポイント低下した要因は、地方税が7,960万7千円増加したことが大きい。これは、過年度分の修正申告に基づく遡及課税の過大により、償却資産が大幅に増加したためである。依然として類似団体平均を上回っている状況にあるが、事務事業の見直しや給与の適正化による人件費の削減等財政改革への取組みにより、義務的経費の削減を図りながら経常収支比率の改善に努める。
物件費については2憶2,042万円、人件費についても1億517万円増加したため、人口1人当たり人件費・物件費については増加した。しかしながら、依然として類似団体平均を下回っている。今後においても、定員管理計画に沿った職員数の管理や行政評価によるPDCAサイクルに基づく事務事業の点検・見直しを推進し、更なる経費削減に努める。
前年度に比べ0.7ポイント減少した。要因としては、経験年数変動による減や、大卒区分の寄与率の減少が挙げられる。今後においても適正な給与水準の維持に努める。
前年度より0.3ポイント上昇したものの、依然として類似団体を下回っている。上昇した要因は、一部事務組合の起こした地方債に充てたと認められる補助金又は負担金が増加したことによるものである。今後においても地方債発行額の抑制に努め、現行水準を維持するよう起債に頼ることのない財政運営に努める。
類似団体の中でも最も健全な状態である。要因としては、財政調整基金及び減債基金等の充当可能基金の保有が挙げられる。今後においては、過疎対策債の借入れによる公債費の増加も懸念されるため、新規事業の実施については慎重に検討し、公債費等義務的経費を削減し、財政の健全保持に努める。
制度改正による会計年度任用及び再任用職員の報酬・手当の皆増や、災害対応に伴う時間外勤務手当の大幅増により、前年度に比べ支出額は増えているものの、経常一般財源の増により0.5ポイント減となった。行財政改革における定員適正化計画に沿った職員数の削減に努めており、引き続き適正な職員数及び給与水準の管理に努める。
経常一般財源の増により、前年度に比べ0.9ポイント減少したが、依然として類似団体平均を上回っている。要因としては、施設の維持管理及び各種行政サービスの実施に係る経常経費が大きくなっているためであると考えられる。指定管理者制度の拡充、行政サービス等の実施内容を検討しながら経常経費の削減に努める。
経常収支比率は横ばいであるが、依然として類似団体平均を上回っている。要因としては、公立保育所や公立幼稚園よりも私立保育園に通う幼児が多く、児童措置費(保育所運営費)に係る経費が他団体よりも多大になっているためと考えられる。
経常一般財源の増により、前年度に比べ0.2ポイント減少したが、依然として類似団体平均を上回っている。今後においても繰出基準等内容を検討しながら経常経費の削減に努める。
経常一般財源の増により、前年度に比べ0.1ポイント減少したが、依然として類似団体平均を上回っている。今後も引き続き、支出内容の検討等を実施しながら経常経費の削減に努める。
前年度に比べ0.1%減少しており、依然として類似団体平均を大きく下回っている。今後においても大型事業の整理・縮小・計画的な実施に努め、地方債発行額の抑制を図りながら、現行水準を上回らないように努める。
経常一般財源の増により、前年度に比べ1.7ポイント減少したが、依然として類似団体平均を上回っている。人件費以外の4区分で類似団体平均を上回っている状態である。今後においては、行政ニーズの把握に努めながら経常経費の削減に図っていく。
(増減理由)令和2年度においては、ふるさと応援寄附金の積立額が取崩し額より多かったため、基金全体として18,600万円の増となった。(今後の方針)令和2年7月豪雨をはじめ近年頻発する災害等への対応に加え、SAGA2024国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の開催に向けた施設整備や公共施設の老朽化対策など、今後の財政需要の増大にも適切に対応する必要があり、本町の中期財政計画に基づき一定額を確保していくことを予定している。
(増減理由)決算剰余金が増加したことにより、積立額も増加した。(今後の方針)大規模災害の発生など不測の事態に備えるため、SAGA2024国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の開催に向けた施設整備や公共施設の老朽化対策など、今後の財政需要の増大にも適切に対応する必要があり、本町の中期財政計画に基づき一定額を確保していくことを予定している。
(増減理由)約250万円取り崩したが、約280万円積み立てたため、現在高に大きな変動はない。(今後の方針)本町の中期財政計画に基づき、地方債の償還計画を踏まえて計画的な積立てを図りながら、町全体の起債残高に対する一般会計負担額と同程度の額を確保していくことを予定している。
(基金の使途)ふるさと応援寄附金基金:ふるさと応援寄附金の寄附者のまちづくりに対する意向を具体化することにより、多様な人々の参加による個性と活力のあるふるさとづくりを推進するための財源公共施設整備基金:公共施設の建設等に要する経費の財源地域づくり事業基金:町の特性を生かした独創的で個性豊かな町づくり事業を推進するための財源下水道等事業基金:下水道等事業の費用の財源山林育成基金:太良町営山林を長期かつ計画的に育成するための財源(増減理由)ふるさと応援寄附金への積立額が増加したことによるもの。(今後の方針)公共施設整備基金:今後老朽化が進む施設等の改修費用が増加すると予想されるため、計画的な積立てと取崩しを行う。
当町では、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画において、公共施設等の延べ床面積を8%以上削減するという目標を掲げ、老朽化した施設の集約化・複合化や除却を進めている。有形固定資産減価償却率については、やや上昇したが類似団体平均を大きく下回っている。今後も公共施設等総合計画に沿った取組みを進める。
債務償還比率については充当可能財源が将来負担額を上回るため0%表記となる。要因としては地方債残高の減少や基金残高の増加、交付税措置の率が大きい起債の実施が考えられる。
将来負担比率については算出されていない。有形固定資産減価償却率の分析は上述のとおり。
将来負担比率については算出されていない。実質公債費比率についての分析は(3)のとおり。
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