吉富町：簡易水道事業（法適用）【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2014年度）

経営の健全性・効率性について

・健全性について経常収支比率は１００％を上回っているが、給水に係る費用が給水収益で賄えておらず、一般会計からの繰入金による収入不足の補てんが行われている。また、給水原価も類似団体の平均値を上回っており、維持管理費の削減等経営改善が必要である。・効率性について施設利用率・有収率ともに平均よりも高い数値となっており、適切な利用がなされている。今後も計画的に漏水調査を行い無効水量の削減に努める。

老朽化の状況について

管路経年化率が高くなってきているが、下水道工事の施工に合わせて配水管の布設替工事を行っており、今後20年間で主な老朽管の更新が可能である。下水道未普及地域においては、計画的に更新を行う。管路以外の有形固定資産については、必要に応じて更新又はメンテナンスを行い長寿命化に取り組む。

全体総括

総合的には比較的良好な経営であるが、給水人口の減少に伴い給水収益は減少傾向にある。また、今後は施設の更新に伴い企業債残高が増える見込みであるため、維持管理費等の見直しを行い経営改善を図る。

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