経営の健全性・効率性について
経営の状態については、現在経常収支比率105.80%累積欠損金比率0.00%となっており経営状態としては健全となっている。また、企業債残高対給水収益比率345.72%、施設利用率62.07%、有収率80.35%と類似団体平均値より健全となっている。また、流動比率については、一時借入等を行っておらず、昨年度より類似団体平均値を超え、健全であると考えている。今後、企業債のピーク期を過ぎればより健全化できると予測している。最後に給水原価については、類似団体平均値より高くなっているが京築地区水道企業団から受水しているため削減することは難しいが、方法を模索し削減を行いたい。
老朽化の状況について
老朽化の状況については非常に健全である。有形固定資産減価償却率45.25%、管路経年化率0.57%、管路更新率0.19%と類似団体平均値と比べ健全な状態となっている。
全体総括
全体として経営状況及び管路老朽化状況共に、健全な数値となっている。今後、給水原価が減少するような方法を模索し経常収支比率の改善に務めていきたい。