経営の健全性・効率性について
令和3年度については、経常収支比率も料金回収率も100%を超えており、微増傾向である。このため、早急な料金の見直しは必要ないが、将来的に管路更新等の投資が増加すると思われるため、計画的な料金の見直しを検討していく必要がある。施設利用率は、新型コロナウイルスによる巣ごもり需要の低下に伴い、減少している。
老朽化の状況について
現時点では、有形固定資産減価償却率及び管路経年化率は低いが、今後老朽化により更新が増加することが考えられる。
全体総括
現時点では、経営は安定しており、有収率の下降傾向も改善されてきている。今後は、管路や施設等の老朽化により更新費用が増加することも考え、事業の健全経営に向けて計画的に取り組んでいく。