土佐清水市:簡易水道事業(法適用)

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

経常収支比率、流動比率とも100%以上となっているが、経常収支比率は昨年度比で△2.28ポイントとなっており、また、類似団体平均を大きく下回っている。主な要因としては、施設の老朽化に伴う維持管理費の増大など給水原価の高止まりに加え、給水人口の減少に伴う給水収益の減少と思われる。料金回収率については、昨年比で8.2ポイント上昇したが、依然として100%を下回っており、今後も厳正な料金収入の確保に務めなければならない。また、企業債残高対給水収益比率については、類似団体平均値を大きく上回っていることから、既存施設の更新時期や適正規模を考慮しながら、企業債発行の抑制に加え、料金水準の見直しについても検討していく必要がある。施設利用率及び有収率は、例年同様に類似団体平均を下回って推移していることから、今後も施設更新時におけるダウンサイジングなど適正規模の検討や、管路の計画的な漏水調査の実施により、効率的な経営に努める。

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率は、昨年度比で1.04ポイント上昇しており、今後もさらに施設の老朽化による更新が必要であることからも、収益の確保や施設の適正規模の検討などによる事業費の抑制に努めなければならない。管路経年化率は横ばいであるが、管路更新率が上昇しておらず、経年化率の上昇が予想されるため、計画的な管路更新の強化に取り組む必要がある。

全体総括

現状、経営の健全化はかろうじて保たれているが、今後も給配水施設や管路のなど老朽化施設の更新が必要であり、それに見合う収益の安定確保が急務となっている。今後は、投資財政計画の見直しなど水道事業経営戦略の更新による、適正な料金水準の見直しの検討とともに、施設の合理化や効率的な運用、各種必要経費の見直しなどを検討し、経営基盤の強化に務める。

類似団体【A7】

芦別市 士別市 富良野市 森町 八雲町 倶知安町 岩内町 栗山町 芽室町 別海町 西空知広域水道企業団 藤崎町 板柳町 鶴田町 中泊町 野辺地町 七戸町 六ヶ所村 雫石町 金ケ崎町 山田町 洋野町 蔵王町 山元町 松島町 涌谷町 南三陸町 三種町 美郷町 川西町 白鷹町 遊佐町 桑折町 川俣町 鏡石町 南会津町 猪苗代町 会津坂下町 棚倉町 石川町 三春町 双葉地方水道企業団 大洗町 美浦村 茂木町 那珂川町 榛東村 甘楽町 中之条町 越生町 鳩山町 ときがわ町 美里町 神川町 多古町 東庄町 聖籠町 田上町 珠洲市 宝達志水町 能登町 富士川町 富士見町 南箕輪村 松川町 高森町 小布施町 山ノ内町 飯綱町 安八町 揖斐川町 八百津町 東伊豆町 熊野市 朝日町 多気町 南伊勢町 紀北町 紀宝町 竜王町 京丹波町 市川町 神河町 上郡町 新温泉町 湯浅町 みなべ町 那智勝浦町 岩美町 北栄町 大山町 南部町 奥出雲町 隠岐の島町 早島町 里庄町 矢掛町 鏡野町 勝央町 美咲町 吉備中央町 周防大島町 松茂町 板野町 上板町 東みよし町 内子町 室戸市 土佐清水市 香美市 佐川町 黒潮町 鞍手町 桂川町 大木町 広川町 築上町 川棚町 波佐見町 佐々町 芦北町 あさぎり町 津久見市 豊後高田市 国東市 新富町 川南町 西之表市 垂水市 大崎町 肝付町 屋久島町 本部町 恩納村 金武町 嘉手納町