経営の健全性・効率性について
①経常収支比率類似団体平均を下回っており、昨年度と比較して3.13ポイント減少した。減少した主な要因は新型コロナウイルス緊急経済対策としての一般会計補助金の減によるものである。②累積欠損金比率未処分利益余剰金により相殺されているため発生していないが、引き続き発生しないように努める必要がある。③流動比率地方債償還額のピークであるR4年度までは厳しい状況が続くが、その後は改善される見通しである。④企業債残高対給水収益比率H23年の浄水場改良後、新規の借入はない。昨年度は基本料金を減免したため上昇したが、基本的には減少傾向である。⑤料金回収率類似団体平均値を上回っているが、引き続き経費の見直し等の改善が必要である。⑥給水原価昨年度と比較して増加しているが、引き続き経費の見直し等が必要である。⑦施設利用率昨年度と比較して減少しているが、類似団体平均は上回っている。引き続き施設の利用状況の適正化に努める。⑧有収率類似団体の平均値より上回っているが100%に近づけるためには改善が必要である。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率管路以外の機械等の中には耐用年数を超えて稼働しているものがあるため、償却率が類似団体平均より高くなっている。②管路経年化率開設時に布設した配水管に小口径のビニール管が多く存在しているため、類似団体平均に比べて高くなっている。③管路更新率昨年度は新規路線布設を行い管路更新を行っていないため、更新率が皆減した。引き続き計画的な更新が必要である。また、浄水場や配水管等の施設整備を計画的に更新していくかが課題である。
全体総括
昨年度に引き続き新型コロナウイルスの影響により一部の項目で悪化している。今後も施設の老朽化が進行するため、更新に係る費用と経営状況を把握しながら、健全性や効率性を維持し、計画的に施設更新を進めていく必要がある。