経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、100%を超え、前年度より2.54ポイント増加している。また、⑤料金回収率も100%を超え、4.19ポイント増加している。②累積欠損比率も前年度より7.02ポイント改善しているが、未だ高い水準であるため、引き続き累積欠損金の解消に努めたい。③流動比率は、昨年度と比較して横ばいに推移しているが、200%を下回っているため、支払能力を高める経営を努めたい。④企業債残高対給水収益比率は、企業債償還が進み毎年減少しているが、その分施設の老朽化が進んでいることから企業債を効果的に活用した投資に努めたい。⑥給水原価は、横ばいを推移しているが、類似団体と比較して高い傾向にある。今後も人口減少が進み、給水収益が減少することが予測されるため、施設の統廃合やダウンサイジングを図りながら、施設の老朽化を解消していきたい。⑦施設利用率は、類似団体と比較して高い水準にあるため、引き続き効率的な施設運用を実施していきたい。⑧有収率については、類似団体並みの数値である。今後も老朽化が進むことから、施設の統廃合やダウンサイジングを図りながら、施設の老朽化を解消していきたい。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率、②管路経年化率ともに、年々増加している。③管路更新率は、類似団体並みの水準になっているが、①②が右肩上がりに上昇しているため、前記と同様に施設の統廃合やダウンサイジングを図りながら、施設の老朽化を解消していきたい。
全体総括
少子高齢化による人口減少が進み、有収水量が年々減少する中、累積欠損金の解消を進めながら諸施設及び管路の更新を実施する厳しい舵取りを迫られている。更にこれからは、昨今の物価上昇の影響により、経常費用の増加が見込まれる。これからも引き続き、令和2年度に策定した西之表市新水道ビジョン・経営戦略に基づき、健全かつ計画的、効率的な事業運営を進めていきたい。