村上市:公共下水道

地方公共団体

新潟県 >>> 村上市

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

・経常収支比率は、一般会計からの繰入金により、100%を上回っているものの、経費回収率については、84.87%であり、汚水処理費を使用料で賄えていない状況にある。加えて、新型コロナウイルスの経済支援対策として、料金値上げを延期したことにより、使用料が減収となったことも起因している。・広大な行政エリアに集落が点在している地理的条件であるため、管路延長が長く、処理場施設も多く保有している。施設の老朽化に伴い、一斉に更新時期を迎えており、維持管理コストが膨大となるため、有収水量を確保し、汚水処理費の削減に努めていく必要がある。・施設利用率が類似団体平均と比較して低い水準であり、維持管理の効率化を図るため、オーバースペックと考えられる施設については、今後下水道処理区の統廃合も含めて検討を進める必要がある。・管路整備については、令和3年度の概成を予定しているが、水洗化率については、1.27ポイントの上昇に留まり、類似団体と比較してかなり低い状況にある。人口減少や高齢化の進行などから下水道への接続が伸び悩んでいると考えられるが、個別訪問や排水設備融資の活用等による接続の促進など、普及・啓発活動の取組を強化していく必要がある。

老朽化の状況について

・類似団体、全国平均と比較し老朽化が進んでいないように見えるが、これは、法適用時に元年度末の固定資産償却未済高を事業開始時の取得資産としたことによる。実態も法定耐用年数を経過した管渠はなく、老朽化に伴う更新対象工事は実施していない現状であるが、各施設の整備年度が集中していることから更新時期も重なるため、村上市下水道ストックマネジメント計画に基づき、リスクに対応する最小限の改築更新を行う方針である。

全体総括

・令和2年度は、地方公営企業法適用後の決算初年度の数値である。平成28年度に策定した経営戦略については、法適用後の経営戦略として見直しを図る必要がある。・先送りしていた料金改定については、令和4年6月から実施する予定であるが、赤字補填分については、基準外繰入金として受入れしており、一般会計からの繰入依存率が高い。引き続き、上下水道事業審議会において、経営分析を図りながら、適正な料金水準を協議するとともに、経営の健全化を図る必要がある。

類似団体【Bd1】

室蘭市 岩見沢市 千歳市 滝川市 登別市 恵庭市 北広島市 石狩市 北斗市 音更町 十和田市 宮古市 花巻市 北上市 一関市 石巻市 塩竈市 名取市 多賀城市 岩沼市 大崎市 富谷市 利府町 横手市 米沢市 鶴岡市 酒田市 寒河江市 天童市 東根市 会津若松市 南相馬市 古河市 石岡市 龍ケ崎市 ひたちなか市 鹿嶋市 守谷市 筑西市 神栖市 阿見町 日立・高萩広域下水道組合 栃木市 佐野市 鹿沼市 日光市 真岡市 大田原市 那須塩原市 下野市 桐生市 伊勢崎市 館林市 熊谷市 行田市 秩父市 本庄市 東松山市 深谷市 毛呂山・越生・鳩山公共下水道組合 木更津市 茂原市 袖ケ浦市 印西市 君津富津広域下水道組合 瑞穂町 南足柄市 愛川町 柏崎市 見附市 村上市 燕市 射水市 小松市 加賀市 かほく市 能美市 津幡町 敦賀市 鯖江市 越前市 坂井市 笛吹市 上田市 岡谷市 飯田市 諏訪市 須坂市 茅野市 塩尻市 佐久市 高山市 関市 土岐市 富士宮市 磐田市 袋井市 蒲郡市 犬山市 近江八幡市 栗東市 野洲市 湖南市 東近江市 福知山市 舞鶴市 木津川市 精華町 豊岡市 赤穂市 三木市 たつの市 天理市 倉吉市 出雲市 津山市 玉野市 総社市 東広島市 防府市 下松市 岩国市 光市 山陽小野田市 丸亀市 今治市 新居浜市 西条市 四国中央市 大牟田市 飯塚市 小郡市 宗像市 唐津市 鳥栖市 諫早市 大村市 八代市 荒尾市 玉名市 菊陽町 中津市 日田市 都城市 延岡市 日向市 うるま市