大洲市:公共下水道

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

令和2年度より地方公営企業法を適用し公営企業会計へ移行している。当市の公共下水道の整備率は、令和2年度末現在で64.5%と低く、現在も面整備の促進を図っているところである。①経常収支比率は100%を上回り、費用を収益で賄えている状況であるが、一般会計からの繰入金に依存しているため、面整備の促進と接続率の向上及び適正な使用料単価による使用料収入の確保と経費削減が必要である。③流動比率は類似団体と比べ低水準となっているが、これは、現在も未普及地域に対し面整備を図っており、整備率及び接続率が低い状況でありながら、企業債償還額が多額となっているためである。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体と比べ極めて高い状況であるが、今後も面整備や施設の改築・更新に投資を要するため、更に高まることが予想される。⑤経費回収率については、現在面整備の途中であるため、今後、面整備率と接続率の向上により改善が見込まれる。⑥汚水処理原価は類似団体と同水準となっているが、更なる管理費用の抑制や効率的な運営管理を行う必要がある。⑦施設利用率と⑧水洗化率については、類似団体平均値と比べ低くなっているものの、今後面整備の進捗及び接続の促進に伴い、排水量の増加及び接続率の向上により、改善が図られることが見込まれる。

老朽化の状況について

当該事業の供用開始は、肱南処理区が平成7年度、肱北処理区が平成20年度である。汚水管渠については、耐用年数が50年とされていることから、現時点での更新工事の必要性は低い。処理場については、肱南浄化センターにおいて建築後20年以上が経過し、施設の経年劣化や設備の機能低下が生じていることから、平成23年度より長寿命化事業を実施し平成30年度に完了した。また、雨水ポンプ場及び肱北浄化センター等の施設についても老朽化等に対応するため、平成29年度にストックマネジメント実施計画を策定、令和元年度に実施設計を作成し、令和2年度から計画的な改築更新を実施している。

全体総括

当該事業の経営状況は、健全性・効率性ともに類似団体の平均値を下回る状況となっている。これを改善し、健全で安定した下水道経営を目指すため、全体計画区域の縮小や事業計画区域の拡大による事業規模の適正化を図っている。また、維持管理費の削減や効率的な運営管理に努め、面整備の促進と併せて、戸別訪問等による接続促進を行うことで接続率向上を図るとともに、適正な使用料収入の確保のため、使用料改定の必要性について、定期的に検証することとしている。今後においても経営戦略に基づき、経営基盤の強化と財政マネジメントの向上に努める。

類似団体【Cc2】

七飯町 江差町 せたな町 岩内町 足寄町 三沢市 大鰐町 五戸町 久慈市 岩手町 岩泉町 野田村 栗原市 涌谷町 美里町 湯沢市 由利本荘市 山辺町 中山町 白河市 喜多方市 二本松市 伊達市 桑折町 国見町 鏡石町 南会津町 会津坂下町 会津美里町 棚倉町 三春町 下妻市 常総市 北茨城市 茨城町 大洗町 さくら市 那須烏山市 芳賀町 高根沢町 富岡市 安中市 みどり市 明和町 千代田町 大泉町 邑楽町 滑川町 嵐山町 小川町 吉見町 館山市 旭市 大網白里市 日の出町 中井町 小千谷市 胎内市 魚津市 黒部市 入善町 七尾市 輪島市 能登町 大野市 永平寺町 都留市 大月市 上野原市 中央市 市川三郷町 富士川町 昭和町 西桂町 伊那市 宮田村 松川町 美濃市 飛騨市 郡上市 岐南町 笠松町 養老町 垂井町 安八町 池田町 北方町 御嵩町 島田市 下田市 湖西市 菊川市 吉田町 大口町 亀山市 伊賀市 木曽岬町 東員町 菰野町 明和町 玉城町 綾部市 宮津市 京丹後市 南丹市 井手町 宇治田原町 岬町 河南町 洲本市 稲美町 上郡町 香美町 五條市 御所市 葛城市 高取町 大淀町 かつらぎ町 九度山町 美浜町 みなべ町 八頭町 浅口市 府中市 三次市 熊野町 坂町 柳井市 田布施町 平生町 美波町 琴平町 宇和島市 大洲市 伊予市 西予市 東温市 内子町 安芸市 宿毛市 四万十市 香南市 香美市 柳川市 行橋市 朝倉市 みやま市 久山町 水巻町 遠賀町 鞍手町 筑前町 大刀洗町 苅田町 みやこ町 吉富町 多久市 鹿島市 小城市 神埼市 吉野ヶ里町 雲仙市 南島原市 川棚町 佐々町 御船町 嘉島町 益城町 杵築市 宇佐市 串間市 三股町 国富町 高鍋町 薩摩川内市 いちき串木野市 宮古島市 読谷村 北中城村 西原町