簡易水道事業(法適用) 公共下水道 個別排水処理施設 特定地域排水処理施設 簡易水道事業(法適用)
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宇治田原工業団地やその他の法人事業所の法人税収入等により類似団体平均を上回る税収があるため、0.65となっているが、近年は低下傾向(平成20年度から4年連続して合計で0.09低下)にあることから、財政基盤強化のため、歳出削減はもちろんのこと、税の徴収強化等の歳入確保に努める。
扶助費の増加や人件費比率が高い傾向にあることから、87.4%と類似団体平均を上回っている。人件費については、嘱託職員の削減、諸手当の見直しなど行革努力により、年々減少している。平成24年度は町税が減少したものの、それを上回る普通交付税の増加により、前年度に比べ経常収支比率が2.5%好転した。今後も、事務事業の見直しを進めるとともに、退職者不補充及び諸手当の見直しにより人件費抑制を図り、併せて、企業立地促進等による税財源基盤強化に取り組むことにより、経常収支比率の好転に努める。
人件費、物件費及び維持補修費の合計額の人口1人当たりの金額は類似団体平均より低くなっているが、人件費比率だけを見てみると類似団体平均を上回っている。これは主にごみ収集業務などを直営で行っているためである。今後は、退職者不補充による人件費削減や委託化を進め、コストの低減を図っていく方針である。
国に準拠した給与体系を採用しているが、職員平均年齢が低いこともあり、ラスパイレス指数は105.0と類似団体平均を2.6上回り、全国町村平均も1.8上回っている。(なお、国家公務員の時限的な給与特例法がないとした場合の本町の指数は97.0)今後も国基準を基本に給与の適正化に努める。
前回の定員適正化計画(計画期間:平成18年度~平成22年度)において、団塊世代の定年退職者が皆無であったこともあり、4人(3.1%)の削減にとどまったことから、人口当たり職員数は京都府及び全国平均を上回っていたが、平成23年度より類似団体類型がⅡ‐2に変更されたことにより類似団体平均は下回る状況となっている。今後とも、民間委託化、退職者不補充等の職員削減に引き続き取り組み、適正な定員管理に努める。
過去からの起債抑制策により類似団体平均11.4%を下回る9.8%となっているが、臨時財政対策債の償還が本格化してきており、実質公債費比率は今後12%から13%程度を推移すると考えられる。平成25年度をピークに臨時財政対策債の銀行等引受分が減少に転ずるものと見込まれるが、今後とも計画的な起債発行に努め、公債費の健全性を維持していく。
これまで計画的な起債事業を実施してきたことにより、将来負担比率は0%と類似団体平均28.4%と比較しても、極めて低い水準となっている。今後とも、適正な将来負担を維持していくため、計画的な事業実施及び各種基金の取り崩しの抑制に努める。
人件費に係る経常収支比率は類似団体平均を上回っている。これは、ごみ収集等を直営で行っていることや、近年、財政収支均衡を図るため投資的経費を抑制してきたことにより、事業費支弁人件費が低くなっていることなどが要因と考えられる。今後、退職者不補充による職員数の減などの行財政改革への取組を通じて人件費の削減に努める。
行財政改革に継続して取り組んでいることにより、物件費に係る経常収支比率は類似団体に比べやや低くなっているが、人件費を含む経常収支比率全体では、類似団体よりも高くなっているため、引き続き、委託化等の行財政改革を進め、経常的なコスト削減に努める。
扶助費に係る経常収支比率が類似団体平均を上回り、かつ上昇傾向にある要因として、児童手当や障がい者自立支援給付の増加などが挙げられる。今後も増加すると予測されるため、町単独制度の内容を精査し、必要以上の扶助費支出を抑制するなど適正な支出に努める。
平成6年度より下水道事業に着手しており、現在も管渠普及事業に取り組んでいることから、公共下水道特別会計への繰出金は、他団体よりも高いと思われる。24年度は介護保険特別会計や簡易水道事業特別会計への繰出金が減少したことにより、比率は類似団体平均を下回ったが、引き続きコストの見直しなどに取り組み、適正な繰出金の支出に努める。
ごみ・し尿処理を一部事務組合方式で実施しており、消防業務においても近隣市に委託し負担金額が多額になっていることから、補助費等その他に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っていたが、24年度は城南衛生管理組合負担金の減少等により平均を1.1下回った。今後も補助制度内容の精査に努め、適正な支出に努める。
計画的な起債事業を実施してきたことから、類似団体よりも低い水準を維持している。今後も緊急度、住民ニーズを把握したうえでの起債発行に努め、計画的な事業運営に努める。
公債費以外の経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、人件費、扶助費の比率が高くなっているのが要因である。退職者不補充による職員数の減などの行財政改革への取組を通じて人件費の削減に努めるとともに、町単独制度の内容を精査し、必要以上の扶助費支出を抑制するなど適正な支出に努める。
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