各務原市
地方公共団体
岐阜県 >>> 各務原市
地方公営企業の一覧
公共下水道
簡易水道事業（法適用）
収集されたデータの年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
2013年度
2011年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表（2020年度）
財政力
財政力指数の分析欄
類似団体・全国・県平均より高い値であり、健全財政を維持している。地域社会再生事業費や社会福祉費等の増に伴う基準財政需要額の増加に比べ、消費税率引き上げに伴う基準財政収入額の増加が大きかったことから、財政力指数は前年度比０．１ポイント増加した。今後、人口減少等により歳入の大幅な増加は見込めない中、扶助費等の経常的な支出の増加が予測されることから、引き続き、事業のコスト縮減及び効率化等によって経費削減を図り、歳出の抑制に努める。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
前年度から５．２ポイント上昇し、類似団体平均より高い割合となった。５．２ポイント上昇した要因としては、テールヘビー償還に伴う公債費の増による経常的な歳出に充当した一般財源の増等によるものである。人口減少等により市税収入の大幅な増加が見込めない中、今後も経常経費の増が見込まれるため、事業の見直し等を行い、持続可能な財政運営に努める。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
類似団体・全国・県平均より低い値である。その要因としては、定員適正化計画に基づき、職員数の削減を行ってきた結果、人口１，０００人当たりの職員数が少なく、人件費が抑制されていることがあげられる。しかし、今後、老朽化した公共施設の維持補修費の増加が予測されるため、個別施設計画に基づき計画的に維持補修を実施するよう努める。
給与水準（国との比較）
ラスパイレス指数の分析欄
類似団体・全国・県平均より高い値である。国に準じて給料表及び昇格昇給の基準を決定しているところであるが、学歴や年齢によらず能力ある職員を登用してきたことから、ラスパイレス指数が１００となっていると考えられる。今後も人事院勧告を踏まえた適正な給料体系とするよう努めていく。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
類似団体・全国・県平均より少ない人数である。定員適正化計画に基づき、事務事業の再編・整理、組織機構の弾力化等により計画的に職員数の削減を行ってきたが、市民ニーズに的確に応えることができるよう、適正な人員配置を進めたことで職員数が微増傾向にある。今後も職員の質の向上に努めつつ適正な職員規模の管理に努める。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
類似団体・全国・県平均より低い割合である。前年度比２．０ポイント増加した要因としては、テールヘビー償還に伴う元利償還金の増等によるものである。引き続き、負担を次世代に先送りすることがないよう、適切な借入の維持に努める。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
将来負担比率は例年算定されていない。今後も次世代へ過大な負担を残さぬよう、新規事業実施の精査、地方債の利率や償還方法の見直し等を行うことで健全な財政を維持していく。
経常経費分析表（経常収支比率の分析）（2020年度）
人件費
人件費の分析欄
類似団体より高く、全国・県平均より低い。定員適正化計画に基づき、事務事業の再編・整理、組織機構の弾力化等により計画的に職員数の削減を行ってきたが、市民ニーズに的確に応えることができるよう、適正な人員配置を進めたことで職員数が微増傾向にある。今後も職員の質の向上に努めつつ適正な職員規模の管理に努める。
物件費
物件費の分析欄
類似団体・全国・県平均より高い割合である。要因は、施設の指定管理をはじめとした民間委託等が考えられる。今後、実施事業の見直しや運営体制の見直し等により物件費の抑制に努める。
扶助費
扶助費の分析欄
類似団体・県平均より高く、全国平均より低い。要因は、私立保育所等に対する施設型給付費、障害者に対する自立支援介護・訓練等給付費の増加等によるものである。今後、資格審査の適正化や独自事業の見直し等により、上昇傾向に歯止めをかけるよう努める。
その他
その他の分析欄
県平均より低く、類似団体・全国平均より高い。下水道事業特別会計への繰出金が減少したため前年比で減となったが、高齢化の進展及び医療の高度化等に伴う介護保険特別会計や後期高齢者医療特別会計への繰出金等の増加が引き続き見込まれる。今後、全体的なコストを意識しながら、適切な保険料や使用料を設定する等、各特別会計の健全な財政運営に努める。
補助費等
補助費等の分析欄
類似団体・全国・県平均より低い。要因は、一部事務組合に対する負担金が少ないことや、市から支出する補助金・負担金を定期的に見直していることが考えられる。今後も引き続き、公益性や費用対効果等を考慮しながら、定期的に補助金・負担金の見直しや廃止に努める。
公債費
公債費の分析欄
類似団体・全国平均・県平均より高い。将来の公債費の縮減のために行ったテールヘビー償還により高くなっており、令和５年度までは同様の傾向が続く予定だが、その後は以前と同水準となる見込。今後も交付税算入のある有利な地方債に厳選した借入や、借り入れ条件見直し等により、公債費の抑制に努める。
公債費以外
公債費以外の分析欄
類似団体・全国平均より低いが、県平均より高い。要因は、保育所等に対する施設型給付費や障害者自立支援介護・訓練等給付費といった扶助費が増加、職員数の増加による人件費が増加したことによる。今後、引き続き人件費の適正規模を維持するとともに、実施事業の見直しを行うことで、健全な財政運営に努める。
目的別歳出決算分析表（住民一人当たりのコスト）（2020年度）
目的別歳出の分析欄
総務費は住民一人当たり１６２，３０９円となっており、類似団体平均と比較して高く、前年比で大きく増加している。特別定額給付金給付事業や本庁舎建設事業費等の増のためである。民生費は住民一人当たり１２５，２８８円となっており、類似団体平均と比較して低い水準にあるが、近年増加している。障害者自立支援介護・訓練等給付事業費、私立保育所等入所運営費等の増のためである。教育費は住民一人当たり６８，７０７円となっており、類似団体平均と比較して高く、前年比で大きく増加している。学校施設整備基金への積立金等の増のためである。公債費は住民一人当たり４０，６７３円となっており、類似団体平均と比較して高く、前年比で大きく増加している。テールヘビー償還に伴う償還元金の増のためである。
性質別歳出決算分析表（住民一人当たりのコスト）（2020年度）
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり４８５，１７２円と前年度から１４２，２０９円増加している。特別定額給付金給付事業に伴う補助費等の増によるものである。扶助費は住民一人当たり８２，７６８円となっており、類似団体平均と比較して低い水準にあるものの、障害者自立支援介護・訓練等給付事業費、私立保育所等入所運営費の増等により増加傾向にある。人件費は住民一人当たり５３，９４０円となっており、類似団体平均と比較して低い水準にある。定員適正化計画に基づき、事務事業の再編・整理、組織機構の弾力化等により、計画的に職員数の削減を行ってきたためである。普通建設事業費（うち更新整備）は住民一人当たり５３，４３１円と前年度から増加し、類似団体平均と比較して高い水準にある。本庁舎建設事業費等によるものである。公債費は住民一人当たり４０，６７３円と前年度から大きく増加し、類似団体平均と比較して高い水準にある。テールヘビー償還によるものである。積立金は、住民一人当たり３２，９０１円と前年度から増加し、類似団体平均と比較して高い水準にある。学校施設整備基金等への積立金の増によるものである。
実質収支比率等に係る経年分析（2020年度）
分析欄財政調整基金については、決算剰余金を中心に積み立てている。また、実質収支については黒字で推移している。しかしながら、人口減少等といった社会構造の変化や、老朽化した公共施設の更新等により、一層の財政需要が見込まれるため、引き続き健全財政の堅持に努めていく。
|
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析（2020年度）
分析欄一般会計を筆頭に、概ね高水準の黒字を維持している。一般会計については、今後、公共施設の老朽化や扶助費の増等にともなう財政需要の拡大が見込まれるため、事業全体のコスト意識を強化し、引き続き健全財政の堅持に努めていく。国民健康保険事業特別会計については、新規加入者よりも７５歳以上となって後期高齢者医療へ移る人数が多いこと等が要因となり黒字を維持している。また平成１８年度から開始した保険料のコンビニ収納に加えて、平成２８年度からはクレジット収納、令和２年度からはスマホ納付による収納を開始する等、歳入確保の施策を積極的に展開しており、今後も健全な国保財政運営に努めていく。
|
実質公債費比率（分子）の構造（2020年度）
分析欄将来の公債費縮減のため、据え置き期間の廃止、償還年限の短縮といった借入条件の見直しを行ったこと等の影響により一般会計の元利償還金は増加傾向にあったが、その影響が無くなった事により平成２８年度から減少へ転じた。しかし、将来の公債費の縮減のために行ったテールヘビー償還により令和２年度は増加しており、令和５年度までは同様の傾向が続く予定だがその後は以前と同水準となる見込。今後も新規の起債は交付税算入率を考慮して厳選し、据置期間の廃止、償還年限短縮等の借入方法等により公債費縮減に努める。
分析欄：減債基金該当無し
|
将来負担比率（分子）の構造（2020年度）
分析欄令和２年度決算と令和元年度決算を比較すると、将来負担額は１，８５９百万円減少しており、充当可能財源等は２，４９３百万円減少している。その結果、将来負担比率の分子は６３５百万円増加した。交付税算入のある有利な地方債に厳選し借入を行ってきたことやテールヘビー償還等により地方債の現在高が減少し将来負担額は減となった一方、減債基金や庁舎等整備基金の取崩し等により充当可能基金が減少し充当可能財源等が減となったことによるもの。今後見込まれる財政需要に備え、引き続き堅実な財政運営に努める。
|
基金残高に係る経年分析（2020年度）
基金残高合計
基金全体
（増減理由）財政調整のため財政調整基金を２，００１百万円、当年度の市債償還のため減債基金を２，７００百万円、新庁舎の建設工事のため庁舎等整備基金を１，９７９万円取り崩した一方、市債償還に備え減債基金に１，４３９百万円、学校施設整備に向けて学校施設整備基金に２，１９２百万円積み立てたほか、財政調整基金に８８５百万円積み立てた等により、基金全体としては２，０７４百万円の減となった。（今後の方針）災害等の不測の事態や経済変動による税収減など今後の社会情勢の変化等への対応に加え、学校施設の整備や新総合体育館の整備など大規模整備事業や今後の財政需要の増大にも対応していけるよう、適切に積立や取崩を実施する。
財政調整基金
財政調整基金
（増減理由）財政調整のため２，００１百万円の取崩を行う一方、将来の突発的な資金需要等への備えとして８８５万円の積立を行なったことによるもの。（今後の方針）年度間の財源不均衡を調整し、災害等の不測の事態や経済変動による税収減に対応するため、適切に積立や取崩を実施する。
減債基金
減債基金
（増減理由）当年度の市債償還のために２，７００百万円の取り崩しを行う一方、後年度の市債償還への備えとして１，４３９百万円積み立てたことによるもの。（今後の方針）今後も、令和５年度までのテールヘビー償還を含めた市債償還に活用していく。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
（基金の使途）庁舎等整備基金：現市役所庁舎の解体や新庁舎の建設のため福祉振興基金：福祉の振興のため学校施設整備基金：学校施設の整備のため新総合体育館整備基金：新総合体育館の整備のため（増減理由）庁舎等整備基金：想定される現庁舎解体費や新庁舎建設費を踏まえ１，９７９百万円の取崩を行ったことによる減少。学校施設整備基金：想定される学校施設の整備のために２，１９２百万円の積立を行ったことによる増加。新総合体育館整備基金：想定される新総合体育館の整備のために３０３百万円の積み立てを行ったことによる増加。（今後の方針）庁舎等整備基金：令和５年度を予定している市役所新庁舎の供用開始まで、現庁舎の解体や新庁舎の建設の財源として活用していく。学校施設整備基金：将来的に学校施設の整備の財源として活用していくため、適切に積立を行っていく。新総合体育館整備基金：将来的に新総合体育館の整備の財源として活用していくため、適切に積立を行っていく。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表（2020年度）
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
有形固定資産減価償却率は、類似団体、全国・県平均より高い水準となっている。償却資産が増加した一方、減価償却累計額も増加したことが上昇の原因となっている。今後は平成２８年度に策定、令和３年度に改訂した公共施設等総合管理計画に基づき、施設総量の適正化、計画的な維持管理と長寿命化、効率的な施設運営による維持管理の縮減を推進していく。
（参考）債務償還比率
債務償還比率の分析欄
債務償還比率は、類似団体・全国・県平均を大きく下回る数値となっている。これまで適切な公債管理を推進してきたことにより、地方債残高は減少傾向にあることと、定員適正化計画に基づき、職員数の削減を行った結果、市民一人当たりの職員数が少なく、人件費が抑制されていることが挙げられる。
分析欄：将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄：将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率は例年算定されていない。一方で、有形固定資産減価償却率は、類似団体・全国・県平均より高い水準となっている。今後は平成28年度に策定、R3年度に改訂した公共施設等総合管理計画に基づき、施設総量の適正化、計画的な維持管理と長寿命化、効率的な施設運営による維持管理経費の縮減を推進していく。
分析欄：将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄：将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率は例年算定されておらず、実質公債費比率は類似団体平均を大きく下回る数値となっている。今後も次世代へ過大な負担を残さぬよう、新規事業実施の精査、地方債の利率や償還方法の見直し等を行うことで健全な財政を維持していく。
施設類型別ストック情報分析表①（2020年度）
施設情報の分析欄
学校施設については、有形固定資産減価償却率が類似団体・全国・県平均を上回っている。昭和４０年代半ばから昭和６０年代前半までに建設されているためであるが、長寿命化計画に基づき適切に日々の修繕を行うとともに、計画的に耐震補強工事を行っている。橋りょうについては、類似団体・全国・県平均を大きく下回っている。主な要因として、平成２５年度に完成した各務原大橋が挙げられる。公営住宅については、複数年かけて計画的に耐震補強工事を行っていることにより有形固定資産減価償却率が低くなっている。
施設類型別ストック情報分析表②（2020年度）
施設情報の分析欄
図書館については、有形固定資産減価償却率が類似団体・全国・県平均を上回っている。平成２年に建設して以降これまで大規模な改修は行われていないが、長寿命化計画に基づき適切に日々の修繕を行っている。一般廃棄物処理施設については、ごみ処理施設「北清掃センター」の現在の施設は平成１５年の稼働となっており、基幹的設備の計画的な改修を行っている。し尿処理施設「クリーンセンター」は、平成２年の稼働であるが、平成２６年度に処理水の放流先を公共下水道へ変更したことで、処理設備の簡素化が図られ基幹的設備の計画的な改修を行っている。保健センターについては、市民サービスセンター・保健センター・児童館との複合施設として平成２８年度に整備したため、有形固定資産減価償却率が低くなっている。庁舎については、本庁舎の建替えに向けて平成２８年度に「基本計画」、平成２９年度に「基本設計」、平成３０年度に「実施設計」を行った後、令和元年度より建設工事に着手した。
財務書類に関する情報①（2020年度）
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額が前年度末から2,740百万円の減少(△1.1%)となった。主な要因はインフラ資産の工作物であり、減価償却額が取得額を上回ったこと等から有形固定資産が1,342百万円減少した。負債は2,312百万円の減少(△6.5%)となった。主な要因は地方債であり、1,767百万円減少した。全体会計においては、資産総額が前年度末から10,496百万円の増額(+3.4%)となった。主な要因はインフラ資産の工作物減価償却累計額であり、10,888百万円増加した。負債は18,822百万円の増加(+31.0%)となった。主な要因はその他固定負債であり、20,047百万円増加した。連結会計においては、資産総額が前年度末から12,359百万円の増加(+3.9%)となった。負債は20,114百万(+32.2%)となった。主な要因はその他固定負債であり、20,047百万円増加した。引き続き公共施設等の適正管理に努める。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、純経常行政コストが前年度から18,729百万円増加(+45.3%)し60,063百万円となった。主な要因は移転費用であり、補助金の増加等により前年度から15,402百万円増加した。全体会計においては、純経常行政コストが前年度から18,415百万円増加(27.9%)し84,448百万円となった。主な要因は移転費用であり補助金の増加等により前年度から14,716百万円増加した。連結会計においては、純経常行政コストが前年度から17,875百万円増加(+22.6%)し97,060百万円となった。主な要因は移転費用であり補助金等の増加により前年度から14,213百万円増加した。引き続き公共施設等の適正管理等を通じて、経費の抑制に努める。
3.純資産変動の状況
一般会計等において、税収等の財源(59,632百万円)が純行政コスト(60,089百万円)を下回ったため、本年度差額は△457百万円となった。前年度から△1,175百万円の減少となり、純資産残高は427百万円の減少となった。全体会計において、税収等の財源(84,146百万円)が純行政コスト(84,431百万円)を下回ったため、本年度差額は△285百万円となった。前年度から△1,537百万円の減少となり、純資産残高は8,325百万円の減少となった。連結会計において、税収等の財源(97,322百万円)が純行政コスト(97,043百万円)を上回ったため、本年度差額は279百万円となった。前年度から△836百万円の減少となり、純資産残高は7,755百万円の減少となった。
4.資金収支の状況
一般会計等においては、業務活動収支は前年度から832百万円減少し6,407百万円となった。投資活動収支は基金取崩収入が前年度比2,562百万円の増加(58.9%)となったことにより前年度から1,560百万円増額し、△3,578百万円となった。財務活動収支は地方債の発行額が地方債等償還支出を下回ったこと等により前年度から645百万円減少し、△2,279百万円となった。以上のことから一般会計等における本年度資金残高は、前年度から550百万円増加し4,075百万円となった。全体会計においてもそれぞれの収支における増減は概ね同様の傾向であり、本年度資金残高は前年度から519百万円増加し8,688百万円となった。連結会計においては、業務活動収支が前年度比898百万円の増加、投資活動収支が前年度比1,141百万円の増加、財務活動収支が前年度比1,049百万円の減少となったことにより、本年度資金残高は前年度から1,305百万円増加し10,190百万円となった。
財務書類に関する情報②（2020年度）
1.資産の状況
住民一人当たり資産額は資産合計が減少したことにより前年度から1.1万円減少した。類似団体平均値と比較すると9.1万円上回っており、他団体と比較してと資産残高の水準が高い。歳入額対資産比率は資産合計の減少に対し歳入総額が大き増加したことにより、前年度から1.34年減少した。類似団体平均値より0.31年多く、歳入額と比較した場合の資産規模が他団対比で大きい。有形固定資産減価償却比率は有形固定資産の減価償却累計額が増加したことにより、前年度から1.2ポイント上昇した。類似団体平均値より7.8ポイント高く、他団体と比較し法定耐用年数に対する年数の経過が大きい。老朽化した有形固定資産に対しては、引き続き計画的に適切な管理を推進する。
2.資産と負債の比率
純資産比率は資産合計の減少が純資産の減少よりも大きいため、前年度から0.8ポイント上昇した。類似団体平均値より13.4ポイント高く、他団体と比較して資産に対する負債の割合が低い。将来世代負担比率は地方債残高が増加したことにより、前年度から0.1ポイント上昇した。類似団体平均よりも9.6ポイント低く、他団体対比で固定資産に対する負債の割合が低い。引き続き、地方債残高の水準を考慮しつつ適切に固定資産の管理を推進する。
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは、補助費等の大幅な増加により行政コストが増加し、前年度から12.8万円増加した。類似団体平均値を4万円下回り、他団体と比較して効率的な行政活動が行われている。引き続き適切なコスト管理を実施する。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額は地方債残高の減少により負債額が減少し、前年度から1.5万円減少した。類似団体平均値を20.1万円下回り、他団体と比較して負債残高の水準が低い。引き続き地方債の償還を適切に進めていく。基礎的財政収支は業務活動収支が減少した一方、投資活動収支が減少し、前年度から1,217百万円減少した。但し、類似団体平均値を1,145百万円上回り、他団体と比較して安定的な財政運営を行っている。引き続き適切なコスト管理を実施する。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は、経常収益が減少した一方で、経常費用が大幅に増加し、前年度から1.5ポイント減少した。類似団体平均値を1.3ポイント下回り、他団体と比較して受益者負担が低い。引き続き使用料等の見直しを進め、行政サービスに係る受益者負担の適正化を図る。
類似団体【Ⅲ－２】
岩内町
東神楽町
上富良野町
野辺地町
石巻市
松島町
猪苗代町
古河市
美浦村
足利市
佐野市
桐生市
榛東村
加須市
越生町
鳩山町
九十九里町
一宮町
長生村
白子町
松田町
箱根町
小松市
白山市
高浜町
若狭町
市川三郷町
身延町
富士川町
木曽町
各務原市
富士宮市
焼津市
掛川市
藤枝市
東伊豆町
瀬戸市
半田市
小牧市
稲沢市
東海市
桑名市
朝日町
紀北町
紀宝町
彦根市
長浜市
草津市
東近江市
大東市
岬町
太子町
神河町
上郡町
湯浅町
那智勝浦町
串本町
岩美町
南部町
伯耆町
隠岐の島町
早島町
里庄町
尾道市
坂町
防府市
周南市
田布施町
平生町
松茂町
板野町
東みよし町
丸亀市
土庄町
小豆島町
新居浜市
佐川町
芦屋町
桂川町
大木町
香春町
川棚町
佐々町
甲佐町
玖珠町
肝付町
屋久島町
徳之島町
本部町
恩納村
金武町
嘉手納町