大郷町:末端給水事業
団体
04:宮城県
>>>
大郷町:末端給水事業
地方公営企業の一覧
末端給水事業
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
特定地域生活排水処理
収録データの年度
2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
経営比較分析表(2020年度)
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は100%を超えているため、経営状況としては安定していると思われる。料金回収率は84.19%で前年度を25.41%下回った。理由としては、新型コロナウイルス感染症対応により水道料減免を実施したため、減免分を給水収益以外の収入で賄われたことによるものである。給水原価については、集落の点在により、配水池に対する給水戸数の割合が低いこと、配水施設が6箇所あること等から、類似団体よりも高くなっている。今後配水施設の統廃合等適切な投資の検討が必要になる。有収率は前年度を1.3%下回ったが、理由としては地震等の影響による漏水であると考えられる。今後、地震に強い水道管への整備を進めていく必要がある。累積欠損金はなく、流動比率も類似団体より高いことから資金繰りの安定と健全運営ができている。
老朽化の状況について
管路更新率の向上を図るため引き続き老朽化の著しい管路からの更新を行っている。未だ法定耐用年数を超えた管路を多く保有しているが、平成29年度に策定した経営戦略に基づき、平準化して効率的に更新を行っていく。また、管路老朽化による計画以外の緊急更新の増加も喫緊の課題である。更新率を類似団体と同程度となるよう、補助や企業債等の財源による更新を実施していく。
全体総括
平成29年度に策定した経営戦略により、石綿セメント管については企業債、その他管路については該当する補助事業により管路更新を引き続き実施していく。現実的には年々突発的な漏水等が増加しており管路の漏水調査については継続して実施し、漏水への早期対応により修繕費を抑えていく。また、平成30年度に実施した管路解析の結果、一部配水施設の統廃合の検討をしている。
地方財政ダッシュボードについて
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
)もご記載ください。
収録資料
| 「財政状況資料集」
| 「経営比較分析表」
| 「統一的な基準による財務書類に関する情報」
|
© 2019- 地方財政ダッシュボード
| 🔗澁谷 英樹 (researchmap)
| 🏫澁谷 英樹 (南山大学)