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簡易水道事業
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収益的収支比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について収益的収支比率については、使用人口の減少に伴い下水道使用料も減少してきており、一般会計からの繰入金への依存が増えてきていることが伺え、悪い傾向である。企業債残高対事業規模比率については、グラフでは前年度から極端に増加しているが、これは令和5年度決算統計入力誤りに基づく算定値であり、正式な値は6.39%と類似団体平均値以下であり、自己資金調達度が高いことがわかる。経費回収率については100%に近いことから、料金の収益性が良いことを表している。汚水処理原価については、類似団体平均値以下であり、処理にかかる費用が少ないので良い傾向である。施設利用率については、類似団体平均値以上であり、施設利用の効率が高く良い傾向である。水洗化率については、類似団体平均値以上であり、多くの町民に対し衛生的な環境が提供されていることが伺える。 |
管渠改善率 |
老朽化の状況について管渠改善率については、改善計画が樹立されていないことから改善率がゼロとなっているが、以前に行った管渠ストックマネジメント計画策定業務により得られた管路の状態を踏まえ、今後の改修計画を作成していく。 |
全体総括全体として経営状況は概ね良好であるが、今後も引き続き想定される使用人口の減少などを考慮すると、いつ経営が悪化するかわからない状況である。今後は、令和6年4月より適用となる公会計により、会計の見える化を進め、適正な受益者負担について下水道利用者に理解を求めていく必要がある。 |
出典:
経営比較分析表
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