中種子町:簡易水道事業(法適用)

地方公共団体

鹿児島県 >>> 中種子町

地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度

経営比較分析表(2015年度)

経営の健全性・効率性について

中種子町では,給水人口の減により施設の利用率(⑦)が56%程度ですが,類似団体と比較すると高い利用率となっています。有収率(⑧)では,以前から70%台であり,給配水管の老朽化が原因で施設の利用が収益につながっていない現状です。経常収支比率(①)も全国平均と比べ10.91%低い102.65%と厳しい状況ですが,幸いにも累積欠損金(②)はありません。しかし,収支の差があまりないため現金の確保が難しく,流動比率(③)も類似団体に比べて低い状況にあり,維持管理費などの財源確保がきびしいところです。企業債残高対給水収益比率(④)については,類似団体に比べて低い状況にありますが,建設改良に係る企業債を発行して,今後施設の更新等行う必要があります。また,平成9年7月を最後に料金の見直しがなされていません。給水原価(⑥)は類似団体と比べ平均以下ではありますが,経費の削減に努め,また,料金回収率(⑤)の向上に努めていく必要があります。

老朽化の状況について

中種子町では,耐用年数を経過した資産(②)が約30%あります。耐震化対策も必要な資産も多くある中,財源の確保が困難な状況のため,配水管等の更新(③)は,進まない現状です。また,固定資産全体での減価償却率(①)も50%を超え老朽化が進んでいます。

全体総括

経営を安定化させるためには,まず有収率を向上させることが必要です。耐震化対策と併せて老朽管の更新を近年中に行い生産コストの削減を図る取組を行います。また,同時に資産管理(アセットマネジメント)を見直し,給水人口及び現在の住宅の配置を考えた施設の更新を進めていかなければなりません。収支の改善では,料金も平成9年7月の改定から見直しがされていません。維持管理費なども当時とは変動し現在の料金では施設の更新に必要な収入が確保されずに支障がでることが予想されます。近年中に見直し作業を始めます。

類似団体【A8】

夕張市 三笠市 松前町 長万部町 江差町 由仁町 鷹栖町 東神楽町 当麻町 美瑛町 上富良野町 羽幌町 枝幸町 訓子府町 湧別町 洞爺湖町 むかわ町 新得町 清水町 大樹町 広尾町 池田町 本別町 足寄町 厚岸町 弟子屈町 白糠町 羅臼町 月新水道企業団 鰺ヶ沢町 深浦町 田舎館村 東北町 大間町 東通村 田子町 岩手町 平泉町 軽米町 九戸村 洋野町 川崎町 大郷町 大衡村 色麻町 女川町 北秋田市 五城目町 八郎潟町 井川町 西川町 朝日町 大江町 金山町 真室川町 飯豊町 国見町 大玉村 天栄村 南会津町 泉崎村 塙町 石川町 玉川村 浅川町 小野町 河内町 五霞町 那珂川町 下仁田町 草津町 横瀬町 山武市 神崎町 大多喜町 御宿町 鋸南町 大島町 八丈町 中井町 松田町 箱根町 真鶴町 弥彦村 湯沢町 穴水町 美浜町 若狭町 市川三郷町 千曲市 御代田町 立科町 原村 飯島町 宮田村 木曽町 山形村 白馬村 高山村 信濃町 下呂市 関ケ原町 輪之内町 坂祝町 富加町 八百津町 河津町 南伊豆町 松崎町 西伊豆町 清須市 木曽岬町 南伊勢町 御浜町 甲良町 多賀町 井手町 宇治田原町 与謝野町 田尻町 千早赤阪村 養父市 安堵町 川西町 三宅町 高取町 明日香村 吉野町 紀美野町 美浜町 日高町 由良町 みなべ町 伯耆町 隠岐の島町 和気町 鏡野町 奈義町 世羅町 海陽町 つるぎ町 東みよし町 琴平町 上島町 伊方町 鬼北町 四万十町 久山町 小竹町 香春町 添田町 糸田町 大任町 みやこ町 吉富町 築上町 玄海町 大町町 江北町 壱岐市 西海市 南島原市 小国町 甲佐町 芦北町 多良木町 あさぎり町 竹田市 玖珠町 高原町 綾町 都農町 高千穂町 一ツ瀬川営農飲雑用水広域水道企業団 湧水町 中種子町 瀬戸内町 徳之島町 和泊町 知名町 与論町 宜野座村 久米島町