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財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
類似団体平均より良好であり,令和2年度決算での自主財源比率は39.5%,うち町税分は28.0%となっています。今後も税収の徴収率向上を中心とする歳入確保に努めます。
類似団体平均より良好であり,令和元年度に比べ1.0ポイント改善しています。改善した要因は,令和元年10月からの消費税率の引上げの通年化により,地方消費税交付金が増加したこと等によるものです。
類似団体平均より良好です。令和元年度に比べ増加している要因は,小中学校ICT活用事業に係る児童生徒用タブレット端末等整備費の増などによるものです。
令和2年度の実質公債費比率は6.4%,令和元年度と比べ1.2ポイントの減で,類似団体と同値となっています。減の主な要因は,平成16年度に借り入れた町道2号線道路改良事業等に係る地方債の償還完了等によるものです。ただし,今後は,庁舎移転事業等の大規模事業の公債費償還により再び上昇する見込みです。
昨年度に引き続き,類似団体平均より良好です。平成26年度以降は,令和元年度を除き,充当可能財源等が将来負担額を上回っているため,値が算出されていません。令和元年度は,公民館整備事業等の大規模事業に係る地方債の借入により,将来負担額が充当可能財源等を上回り,将来負担比率の値が算出されました。今後は,庁舎移転事業等に係る地方債の借入れにより,将来負担額の増が見込まれます。
類似団体平均と比べて高くなっています。これは広島県からの権限移譲により,平成21年度から福祉事務所を開設したことに伴う特殊要因によるものです。また,令和2年度は前年度と比べて1.9ポイント減少しており,主な理由は,障害者支援費及び生活保護費について,歳出は対前年度比で減額となった一方,令和2年度歳入はほぼ予算現額どおり歳入され,令和3年度に過年度調整が入ることに伴い,令和2年度の経常経費(扶助費)充当一般財源が減少したことによるものです。
類似団体平均と比べて悪い状況にあります。主な要因は,平成14年度から平成16年度にかけて多額の町債を財源に大型事業に取り組んだことから町債残高が急増し,それに伴って公債費負担も増加したことによるものです。なお,令和元年度に比べて0.6ポイント改善しています。その主な要因は,平成16年度に借り入れた町道2号線道路改良事業等に係る地方債の償還完了等によるものです。
公債費以外に係る経常収支比率は,類似団体平均より5.6ポイント良好な結果となっています。なお,令和元年度に比べ0.4ポイント改善しています。その主な要因は,令和元年10月からの消費税率の引上げの通年化により,地方消費税交付金が増加したこと等による経常一般財源総額の増により,経常収支比率計算の分母が増加したことによるものです。
(増減理由)・①海田町役場庁舎移転補償金を積み立てたことにより,公共施設等整備基金が9.2億円増となったこと及び②財政調整基金について,令和元年度決算剰余金を2.1億円積み立てた一方,繰出金等の財源補てんに伴い,0.4億円取り崩したこと等により,1.7億円の増となったこと等により,令和2年度の基金全体の残高は,令和元年度と比べて11.0億円の増となりました。(今後の方針)・財政調整基金残高については,海田町中期財政運営方針(平成30年度~令和4年度)において,平成元年度から平成28年度までの標準財政規模に対する基金残高の比率の全国平均が0.31(平成28年度の本町の標準財政規模約60億円に照らすと約19億円)であることを考慮しつつ,庁舎移転事業や広島市東部地区連続立体交差事業等の大規模事業を実施していくうえで,基金残高を確保することとしています。・中期的(令和4年度~令和8年度)には,公共施設等整備基金を大規模事業等の財源として取り崩すため,基金全体の残高は減少する見込みです。
(増減理由)・令和元年度決算剰余金を2.1億円積み立てた一方,繰出金等の財源補てんに伴い,0.4億円取り崩したこと等により,1.7億円の増となりました。(今後の方針)・財政調整基金残高については,海田町中期財政運営方針(平成30年度~令和4年度)において,平成元年度から平成28年度までの標準財政規模に対する基金残高の比率の全国平均が0.31(平成28年度の本町の標準財政規模約60億円に照らすと約19億円)であることを考慮しつつ,庁舎移転事業や広島市東部地区連続立体交差事業等の大規模事業を実施していくうえで,基金残高を確保することとしています。・中期的(令和4年度~令和8年度)には,公共施設等整備基金を大規模事業等の財源として取り崩すため,基金全体の残高は減少する見込みです。(今後の方針)
残高が表示単位未満のため,値が出ていません。
(基金の使途)・海田町公共施設等整備基金:公共施設等整備事業に要する経費の財源に充てます。・海田町国際交流基金:国際化時代に対応して,国際交流事業を推進させ,町民の国際性を高めるとともに,開かれた地域社会の創造に資するものです。・織田幹雄スポーツ振興基金:海田町のスポーツ振興を目的とした事業に要する経費の財源に充てます。・海田町森林環境譲与税基金:森林整備及びその促進に資する事業に要する経費の財源に充てます。(増減理由)・海田町公共施設等整備基金:海田町役場庁舎移転補償金を,公共施設等整備基金に積み立てたことにより924百万円増加・海田町国際交流基金:海田町国際交流協会補助金の財源に充てたことにより微減・織田幹雄スポーツ振興基金:織田幹雄記念館整備及びスポーツ振興会補助金の財源に充てるため,1百万円減少・海田町森林環境譲与税:森林環境譲与税を3百万円積立(今後の方針)・海田町公共施設等整備基金:庁舎移転事業のため,取り崩す予定・海田町国際交流基金:海田町国際交流協会補助金の財源に充てるため取り崩す予定・織田幹雄スポーツ振興基金:織田幹雄スポーツ振興会補助金の財源に充てるため取り崩す予定・海田町森林環境譲与税基金:森林整備及びその促進に資する事業に要する経費の財源に充てるため取り崩す予定
・有形固定資産減価償却率については,昭和50年代以前に整備され,整備から40年以上経過した施設があるため,類似団体より高く,上昇傾向にある。令和元年度は新公民館整備により減少したものの,令和2年度は再び上昇し,類似団体より高くなっている。・公共施設等総合管理計画に基づき,今後,老朽化した施設について,点検・診断や計画的な予防保全による長寿命化を進めていくなど,公共施設等の適正管理に努める。
・債務償還比率は類似団体平均を下回っている。・主な要因としては,①給与体系の適正化,退職者補充調整などの取組により,人件費が類似団体平均より低いこと,②内部管理経費の削減や事務事業費の見直しなどにより,物件費が類似団体平均より低いことが考えられる。
・将来負担比率については,令和元年度は,将来負担額が将来負担額に充当可能な財源を超え,将来の負担がプラスとなったため,値が出ているが,令和2年度はマイナスとなったため,値が出ていない。・有形固定資産減価償却率は,昭和50年代以前に整備され,整備から40年以上経過した施設があるため,類似団体より高く,上昇傾向にある。令和元年度は新公民館整備により減少したものの,令和2年度は再び上昇し,類似団体より高くなっている。・公共施設等総合管理計画に基づき,今後,老朽化した施設について,点検・診断や計画的な予防保全による長寿命化を進めていくなど,公共施設等の適正管理に努めていく。
・将来負担比率については,令和元年度は,将来負担額が将来負担額に充当可能な財源を超え,将来の負担がプラスとなったため,値が出ているが,令和2年度はマイナスとなったため,値が出ていない。・実質公債費比率は,平成16年度に借り入れた地方債の償還完了により減少し,類似団体と同程度となった。今後は一旦改善した後,庁舎移転事業や公民館整備事業等の大規模事業の公債費償還により再び上昇することが見込まれるため,公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。
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