那珂川町：簡易水道事業（法適用）【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2015年度）

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率は、Ｈ27が140.85％で、人件費の抑制により近年増加傾向にある。同様の理由から給水原価は減少している。③流動比率は、支払に備える現金等の支払能力を示すものだが、類似団体の平均よりは低い値となっており、資金計画について、今後検討を必要としている。④企業債残高対給水収益比率は、減少傾向にあり、類似団体平均より低い数値に抑えられており、財務的には余力がある状況にある。⑤料金回収率は、年々増加しているが、今後使用者が減少することから、適正な水準といえる。

老朽化の状況について

施設や管路の老朽化により、有収率が一定でない状況が続いている。財務状況は良好な為、今後、管路の更新率を年々上昇させるために、布設替等工事数を増加させる必要がある。

全体総括

財務や料金水準等、経営状況は良好である。老朽化した施設の更新を計画的継続的に行うことで、今後も経営健全性を維持する必要がある。

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