経営の健全性・効率性について
経常収支比率は100%を超えており、累積欠損金の計上はありません。また、令和3年度は流動比率が基準となる100%を超過する等安定経営を表す指標となっていますが、収益的収入の大部分を一般会計からの繰入金が占めていることから経営改善に向けた取組が必要となっています。
老朽化の状況について
破損が増加する目安とされる整備後30年を経過する管渠が、今後10年間で増加していくことから、今後はストックマネジメント計画により投資の最適化を図っていきます。
全体総括
十和田湖特定環境保全公共下水道は県内有数の観光地である十和田湖の水質保全を目的とした事業でありますが、コロナ禍などによる観光需要の低迷もあり使用料収入は非常に厳しい状況となっています。今後は令和4年度に改定する経営戦略により更なる効率化や計画的な経営に取り組んでいきます。