事業・施設概要
| 都道府県 | 富山県 | 経営主体 | 富山市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D1 |
| 行政区域内人口 | 402,337人 | 現在処理区域内人口 | 74,465人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 69,581人 | 現在処理区域面積 | 2,580ha |
| 晴天時現在処理能力 | 30,700m³/日 | 下水管布設延長 | 760km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
・経常収支比率は、主要な財源である下水道収益(使用料収入)が人口減少により減少していることに加え、費用面においても動力費等の経費の上昇の影響により減少傾向ではありますが、経常収支が黒字を示す100%以上を維持しています。・流動比率は、類似団体と比べ低い値となっています。これは、処理区域を拡張するための集中的投資の財源として発行した企業債を償還しているためであり、H30年度以降は償還の進捗に伴う改善が見受けられます。・企業債残高対事業規模比率は、企業債の償還が進んでいることから、当面の間減少していくものと見込んでいます。・経費回収率については、100%を下回っていますが、消化ガス売却収入等を控除すると汚水処理に要する費用は使用料収入で賄われるため、経費回収率は100%となります。・施設利用率については、類似団体と比べ高い値となっているものの、将来の需要減少を見据え、類似施設の統廃合等を踏まえた効率的な施設運営の検討が必要であると考えます。・水洗化率は、下水道未接続世帯への啓発活動を継続して取り組み普及促進を図っていることから、未接続世帯の解消とともに若干ではありますが、年々高くなっています。
老朽化の状況について
・有形固定資産減価償却率は、有形固定資産減価償却累計額の増加により、年々高くなっており、今後も数値の上昇が見込まれます。・管渠老朽化率は、現在、法定耐用年数を経過する管渠はありませんが、数年後から増加していくことが予測されます。
全体総括
・短期的な支払い能力を示す流動比率の数値が低い状況にありますが、企業債償還の進捗に伴い改善しているほか、経常収支比率が100%を超えていることなど、概ね健全な状況にあると考えています。・しかしながら、平成28年度をもって計画的な面的整備が完了し、今後、下水道接続件数の大幅な増加は見込めず、人口減少に伴う下水道収益の減益や動力費等の経費が上昇していることから、令和8年度4月に使用料を改定し、経営基盤の強化を図ります。・老朽化した管渠・処理場等の更新には、多額の費用が必要となることから、経営の健全性や効率性を損ねることのないよう、事業費の平準化を図るなど計画的に事業を進めてまいります。・各指標については、第2次富山市上下水道中長期ビジョン(平成29年度から10年間の事業計画)においても、計画の進捗管理や経営の状況、課題を把握するための重要な指標として位置づけており、引き続きこれらの指標を活用しながら、健全な経営に努めてまいります。
経営状況
収支構造
総額27.3億円
総額25.8億円