北海道上川町:特定環境保全公共下水道の経営状況(最新・2024年度)
北海道上川町が所管する下水道事業「特定環境保全公共下水道」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
令和5年度から、公共下水道事業および特定環境保全公共下水道事業に地方公営企業法を一部適用し、財政状況の明確化を図りながら経営管理を進めている。経常収支比率は、単年度の収支が黒字であることを示す100%以上で、僅かながら前年度を上回った。累積欠損金比率も0であることから、経営状況は健全な状況にあると言える。特定環境保全公共下水道事業については、大規模な温泉施設を抱えており、使用量が比較的多いという特性がある。処理場は供用開始から30年以上が経過しており、これまで改修工事等を段階的に実施してきた。また、管渠についても老朽化が進行しており、これまで定期的な修繕を行ってきたが、事故等を未然に防止するためには、今後も計画的な補修・整備が必要である。今後は、各施設の長寿命化工事を見据え、投資の効率化や維持管理経費の削減に向けた取組を検討し、経営の健全化を図っていく必要がある。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、令和5年度からの地方公営企業法の一部適用であるため類似団体平均と比べ低くなっている。処理場については、これまで長寿命化工事を実施してきたところであるが、突発的な故障を未然に防止するため、近年策定した計画に基づき、引き続き計画的な整備を推進する必要がある。あわせて、処理場の構築物の更新についても、長期的な視点に立った計画的な整備を図らなければならない。管渠についても老朽化が進んでいることから、事故防止の観点を踏まえ、計画的な更新・整備を進めていく必要がある。
全体総括
本事業における使用料収入は、層雲峡地区の大手ホテルが大半を占めており、観光客の入込状況に大きく左右される構造となっている。近年は新型コロナウイルス感染症の影響を受けたが、現在は徐々に回復傾向にあるものの将来的な需要動向については慎重な見通しが必要である。また、処理場及び管渠の老朽化が進行しており、突発的な事故を未然に防止するため、今後も計画的な更新・整備が求められる。また、公営企業に携わる専門的知識を有する人材の確保が困難な状況にあり、安定的な事業運営を維持するためには、業務の効率化や管理手法の見直しが不可欠である。このような状況を踏まえ、令和7年度には経営戦略を改定し、使用料改定を見据えた適正な使用料収入の確保について検討するとともに、補助金や一般会計繰入金の活用により財源の確保を図っていく必要がある。長寿命化計画に基づく計画的な整備を推進するとともに、近隣市町村との情報共有や広域的な連携の可能性についても検討していく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
特定環境保全公共下水道の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の上川町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。