奈良県川西町:特定環境保全公共下水道の経営状況(最新・2024年度)
奈良県川西町が所管する下水道事業「特定環境保全公共下水道」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率124.63となったが、一般会計からの繰入に依存した経営であり、今後の経営を見据え、更なる検討は必要である。②累積欠損比率人口減少により、下水道使用料が減収となる中で、過年度に整備した下水道施設の減価償却費が積み重なっている状況にある。経費節減と使用料単価の見直しで経営改善する必要がある。③流動比率企業債の償還額が多額であり、償還に充てる財源を一般会計からの繰入に依存している。④企業債残高対事業規模率過年度に整備した下水道施設の企業債残高に加え、施設改築事業に伴う企業債を毎年度発行しているため、比率高の状況は続く。⑤経費回収率令和6年度は人件費の減などにより収益的支出が減り数値が上がったが、今後物価高騰の影響もあるため、経費削減に努める必要がある。⑥汚水処理原価令和6年度は施設の改築事業費が減となり、汚水資本費がマイナスとなり、汚水処理原価が減額となったが、老朽化により改築事業費が増えていくと予想される一方で、人口減少により有収水量が減少すると見込まれる状況にある。⑦施設利用率本町では処理場を保有していないため、当該数値無し。⑧水洗化率当町は、流域下水道センターの隣に位置し、早期から下水道管布設事業を重点的に進めたことに伴い水洗化率が高くなっている。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率平成29年4月の法適化に伴い整理した償却対象資産の帳簿原価を、法適用時点での価格としたため当該数値となっている。実際には老朽化が進んでおり、今後修繕改築が必要となってくる。②管渠老朽化率現状では耐用年数を過ぎた管渠はないため、当該数値となっておるが、事業開始当初に整備した管渠については、一気に耐用年数を迎えるため、それらに備えた経営が必要となってくる。③管渠改善率平成26年度から長寿命化計画に基づく老朽管渠の改築を実施している。加えて平成29年度よりストックマネジメント計画による修繕・改築事業も展開している。
全体総括
令和6年度決算における経常利益は31,911千円となり、前年度に引き続き黒字を計上した。これにより経常収支比率は124.63%と前年度を上回る水準となったが、これは主に、一般会計からの負担金増額等による収支補填を行った結果である。依然として多額の累積欠損金を抱えており、解消に向けた努力が必要である。施設および管渠の老朽化は着実に進行しており、令和元年度策定のストックマネジメント計画に基づく改築更新事業の推進は、将来の突発的な事故や多額の修繕費発生を抑制するために不可欠である。しかし、これらの膨大な更新費用を賄いつつ、累積欠損金を計画的に解消していくためには、料金改定により一般会計からの繰入金に過度に依存しない自立した経営基盤の構築が必要と考える。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
特定環境保全公共下水道の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の川西町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。