新居浜市:公共下水道

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2019年度)

経営の健全性・効率性について

令和元年度に公営企業会計に移行し、初めてとなる決算において、一定の純利益を確保し、経常収支比率は100%以上、累積欠損金比率は0となっている。一方で、これまで施設整備の財源として借入を行った企業債の残高が多額にのぼることから、企業債残高対事業規模比率(グラフ中2,637,11は誤りで正しくは1,198.24)は類似団体に比べ高く、また、流動負債となる次年度の企業債元金償還予定額が多額となることから、流動比率は類似団体に比べ低くなっている。施設利用率については、台風等の大雨時に流入水量が増加した場合の放流水の水質を保全するため、現状で適正であると考えているが、誤接続による雨水や地下水の汚水管への流入を防ぐために、今後も不明水の調査及び対策を行っていく。水洗化率については、類似団体より低く、未接続の家庭等へ啓発活動等を実施し水洗化率の向上を図っていく。なお、現在、中長期的な投資財政計画による経営戦略の策定を進めており、経営戦略に基づき、持続可能な公共水道事業の経営に取り組んでいく。

老朽化の状況について

公営企業会計の移行にあたり、減価償却累計額はゼロから始まっていることから、有形固定資産減価償却率は低い数値となっている。ただし、実施設である下水処理場と雨水ポンプ場は、供用開始後、一定の年数が経過し、経年劣化がみられることから、ストックマネジメント計画(簡易版)を策定し、優先順位をつけて改築工事を実施している。管渠は、供用開始後、50年経過していないため、管渠老朽化率が0となっているが、近い将来、老朽管が発生することが見込まれることから、管渠を調査し、改築工事の検討を行っている。現在、詳細版のストックマネジメント計画を策定しており、今後においては、計画に基づき、下水道施設の改築・更新を効率的に行っていきたい。

全体総括

昭和35年度に着手した本市の下水道事業は、現在、未普及地域の解消に向けて事業に取組んでいるが、人口減少等に伴う使用料収入の減少が懸念される中、これまで整備を進めてきた施設の老朽化に対する改築更新需要の増大が見込まれている。さらには、施設の耐震化といった災害対策も求められており、下水道事業に係る経営環境はこれまで以上に厳しさを増すことが予想される。このような中、現在、将来にわたって安定的に下水道事業を継続していくために、中長期的な視点に立ち、安全安心な下水道事業に向けた指針である経営戦略を策定を行っており、経営戦略に基づき、経営基盤の強化を進め、持続可能な公共水道事業の経営に取り組んでいく。

類似団体【Bd1】

室蘭市 岩見沢市 網走市 千歳市 滝川市 恵庭市 北広島市 石狩市 音更町 十和田市 宮古市 北上市 石巻市 塩竈市 名取市 多賀城市 岩沼市 大崎市 富谷市 利府町 横手市 米沢市 鶴岡市 酒田市 寒河江市 天童市 東根市 会津若松市 南相馬市 古河市 石岡市 龍ケ崎市 ひたちなか市 鹿嶋市 守谷市 筑西市 神栖市 阿見町 日立・高萩広域下水道組合 栃木市 佐野市 鹿沼市 日光市 真岡市 大田原市 那須塩原市 下野市 桐生市 伊勢崎市 館林市 熊谷市 行田市 秩父市 本庄市 東松山市 深谷市 毛呂山・越生・鳩山公共下水道組合 木更津市 茂原市 袖ケ浦市 印西市 君津富津広域下水道組合 瑞穂町 南足柄市 愛川町 柏崎市 見附市 村上市 燕市 射水市 小松市 加賀市 能美市 敦賀市 鯖江市 越前市 坂井市 笛吹市 上田市 岡谷市 飯田市 諏訪市 茅野市 塩尻市 佐久市 高山市 関市 土岐市 富士宮市 袋井市 蒲郡市 犬山市 近江八幡市 栗東市 野洲市 湖南市 東近江市 福知山市 舞鶴市 木津川市 精華町 豊岡市 赤穂市 たつの市 天理市 倉吉市 出雲市 玉野市 総社市 東広島市 防府市 下松市 岩国市 光市 山陽小野田市 丸亀市 今治市 新居浜市 西条市 四国中央市 大牟田市 飯塚市 小郡市 宗像市 唐津市 鳥栖市 諫早市 大村市 八代市 荒尾市 玉名市 菊陽町 中津市 日田市 都城市 延岡市 日向市 うるま市