特定地域排水処理施設 簡易水道事業(法適用) 特定環境保全公共下水道 農業集落排水施設
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財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
類似団体との差は年々詰まってきているが、税収等経常的な一般財源収入が少ないため、指数はこの2年間で0.05ポイント下がっている。定員適正化計画に基づく職員の定数管理や、集中改革プランによる事務事業の見直し等による事務経費の減、投資的経費の抑制により歳出削減を実施するとももに、積極的な企業誘致等により新たな自主財源の確保に努める。町税においては滞納解消に向けた関係課の協力により、徴収率が向上している。
地方債の新規発行の抑制等により公債費は削減(-4.0%)されたものの、人件費の増(7.9%)、介護保険特別会計等への繰出金の増(17.7%)等により、前年比で10.4ポイントの大幅増となり、類似団体比でも8.6ポイント上回っている。さらに、今後は障害者自立支援給付費等の扶助費の増が見込まれることから、抜本的な経常経費の削減に努める必要がある。
人件費の増により、決算額は前年比16,802円の増となっているが、給与水準の低さから類似団体との差は大きい。職員数の削減は限界にきており、今後は民間への業務委託や指定管理者制度の活用等によるコスト低減が求められる。また、一部事務組合で行っているごみ処理業務や消防業務等の経費増も要因の一つと考えられる。
平成20年度まで実施した給与の特例減額の影響や、職員評価制度の実質的な運用見送り等により、給与体系の見直しが遅れているため、全国平均はもとより類似団体の指数を大きく下回って最低水準にあり、国家公務員の時限的な特例措置を考慮しても100ポイントを下回っている。今後は評価制度の運用も含め、より一層の適正化に努める。
職員数については定員適正化計画に基づき定数削減を図ってきたが、人口も減少傾向にあるのが常のため、数値に大きな動きはない。類似団体比では1.58人下回っているが、全国平均では3.42人上回っている。23年度には小学校を統合し、今後も事業の民間委託が検討されていることから、職員数の減が予想されるが、職員採用の計画的な実施と適正な職員配置によって、より適正な定員管理に努める。
ここ数年比率は横ばい傾向にあるものの、類似団体比率を若干(0.9ポイント)上回っている状況にある。今後は、統合小学校建設費や災害関係の起債償還に伴う率の上昇が見込まれるため、新規発行の抑制等、引き続き健全化の維持に努める。
比率は平成19年度比較で91.9ポイントも下がっているが、類似団体との比較では26.9ポイントも上回っている。また、類似団体が継続して率を下げているのに対し、当町では平成23年度において2.4ポイント上回っている。これまでは、行財政改革による公債費等の削減や、基金積立等による効果で比率を下げてきたが、23年度においては統合小学校建設費や災害に伴う公債費の増等により比率が上昇したと考えられる。そのため、今後はより一層の計画的な財政健全化に努める必要がある。
平成19年度以降減少傾向にあったが、23年度は前年比2.0ポイント増となり、類似団体比でも2.6ポイント上回っている。職員数についてはほぼ同じことから、増加要因は共済費の負担率増が大きく占めている。今後は小学校統合や事務事業の民間委託等により、職員数の減が予想されるが、共済費等は今後も負担増が見込まれる。
前年比で0.3ポイント減少し、類似団体比では1.8ポイント下回っており、その差は0.3ポイント広がった。その要因として、集中改革プランに基づく指定管理者制度の導入による施設管理委託が挙げられる。今後も事務事業の民間委託を推し進め、更なるコスト削減に努める。
扶助費については少しずつではあるが、年々増加傾向にあり、ここ3年間で0.5ポイント増加している。類似団体比では0.9ポイント上回っていて、ここ数年での差の変化は少ない。今後は、障害者自立支援給付費や保育所入所費等の増が見込まれるため、給付費の適正化を図るとともに、上昇傾向をストップさせるための方策が必要である。
前年比で5.2ポイント増でこれまでにない大きな動きとなっている。そのため類似団体比でも9.2ポイント上回ることになった。各種特別会計への繰出金の増加が主な要因で、特に介護保険特別会計への繰出金は、高齢化が一層進む中、介護施設や介護対象者の増加等により、上昇に歯止めが利かない。
平成22年度までは減少傾向にあったが、23年度は2.8ポイント増加に転じ、類似団体比でも1.9ポイント上回る結果となった。大きな要因は一部事務組合で行っているごみ処理や消防事業における負担金の増であり、ごみ処理については今後も増加が見込まれるため、ごみを出さないための取り組み等が施策として必要である。
類似団体比では4.2ポイント下回っており、当該団体においても平成19年度からの比較では2.4ポイント減で着実に減少している。これは新規地方債の発行抑制により、元金償還が減ったことが要因である。今後は統合小学校建設や災害関係の地方債発行による償還が見込まれることから、より一層の健全化維持に努める必要がある。
これまでの減少傾向から、平成23年度は一転して10.8ポイントの増加となり、類似団体との差も12.8ポイントと大きく広がった。増加の要因としては、補助費(2.8ポイント)、繰出金を含むその他(6.2ポイント)の項目が大きく増加しており、物件費でわずかに減少したに過ぎない。今後も扶助費や繰出金については減少が見込めず、人件費の更なる削減が厳しいことなどから、経常収支比率の増加が見込まれるが、行財政改革を全庁一体となって推し進め、健全化に努める。
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