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2010年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表(2020年度)
財政力
財政力指数の分析欄
近年はほぼ横ばいの数値で推移していたが、地方消費税交付金等の増により基準財政収入額が伸びているため、財政力指数も上昇傾向にある。しかしながら、依然として類似団体平均を下回っており、今後も村税徴収体制の強化や遊休地の利活用等により自主財源の確保に努め、行政運営の効率化と財政の健全化を図る。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
本村は、基地収入(財産収入)が経常的に入るため経常収支比率が類似団体と比較して高い順位となっている。分子の一般財源等充当経常経費が人件費の増により1.1%の増となった以上に、分母の経常一般財源等の総額が地方消費税交付金や地方交付税等の増により4.4%の増となったため、経常収支比率は3.1%減の81.8%となっている。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人口1人当たり人件費・物件費等決算額は、類似団体平均値を下回っているが、前年度比で2.0%(2,337円)の増となっている。人件費は会計年度任用職員等社会保険料の増により13.0%増となっている。物件費は村内は発掘調査支援業務委託料の皆減等により4.6%の減となっている。各事業の見直しも含め、歳出抑制に努める。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
近年は減少で推移しており、令和1年度は管理職の退職が多かったことに加え、令和2年度は職員年齢構成の変化の影響もあり、前年度に比べ0.7の減となった。今後も定員適正化計画により職員の定数管理や適正配置を行うことで、義務的経費の負担軽減を図る。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
職員数は、平成28年度以降はほぼ横ばいで推移してきたが、令和1年度に退職者の補充に加えて専門職等の新規採用を行ったため、増となった。今後も定員適正化計画により職員の定数管理や適正配置を行うことで、義務的経費の負担軽減を図る。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
これまで同様、地方債発行額を抑制することにより、実質公債費比率は類似団体平均値を下回っている。今後は、総合情報センターの整備や学校の新増改築事業等の新たな公共施設の建設事業等も予定されている為、旺盛な財政需要が見込まれている。また、その他の新規事業とのバランスも勘案しながら、地方債発行を抑制するとともに、充当可能財源である財政調整基金や減債基金の確保に努め、類似団体平均値を上回ることのないように努める。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
これまで同様、地方債発行額を抑制することにより、将来負担比率は類似団体平均値を下回っている。今後は、子ども子育て関連経費の増や新たな公共施設の建設事業等も予定されている為、旺盛な財政需要が見込まれている。また、その他の新規事業とのバランスも勘案しながら地方債発行を抑制するとともに、充当可能財源である公共施設建設基金や学校建設基金の確保に努め、類似団体平均値を上回ることのないように努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)
人件費
人件費の分析欄
人件費は、会計年度任用職員制度の導入による賞与や社会保険料等の増により、1.8%増となった。今後も定員適正化計画により職員の定数管理や適正配置を行うことで、義務的経費の負担軽減を図る。
物件費
物件費の分析欄
物件費は、会計年度任用職員制度の導入に伴う賃金や成人保健一般健診委託料の減により、2.8%減となっている。施設の維持管理等により数値が悪化することがないよう、引き続き事業見直し等を行い、類似団体平均値を上回ることのないよう歳出削減に努める。
扶助費
扶助費の分析欄
扶助費は、認可保育園運営負担金や障害介護給付等の増があった一方、未熟児療養医療給付やこども医療費費助成の減により、0.9%減となっている。今後も旺盛な需要により歳出増加が想定されるため、既存事業の効果検証を実施しコントロールしていく必要がある。
その他
その他の分析欄
その他は、前年度比で横ばいであり、類似団体平均値を1.8%下回っている。今後も類似団体平均値を上回ることのないよう適切な維持管理を行い、歳出抑制に努める。
補助費等
補助費等の分析欄
補助費は、読谷まつり運営補助金や海外ホームステイ事業補助金の減により、0.9%減となっている。今後の予算編成にあたっても各種団体への補助金等の精査を行い、負担金及び補助金等の抑制に努める。
公債費
公債費の分析欄
公債費は、これまで同様、地方債発行額を抑制することにより、類似団体平均値を下回っている。今後は、新たな公共施設の建設事業等も予定されている為、旺盛な財政需要が見込まれている。事業化に向け、公共施設建設基金や学校建設基金への積立を継続してして行うことで、地方債発行の抑制を図る。
公債費以外
公債費以外の分析欄
公債費以外は、平成26年度まで類似団体平均値を上回る傾向にあったが、平成27年度以降縮減され、令和2年度においては類似団体平均値で4.0下回った。今後も事業見直し等を行い、更なる良化に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)
目的別歳出の分析欄
総務費では、特別定額給付金や会計年度任用職員等社会保険料の増により、173.3%(112,801円)の増となっている。民生費では、子育て世帯への臨時特別給付金やひとり親世帯臨時特別給付金の増により、0.5%(778円)の増となっている。衛生費では、季節性インフルエンザ予防接種委託料や診療所施設整備の増により、14.6%(4,645円)の増となっている。商工費については、新しい生活様式対応支援委託料やユンタンザ頑張る事業所応援給付金の増により、87.9%(3,532円)の増となっている。一方で、土木費では、大湾東土地区画整理事業負担金やユーバンタ公園整備工事費の減により、6.3%(2,031円)の減となっており、教育費では、返還軍用地埋蔵文化財発掘調査委託料や大木地区学習等供用施設改修工事費の減により、2.7%(1,562円)の減となっている。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり505,879円となっている。主な構成項目である補助費は、特別定額給付金や子育て応援一時給付金の皆増等により、300.5%(111,698円)の増となっている。扶助費は、認可外保育園運営負担金や障害介護給付費等により1.3%(1,138円)の増となっており、今後も増加が予想される。また、普通建設事業費(新規整備)では、無線放送整備工事費やゆんたんざソフトボール場等の整備により、22.3%(6,935円)の増となっている。
実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)
分析欄実質収支比率に係る経年分析については、平成28年度に6.21%、更に平成29年度に前年度比0.59%増の6.80%となっていたが、平成30年度には再び5%代となった。令和1年度は地方税の滞納整理強化により徴収率が増加となった影響もから5.89%となり、令和2年度は前年度比0.63%増の6.52%となっている。財政調整基金残高については、標準財政規模の30%以上を確保している。今後も実質収支比率については3%~5%程度を目指すとともに、財政調整基金においても30%程度を確保できるよう健全な財政運営に努める。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)
分析欄全会計で黒字となっているが、「診療所特別会計」「後期高齢者医療特別会計」については、黒字の割合はわずかであるため注意が必要である。今後もそれぞれの会計で赤字に陥らないよう健全な財政運営に努めながら、全体として黒字額を伸ばしていけるよう努力していく。
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実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)
分析欄新たな施設整備等の影響で、平成28年度以降「元利償還金」が増加しており、令和2年度には前年度比約39百万円増の814百万円となっている。また、下水道整備に係る繰出金や、清掃・消防に係る負担金等も増加していく見込みであり、「実質公債費比率の分子」が急激に悪化することを防ぐ為、特定の年度に負担が集中しないよう計画的な財政運営に努める必要がある。
分析欄:減債基金満期一括償還地方債の償還財源としての積み立ては行っていない。
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将来負担比率(分子)の構造(2020年度)
分析欄将来負担額全体で約610百万円の減となり、「充当可能基金」も約473百万円の増となったことにより「将来負担比率の分子」としては継続して大幅なマイナスを維持している。大型公共施設等の建設に伴い、今後も地方債の増加傾向が続くことが予想されており、将来負担額は確実に増えていくものと考えられる。「将来負担比率の分子」の悪化を防ぐために、これまで同様計画的な基金積立等により「充当可能財源等」を維持していく努力が求められる。
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基金残高に係る経年分析(2020年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)今後予定されている大型建設事業(総合情報センターや学校の建て替え等)に対応するための積立を行っており、特定目的基金で大きく増となっている。財政調整基金は多少の増減はあるものの、ほぼ横ばいとなっており、減債基金では対象事業の償還のために計画的な取崩しを行っているため、残高は減となっている。(今後の方針)特に学校建設基金については、令和2年度から村立5小学校の校舎建て替えが順次スタートする予定であり、今後数年間に渡って計画的な積立および取崩しを行っていく必要がある。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)前年度と比較し、ほぼ横ばいである。(今後の方針)現在の規模が、おおむね適正規模と考え、同水準を維持できるよう努めていく。
減債基金
減債基金
(増減理由)地方債の償還に充てたため、約62百万円の減となっている。(今後の方針)計画的に、道路事業・中学校建設事業の地方債の償還へ充当を行っていく。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)大型施設(総合情報センター等)、学校建設、土地区画整理、福祉振興、文化振興、再編交付金事業、ふるさとづくり等(増減理由)公共施設建設基金や読谷村立学校建設基金への積立等により、約571百万円の増となっている。(今後の方針)今後見込まれる大型建設事業に対応するため、計画的な積立・取崩しを行っていく。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
図書館や体育館では類似団体平均を上回ったものの、児童館の新設や道路整備等により、全体としては類似団体平均値を下回っている。また、本村の公共施設(建築物)の50%以上を占める学校教育施設の老朽化が進んでいることから、建て替えを進めているほか、老朽化の進む図書館の建て替えも予定している。今後も数字が悪化することのないよう、適正な管理および更新に努めていく。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
類似団体平均を下回っているが、今後も数字が悪化することのないよう、適正な計画および管理に努めていく。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
「将来負担比率」について、社会教育施設の整備および道路整備をおこなっているが、引き続きマイナスを維持している。「将来負担比率」の分子をマイナスのまま維持するために、計画的な基金積立等により「充当可能財源等」を維持していく努力が求められる。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
「将来負担比率」について、社会教育施設の整備および道路整備をおこなっているが、引き続きマイナスを維持している。「将来負担比率」の分子をマイナスのまま維持するために、計画的な基金積立等により「充当可能財源等」を維持していく努力が求められる。
施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)
施設情報の分析欄
児童館の新設、大型の道路整備等により、全体的に類似団体平均を下回っている。今後、本村の公共施設(建築物)の半分以上の割合を占める学校施設の更新を進めていく。その他の施設についても、将来の更新が必要な時期に向け、計画的な管理を行っていく。
施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)
施設情報の分析欄
図書館について、類似団体平均を大きく上回っている状況であり、更新が予定されている。その他について、役割や機能・特性に合わせ補修・更新の実施時期や最適な対策方法を決定するとともに、優先順位を考慮しながら適正な維持管理を図る。
財務書類に関する情報①(2020年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額が前年度から335百万円の増加(+0.5%)となった。金額の変動が大きいものは有形固定資産資産、投資その他の資産及び流動資産であり、有形固定資産は資産の取得額より減価償却による資産の減少が上回った事から180百万円減少し、投資その他の資産は出資金(その他)88百万円増加及び公共施設や学校施設建設のための積立等で基金390百万円増加等により、462百万円増加した。流動資産は現金預金129百万円増加及び財政調整基金60百万円減少等により54百万円増加した。また、負債総額が前年度から236百万円の減少(-2.5%)となった。金額の変動が大きいものは地方債と退職手当負担金の減少であり、地方債償還額が発行額を上回り123百万円減少、退職手当負担金は106百万円減少した。※下水道事業会計が令和2年度より公営企業会計に移行しており、全体会計及び連結会計の金額変動要因となっている。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、経常費用は18,919百万円となり、前年度比4,109百万円の増加(+27.7%)となった。そのうち、人件費等の業務費用は7,376百万円、補助金や社会保障給付等の移転費用は11,543百万円であり、移転費用の方が業務費用より多い。移転費用のうち、補助金等(8,485百万円、前年度比3,821百万円)は特別定額給付金事業で増加となったことが主な要因。また、純行政コストは前年度比1,264百万円の減少(-6.8%)となった。前年度は資産除売却損5,402百万円計上していたが、本年度は資産除売却損の計上がないため減少となった。※下水道事業会計が令和2年度より公営企業会計に移行しており、全体会計及び連結会計の金額変動要因となっている。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、税収等の財源(18,147百万円)が純行政コスト(17,442百万円)を上回ったことから、本年度差額は705百万円(前年度比+5,825百万円)となり、純資産残高は571百万円の増加となった。前年度は資産除売却損5,402百万円計上していたが、本年度は資産除売却損の計上がなく純行政コストが減少したことが、大きな変動要因となった。※下水道事業会計が令和2年度より公営企業会計に移行しており、全体会計及び連結会計の金額変動要因となっている
4.資金収支の状況
一般会計等においては、業務活動収支は1,578百万円であったが、投資活動収支については、防災無線施設整備事業や小中学校ICT事業等を行ったことから、▲1,316百万円となった。財務活動収支については、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、165百万円となっており、本年度末資金残高は前年度から97百万円増加し、681百万円となった。※下水道事業会計が令和2年度より公営企業会計に移行しており、全体会計及び連結会計の金額変動要因となっている。
財務書類に関する情報②(2020年度)
1.資産の状況
歳入額対資産比率(年)については、類似団体を上回る結果となった。今後、村税や地方消費税交付金の伸張を見込むが、国庫補助は減のため、当該値は令和元年度並となる見込み。有形固定資産減価償却率については、類似団体を下回る結果となった。これは、規模の大きい軍用地が平成以後に返還されたため、同地内に建設された庁舎等の公共施設や道路等の固定資産が比較的新しいため。
2.資産と負債の比率
純資産比率は、類似団体より高い結果となった。これは、地方債発行額が地方債償還額を上回らないことを基本としているため、負債合計額が他団体と比べ低いことによるもの。これは、将来世代負担比率にも表れている。
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは、令和2年度は、特別定額給付金の支出に伴い行政コスト(補助金等)が大幅に増加があったため、平成28~平成30年水準から大きく増加となった。令和元年度は臨時損失が大きく、令和2年度は臨時損失が発生していない為、令和元年度と比べると減少した。
4.負債の状況
住民一人当たりの負債額は他団体を下回る結果となった。これは、先の「2.資産と負債の比率」と同じ理由によるもの。また、基礎的財政収支についても平成30年度からプラスに転じた。これは大規模事業の完了によるものが主な要因。今後、複数の学校建設等が予定されていることから、地方債発行額を押さえ、複数年での基礎的財政収支のバランスをとるよう努める。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は、類似団体を上回っている。これは、その他(経常収益)で基地関係の財産運用収入が大きいこと、また診療所を有しているため診療収入があることが挙げられるが、令和3年度以降、診療所が指定管理されるため、減少するものと思われる。
類似団体【Ⅴ-2】
七飯町
音更町
幕別町
中標津町
紫波町
矢巾町
大河原町
柴田町
亘理町
利府町
大和町
美里町
東海村
阿見町
壬生町
野木町
吉岡町
玉村町
伊奈町
三芳町
毛呂山町
小川町
宮代町
杉戸町
松伏町
酒々井町
栄町
瑞穂町
葉山町
寒川町
大磯町
二宮町
湯河原町
立山町
津幡町
内灘町
昭和町
富士河口湖町
岐南町
笠松町
函南町
清水町
東郷町
扶桑町
大治町
蟹江町
美浜町
明和町
精華町
島本町
熊取町
猪名川町
播磨町
太子町
三郷町
斑鳩町
田原本町
上牧町
王寺町
広陵町
白浜町
府中町
海田町
熊野町
石井町
北島町
藍住町
三木町
綾川町
松前町
砥部町
いの町
宇美町
篠栗町
志免町
須恵町
新宮町
粕屋町
水巻町
岡垣町
筑前町
福智町
みやき町
長与町
時津町
菊陽町
益城町
日出町
三股町
読谷村
北谷町
中城村
西原町
南風原町
八重瀬町