徳之島町：簡易水道事業（法適用）【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2018年度）

経営の健全性・効率性について

①基準内繰入のみで黒字となっている。今後も黒字を維持できるように努める。②現在欠損金はなく、今後も欠損金が発生しないよう努める。③平成30年度は浄水場の更新事業を行ったが、最終の支払が4月となり、未払金が増加したため減少した。事業費外の流動比率は347％となる。④浄水場の更新事業を行ったため、増加している。⑤料金回収率も100％を上回っている。今後も維持できるよう努める。⑥前年度と比較すると減少しているが、今後は施設更新等により経常費用の増加が見込まれる。⑦配水量の増加により施設利用率が増加している。有収率の改善が急務である。⑧管路の老朽化に伴い有収率が低下している。漏水調査に合わせ、管路の更新も行う必要がある。

老朽化の状況について

①老朽化した浄水場の更新を行っており、前年度より償却率は減少している。今後も継続的に老朽化した施設の更新を行う。②法定耐用年数を経過した管路はないが、有収率が低下し、漏水の修繕では改善されず、早急な管路更新が必要な状況となっている。③浄水場の更新に合わせ管路の更新も随時行って行く。

全体総括

今後は施設の更新に伴い減価償却費等の経常費用の増加が見込まれ、経常収支比率や料金回収率の低下が見込まれる。水道料金の見直し等の財源の確保を行いながら、老朽化した施設や漏水の多い管路の更新などを行い、有収率の向上に努める。

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