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地方公営企業の一覧

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収集されたデータの年度

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指定団体等の指定状況

財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定

人口の推移

産業構造

財政比較分析表(2016年度)

財政力

財政力指数の分析欄

前年度決算から0.01ポイント増加し、0.69となった。これは、平成26年の地方消費税率の引き上げに伴う地方消費税交付金の増加により、平成25年度と平成28年度を比較して基準財政収入額が大きく増加したことが要因である。他団体との比較としては、大阪府平均、類似団体平均を下回っている状況である。法人市民税をはじめとする地方税収入がリーマンショック以前の水準まで回復しておらず、地方消費税交付金を除く税収は減少傾向にあることから、類似団体と比較して脆弱な税収構造にあることが要因である。今後も引き続き企業誘致等を進め、自主財源の確保と財政基盤の強化に努める。

類似団体内順位:48/85

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

前年度決算から1.3ポイント悪化し、99.4%となった。臨時財政対策債が232百万円減少したこと、地方消費税交付金が167百万円減少したこと等により経常一般財源が減少したことが悪化の要因である。全国平均、大阪府平均、類似団体平均を上回る状況が続いている。これは、岸和田市貝塚市清掃施設組合クリーンセンター建設に係る公債費負担が高止まりしていること、扶助費や医療等の社会保障関連経費が年々増加していること等により経常経費充当一般財源が高水準で推移していることが要因である。今後も第二次貝塚新生プランを着実に推進し、業務の効率化等により経常的経費の削減に取り組むとともに、受益者負担の見直し等により特定財源を確保し、硬直化が進む財政構造の改善を図る。

類似団体内順位:73/85

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

前年度決算から2,908円増加し、98,790円となった。中学校給食運営事業が12百万円、妊産婦全戸訪問事業が12百万円、保育所等支援事業が11百万円増加したことによる物件費の増加が主な要因である。他団体との比較としては、引き続き全国平均、大阪府平均、類似団体平均を下回っている。この要因は、ごみ収集業務や小学校給食調理業務等を直営実施していることから、人件費については類似団体平均を7.5%上回っているが、委託料を含めた物件費全体では類似団体平均を-20.7%下回っているためである。普通交付税でトップランナー方式が導入され、国レベルで民間委託が推進されており、将来的に委託料の増加も懸念される。今後も人件費と物件費のバランスを注視し、適切なコスト管理に努め、現在の水準を維持する。

類似団体内順位:36/85

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

平成24年4月1日~平成28年3月31日の間、職務の級及び期間に応じて1.0~7.0%の給料減額を行い、数値抑制に努めた。平成28年度は給料減額を行わなかったが、定年退職者が多かったこと等から数値が1.0%減少した。平成29年度以降も継続して給料減額に取り組む。

類似団体内順位:20/85

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数の分析欄

貝塚新生プラン、第二次貝塚新生プランを推進し、職員抑制に取り組んだ結果、普通会計職員数は平成29年4月1日時点で566名であり、5年前と比較して1名減少した。今後も、第二次貝塚新生プランを推進し、引き続き職員数抑制に取り組む。

類似団体内順位:53/85

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

前年度決算から1.8ポイント減少し、9.4%となった。平成25年度と28年度を比較すると、平成7~8年度に借り換えた減税補てん債の償還が平成26年度に終了したこと、学校や道路に係る地方債の償還が減少したこと等により、元利償還金が445百万円減少したことが要因である。また、岸和田市貝塚市清掃施設組合の地方債の償還に充当した負担金が115百万円、千石荘病院跡地購入等に係る債務負担行為額が81百万円減少したことも要因の一つである。標準財政規模では、地方消費税率の引き上げに伴い標準税収入額が832百万円増加し比率を引き下げた。清掃施設組合の負担金が高水準で推移することや、東山小学校建設に係る地方債の償還等により、今後も各平均を上回る状況が予測されるが、後年度負担の平準化や新規地方債発行の抑制に努め、実質公債費比率の改善を図る。

類似団体内順位:58/85

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

前年度決算から2.2ポイント増加し、65.1%となった。これは、ふるさと寄附の増加によりふるさと応援基金が185百万円増加したものの、公共施設等整備基金が283百万円、財政調整基金が111百万円減少し、さらに市立貝塚病院で大型医療機器を購入したことにより市立貝塚病院医療機器・施設等整備基金が108百万円減少したこと等により、充当可能財源が312百万円減少したことが要因である。また、普通交付税等が増加したことで標準税収入額が147百万円増加したものの、臨時財政対策債発行可能額が232百万円減少したことで標準財政規模が31百万円減少したことも要因の一つである。今後も新規事業については計画段階において内容を十分精査し、事業規模を必要最小限に抑えるとともに、優先順位づけの徹底を図り長期的な視野に立って将来負担の抑制に努める。

類似団体内順位:60/85

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2016年度)

人件費

人件費の分析欄

前年度決算から1.2%増加し、26.9%となった。分子である人件費に係る経常経費充当一般財源において、退職者の増加により退職金が68百万円増加したこと等が主な要因である。一方、分母では、普通交付税が54百万円、地方税が31百万円増加したものの、地方消費税交付金の167百万円の減少を含め経常一般財源が216百万円減少したことで比率を押し上げる結果となった。また、臨時財政対策債が232百万円減少したことも同様に比率上昇の要因となった。ごみ収集業務や小学校給食調理業務を直営実施していることから、全国平均、大阪府平均、類似団体平均を上回る状況が続いているが、引き続き職員給与や人員体制の適正化に努めていく。

類似団体内順位:68/85

物件費

物件費の分析欄

前年度決算から0.3%増加し、14.2%となった。分子である物件費に係る経常経費充当一般財源は対前年度比でほぼ横ばいで推移しているが、分母においては、普通交付税が54百万円、地方税が31百万円増加したものの、地方消費税交付金の167百万円の減少を含め経常一般財源が216百万円減少したことで比率を押し上げる結果となった。また、臨時財政対策債が232百万円減少したことも同様に比率上昇の要因となった。中学校給食運営事業、妊産婦全戸訪問事業、共同浴場管理事業等の経費が増加していることから、大阪府平均を上回る結果となったが、全国平均、類似団体平均は下回っている。今後もコスト削減を図り、引き続き比率の低下に努める。

類似団体内順位:25/85

扶助費

扶助費の分析欄

前年度決算から0.2%増加し、14.3%となった。分子では、市内保育所の認定こども園化が進んだことで、国や府からの負担金が増加し、認定こども園等の扶助費に係る経常経費充当一般財源が減少したものの、分母において、地方消費税交付金の167百万円の減少を含め経常一般財源が216百万円減少したこと、臨時財政対策債が232百万円減少したこと等が比率を押し上げた要因である。大阪府平均は下回るものの、全国平均及び類似団体平均を上回る状況が続いている。今後も、国の少子高齢化対策や障害者自立支援対策の拡大により扶助費の増加が懸念されるが、適正な事務執行に努めることで、比率の上昇抑制を図る。

類似団体内順位:69/85

その他

その他の分析欄

前年度決算から1.4%増加し、18.0%となった。下水道特別会計、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計、後期高齢者事業特別会計への繰出金がそれぞれ増加し、その他経費に係る経常経費充当一般財源が175百万円増加したことに加え、地方消費税交付金の167百万円の減少を含め経常一般財源が216百万円減少し、臨時財政対策債も232百万円減少したことが、比率を押し上げた要因である。今後も、年々深刻化する高齢化により介護保事業特別会計や後期高齢者事業特別会計への繰出金が増加し、引き続き全国平均、大阪府平均、類似団体平均を上回ることが予測される。各会計における収支状況を十分精査し、一般会計負担の抑制に努め比率の低下を図る。

類似団体内順位:75/85

補助費等

補助費等の分析欄

前年度決算から1.4%減少し、13.2%となった。分母においては、地方消費税交付金の167百万円の減少を含め経常一般財源が216百万円減少し、臨時財政対策債も232百万円減少したものの、岸和田市貝塚市清掃施設組合のクリーンセンター建設に伴う公債費の負担金の一部に公共施設等整備基金を358百万円充当したことにより、分子である補助費等に係る経常経費充当一般財源が330百万円減少し、比率を引き下げる結果となった。清掃施設組合の負担金については減少傾向にあるものの、クリーンセンター建設に係る負担は依然として重く、全国平均、大阪府平均、類似団体平均を大きく上回る原因となっている。今後も補助金等の適正な執行に取組み、比率の引き下げに努める。

類似団体内順位:50/85

公債費

公債費の分析欄

前年度決算から0.4%減少し、12.8%となった。臨時財政対策債の元金償還金が97百万円増加したものの、公共用地先行取得等事業債が81百万円、教育・福祉施設等整備事業債が45百万円減少したこと等により、分子である公債費に係る経常経費充当一般財源が134百万円減少した。一方で分母においては、地方消費税交付金の167百万円の減少を含め経常一般財源が216百万円減少し、臨時財政対策債も232百万円減少した。これにより、地方債の新規発行額の抑制や借入利率の低下を背景に平成26年度以降年1%前後で減少していた比率の低下が鈍化する結果となった。各平均を下回っている状況が続いており、今後も地方債の新規発行を最小限に留め、現在の水準を維持する。

類似団体内順位:25/85

公債費以外

公債費以外の分析欄

前年度決算から1.7%増加し、86.6%となった。分子である経常経費充当一般財源は、人件費とその他経費で増加したものの、扶助費、補助費では減少しており、公債費を除くこれらの費目全体では105百万円、率にして0.65%減少した。しかし、その減少幅を上回る形で分母の経常一般財源等が486百万円、率にして2.6%減少し、分母の減少幅が分子の減少幅よりも大きくなったことで、比率が悪化した。全国平均、大阪府平均、類似団体平均を大幅に上回っており、特に類似団体内順位では下位から5位に位置しており、財政の硬直化は極めて深刻な状況にある。今後も、第2次貝塚新生プランを着実に推進し、業務の効率化等により経常経費の削減に取り組み、硬直化が進む財政構造の改善を図る。

類似団体内順位:81/85

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

・歳出決算総額は31,046,688千円で、住民一人当たり349,574円となっている。前年度と比較して3,586円、率にして1.0%増加した。・構成比で最も大きい民生費は、住民一人当たりのコストが164,452円と高く、全体の47.0%を占めており、増加傾向が続いている。平成28年度は前年度決算から3,363円、率にして2.1%増加しており、大阪府平均は下回ったものの、全国平均、類似団体平均を上回る状況が続いている。これは、臨時福祉給付金、民間保育所整備、障害児通所支援、介護訓練、国民健康保険事業特別会計への繰出、保育所支援等に係る経費が増加したことが要因である。また、子ども医療助成や保育所支援等の子育て関連経費の負担が大きく、類似団体平均を上回る要因となっている。・次に構成比が大きい衛生費は、住民一人当たりのコストが43,129円で、全体の12.3%を占める。平成25年度以降ほぼ横ばいで推移しているものの、全国平均、大阪府平均、類似団体平均を上回っている。これは、岸和田市貝塚市清掃施設組合負担金が1,000百万円を超えた水準で推移し、病院事業会計繰出金も900百万円を超えた水準で高止まりしていること等が主な要因である。平成28年度は、市立貝塚病院で大型医療機器(MRI)を購入するために病院経営補助金を110百万円増加したことで、前年度決算から1,774円、率にして4.3%の増加となった。・増加率が大きいのは消防費で、平成28年度の住民一人当たりのコストは前年度決算から3,056円、率にして30.7%増加した。これは、防災行政無線のデジタル化に係る経費が増加したこと、新たに高規格救急車を購入したこと等が要因である。減少率が大きいのは議会費で、平成28年度の住民一人当たりのコストは前年度決算から333円、率にして9.7%減少した。これは、議員の共済組合補給金が減少したことが要因である。また、教育費も減少率が大きく、平成28年度の住民一人当たりのコストは前年度決算から3,887円、率にして11.3%減少した。これは、小・中学校の耐震補強工事が平成27年度に完了したことが要因である。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

・歳出決算総額は31,046,688千円で、住民一人当たり349,574円となっている。前年度と比較して3,586円、率にして1.0%増加した。・構成比で最も大きい扶助費は、住民一人当たりのコストが111,230円と高く、全体の31.8%を占めており、増加傾向が続いている。平成28年度は前年度決算から3,182円、率にして2.9%増加しており、大阪府平均は下回ったものの、全国平均や類似団体平均を大きく上回る状況が続いている。これは、臨時福祉給付金、保育所支援、障害児通所支援、介護訓練等に係る経費が増加したことが要因である。また、本市が単独で実施している子ども医療助成や保育所支援等子育て関連経費の負担が大きく、類似団体平均を上回る要因となっている。・次に構成比が大きい人件費は、住民一人当たりのコストが62,029円で、全体の17.7%を占める。貝塚新生プランに基づき平成24年度から実施している給与水準の適正化及び各種手当の見直し並びに職員給のカットにより、平成24年度以降60,000円前後で推移してきたが、平成28年度は退職者が多かったことで退職手当が増加し、前年度決算から1,798円、率にして3.0%の増加となった。全国平均は下回ったものの、ごみ収集業務や小学校給食業務を直営実施していることから、大阪府平均、類似団体平均を引き続き上回っている。今後も第二次貝塚新生プランを推進し、人件費の抑制と最適化に努める。・増加率が大きいのは物件費で、平成28年度の住民一人当たりのコストは前年度決算から2,615円、率にして7.0%増加した。これは、マイナンバーに関連するシステムのセキュリティの強化、老朽化した橋梁の改良、せんごくの杜への教育機関の誘致、共同浴場の管理委託、妊産婦全戸訪問等に係る経費が増加したことが要因である。減少率が大きいのは普通建設事業費(うち更新整備)で、平成28年度の住民一人当たりのコストは前年度決算から4,727円、率にして32.6%減少した。これは、小・中学校の耐震補強工事が平成27年度に完了したことが要因である。

実質収支比率等に係る経年分析(2016年度)

分析欄

財政調整基金については、前年度実質収支額の2分の1以上を継続的に積み立てており、平成28年度決算においても39百万円を積み立てた。一方、平成28年度決算においては、地方消費税交付金と臨時財政対策債の減少により収入が悪化したことから、実質収支の赤字を回避するために、財政調整基金を150百万円取り崩した。同基金の取崩しは平成22年度以来6年ぶりである。これにより実質収支は68百万の黒字を維持したが、同基金の取崩しにより、実質単年度収支は120百万円の赤字となった。同基金については、平成27年度に地方消費税交付金の増加を受け199百万積み立てたことで標準財政規模比7.65%となり、平成26年度と比較して大幅に増加した。これにより、平成28年度は150百万円取り崩したものの、標準財政規模比7.05%となり、平成26年度以前より高い水準を維持している。しかし、今後も持続可能な黒字を維持するためには十分な水準とは言えず、継続的な積み立てに努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2016年度)

分析欄

平成28年度決算においては、全ての会計で黒字となっており、赤字額は発生していない。全会計で剰余金は2,786百万円となっているが、この大部分は水道事業会計が占めており、平成28年度の水道事業会計の剰余金は2,084百万円であった。今後、水道事業会計では、津田浄水場の浄水処理施設更新事業に伴い減価償却費が増加し、収益が圧迫されることが見込まれることから、その他の会計を含め全会計で資金不足が発生しないように努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2016年度)

分析欄

元利償還金については、近年の投資事業の抑制により減少傾向が続いている。公営企業債の元利償還金に対する繰入金は、平成26年度に下水道資本費平準化債の発行額を増額したことにより減少し、平成27年度も発行額が前年度と同額であったため、ほぼ横ばいで推移した。平成28年度も下水道資本費平準化債の発行は同額であったものの、使用料収入が減少したため下水道事業の繰入金全体が増加したことにより、公営企業債の元利償還金に対する繰入金は増加した。組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金は、岸和田市貝塚市清掃施設組合において、翌年度繰越金を圧縮したことで、平成27年度に減少した。平成28年度は清掃施設組合の充当一般財源に占める公債費の割合が増加したため、組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金は増加した。算入公債費等は、臨時財政対策債の公債費算入が増加し続けていることから、平成28年度も増加した。今後も投資事業を抑制し、元利償還金の極端な増加が生じないように努める。

分析欄:減債基金

将来負担比率(分子)の構造(2016年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債の現在高は、平成25年度まで減少傾向にあったものの、小・中学校の耐震補強等に係る投資事業の増加もあり、平成26・27年度にかけて増加した。平成28年度は臨時財政対策債の減少もあって再び減少に転じている。平成28年度においては、公営企業債等繰入見込額は、病院事業会計の地方債現在高が減少したことにより減少した。組合等負担等見込額も、岸和田市貝塚市清掃施設組合の新工場建設に係る地方債残高が減少したことにより減少した。退職手当負担見込額も職員数の減少や職員給のカットに伴い減少している。充当可能基金は、平成28年度においてはふるさと寄附の増加によりふるさと応援基金が増加したものの、公共施設等整備基金、財政調整基金を取崩し、さらに市立貝塚病院で大型医療機器を購入するために市立貝塚病院医療機器・施設等整備基金を取崩したことで減少した。充当可能特定歳入は、都市計画事業に係る地方債の元金償還金等が増加したことで、都市計画事業総額に占める都市計画税の充当割合が低下したことにより、昨年に引き続き減少した。このように、充当可能財源が大きく減少したことで、将来負担比率の分子が増加する結果となった。近年の投資事業の抑制により、地方債残高は今後減少傾向で推移する見込みであるが、国レベルでの財源不足から臨時財政対策債発行額の増加も懸念される。今後も事業規模を必要最小限に抑えつつ、優先順位付けを徹底する等、長期的な視野にたって将来負担額の抑制に努める。

基金残高に係る経年分析(2015年度)

基金残高合計

基金全体

財政調整基金

財政調整基金

減債基金

減債基金

その他特定目的基金

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2015年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

類似団体内順位:'NULL'

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

類似団体内順位:'NULL'

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

類似団体と比較すると将来負担比率、実質公債費比率ともに高い水準にある。これは、将来負担比率については、下水道特別会計の下水道整備事業公債費残高に対する公営企業債等繰入見込額や、岸和田市貝塚市清掃施設組合の清掃施設建設公債費残高に対する組合負担見込額が大きいことが要因である。実質公債費比率についても同様に、これらの他会計に対する繰入金や組合に対する負担金が類似団体と比較して大きいことが要因である。一方で、傾向としては将来負担比率、実質公債費比率ともに平成23年度以降低下が続いている。これは、岸和田市貝塚市清掃施設組合や病院事業会計の公債費残高が着実に減少していることや、下水道事業会計において資本費平準化債を発行したことで、一般会計からの繰入金が減少したこと等が主な要因である。将来負担比率が低下傾向にあるため、実質公債費比率についても今後低下傾向が続くと想定される。

施設類型別ストック情報分析表①(2015年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

施設類型別ストック情報分析表②(2015年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

財務書類に関する情報①(2014年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

財務書類に関する情報②(2013年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況


類似団体【Ⅱ-3】

室蘭市 千歳市 恵庭市 北広島市 石狩市 むつ市 滝沢市 塩竈市 名取市 多賀城市 富谷市 龍ケ崎市 牛久市 守谷市 日光市 下野市 飯能市 志木市 桶川市 北本市 蓮田市 日高市 吉川市 白岡市 茂原市 四街道市 印西市 白井市 国立市 福生市 東大和市 清瀬市 稲城市 あきる野市 逗子市 射水市 七尾市 野々市市 敦賀市 甲斐市 伊東市 御殿場市 尾張旭市 日進市 長久手市 舞鶴市 亀岡市 城陽市 向日市 長岡京市 京田辺市 木津川市 泉大津市 貝塚市 摂津市 高石市 藤井寺市 泉南市 四條畷市 交野市 大阪狭山市 阪南市 芦屋市 豊岡市 大和高田市 大和郡山市 天理市 桜井市 香芝市 橋本市 岩出市 浜田市 小郡市 大野城市 宗像市 太宰府市 古賀市 福津市 鳥栖市 大村市 荒尾市 合志市 姶良市 糸満市