箱根町:簡易水道事業(法適用)

地方公共団体

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2016年度)

経営の健全性・効率性について

経常収支比率100%以上、累積欠損金比率0%、流動比率100%以上であり、企業債残高対給水収益比率も類似団体内で平均的な水準、料金回収率は100%を超える水準となっています。現時点の指標からは比較的健全な経営といえますが、平成27年度には大涌谷の火山活動の影響により観光客が減少し、料金収入が約8%減少しましたが、火山活動が落ち着き、観光客数も回復してきていることから、27年度に類似団体平均をを下回った経常収支比率も、火山活動前の水準まで回復しました。決算状況を経年比較すると、流動比率の減少傾向が見られ、施設利用率が低いことから、給水量に対して維持管理費の負担が類似団体より多く、今後も長期間にわたって健全な経営を維持していくことは難しいと予想されます。本町は温泉観光地であり、住民の他に季節変動の大きな観光施設の最大需要に対応する必要があるため、通年での施設利用率は低くなっています。また、景気の低迷期に寮・保養所等の宿泊施設数が減少していること、施設の設備更新に伴う節水化が進んでいることなどから、有収水量は10年前と比較して20%以上減少しています。

老朽化の状況について

管路更新率が平均より低く、近年の管路更新が十分進んでいない状況となっています。系統ごとに配水量を監視し、特異な傾向が見られる地区では漏水調査を行い、優先的に修繕を行っていますが、技術職員の数も限られており、施設の老朽化に対して必要な更新が進んでいません。中長期の経営計画を精査し、計画的な更新を推進していく必要があります。

全体総括

料金回収率は100%を超えているものの、管路の経年化が進んでいるため、現状を踏まえ、更新計画の精査、漏水対策等による維持管理費削減を進めます。近年の管路更新が十分進んでいない状況となっていますので、技術者の確保など中長期にわたる更新に必要なを計画を精査する必要があります。また、消費税の転嫁を除いては平成13年度以降料金改定を行っていませんが、料金収入見直しの必要性については、今後の需要予測とともに設備の更新計画と合わせて慎重に検討していきます。

類似団体【A8】

夕張市 三笠市 松前町 長万部町 江差町 由仁町 鷹栖町 東神楽町 当麻町 美瑛町 上富良野町 羽幌町 枝幸町 湧別町 洞爺湖町 むかわ町 新得町 清水町 大樹町 広尾町 池田町 本別町 足寄町 厚岸町 弟子屈町 白糠町 羅臼町 月新水道企業団 鰺ヶ沢町 深浦町 田舎館村 東北町 大間町 東通村 田子町 岩手町 平泉町 軽米町 九戸村 洋野町 川崎町 大郷町 大衡村 色麻町 女川町 北秋田市 五城目町 八郎潟町 井川町 朝日町 大江町 金山町 真室川町 飯豊町 国見町 大玉村 天栄村 南会津町 泉崎村 矢祭町 塙町 石川町 玉川村 浅川町 小野町 河内町 五霞町 塩谷町 那珂川町 下仁田町 草津町 東吾妻町 山武市 神崎町 大多喜町 御宿町 鋸南町 大島町 八丈町 中井町 松田町 箱根町 真鶴町 弥彦村 湯沢町 穴水町 美浜町 若狭町 市川三郷町 千曲市 御代田町 立科町 原村 飯島町 宮田村 木曽町 山形村 池田町 松川村 白馬村 高山村 信濃町 下呂市 関ケ原町 輪之内町 坂祝町 富加町 八百津町 河津町 南伊豆町 松崎町 西伊豆町 清須市 木曽岬町 南伊勢町 御浜町 甲良町 多賀町 井手町 宇治田原町 与謝野町 田尻町 千早赤阪村 養父市 安堵町 川西町 三宅町 高取町 明日香村 美浜町 日高町 由良町 みなべ町 隠岐の島町 和気町 鏡野町 奈義町 世羅町 海陽町 つるぎ町 東みよし町 琴平町 上島町 伊方町 鬼北町 四万十町 久山町 小竹町 香春町 添田町 糸田町 大任町 みやこ町 吉富町 玄海町 大町町 江北町 壱岐市 西海市 南島原市 小国町 甲佐町 多良木町 あさぎり町 竹田市 玖珠町 高原町 綾町 都農町 高千穂町 一ツ瀬川営農飲雑用水広域水道企業団 湧水町 中種子町 瀬戸内町 徳之島町 和泊町 知名町 与論町 宜野座村 久米島町